空に飛んで行った風船はどうなるの?


疑問を持たれる方は多いと思います。
また、環境破壊や野生生物への影響を危惧する方もいらっしゃることでしょう。


そこで、空へ飛んで行った風船がどうなるのか、この場を借りてご案内したいと思います。

 


空に飛ばした風船は、上空約8000メートルまで上昇していきます。

 

上昇中、風船のゴム膜は強い紫外線と酸化作用により急速に劣化します。
周囲の気圧も下がりますので、まるで飛行機の中のポテトチップスの袋ように、パンパンに膨張します。

 

そして上空8000メートルに達したころ、気温はおよそマイナス40℃になっています。とうとう膨張にも耐え切れなくなった風船は、凍結・破裂しスパゲッティ状となって拡散しながら地上に落ちてくることが分かっています。

 

またゴム風船は、天然ゴムから作られています。そのため、土に戻ります。

たとえ上記の例のように破裂するのではなく、ガス漏れという形で落下した場合でも、樫の葉が土に戻るのと同程度のスピードでバクテリアによって分解され自然に戻っていきます

 

もちろん、野生生物が風船の断片を食べてしまうこと自体、絶対にありえないと言い切ることはできません。ただし、もし間違って食べたとしてもそのまま排出され無害であるという事が分かっています。

 

 

【バルーンリリース=環境破壊はない】ではないのです。

 

 

しかし、そんなバルーンリリースにも絶対に守らないといけないルールが2つあります。それは、「飛ばす風船がアルミ製やプラスチック製ではない、ゴム風船であること」です。そして持ち手のリボンも「プラスチック製ではなく、水に溶ける水溶性の紙紐」を使用すること。

 

 

どんなことでも正しい知識を持って行うことが大切です。

 

◆風船は天然ゴムから作られたものを使う
◆風船を結ぶひもは水溶性の紙紐を使う

 

この2点を、バルーンのプロとして、ガイドラインに則って安全に実行することをここにお約束します。


引用:日本バルーン協会 「ゴム風船についての研究と報告」

新着情報一覧へ