月経は病気ではないのだと理解することができました

こんにちは、ウォーターエイドジャパンの立花です。

 

黄色いサリーを着ているのが、37歳のキランさんです。娘のターニャさん(右)、モニカさん(左)、チャムミタちゃんとともに、カメラに笑顔を向けてくれました。

Photo credit: WaterAid/Prashanth Vishwanathan

 

「2年前まで、月経中に他の人に触れてはいけないと信じていました。水や食べ物を用意することも許されていなかったので、誰かが持ってきてくれるのを待つ必要がありました。」とキランさんは話します。

 

「月経が不純でも不健康でもないと知ったあと、月経中に他人に触れたり、台所に入ったりしてみましたが、何も起こりませんでした。月経は病気ではないのだと理解することができました。」

 

「月経中に布を利用することも問題だということも学びました。なぜなら私たちの家には十分なスペースがないため、干したり日光に当てたりすることができず、とても不衛生なのです。」

 

月経について話すことがタブーとされている文化では、月経について疑問に思うことも、誰とも共有することができない場合が多いのです。

 

苦しんでいる女性たちには、月経は自然なもので、決して病気でも不浄なものでもないということをきちんと学べる場が必要です。