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現状、講演活動や連載活動は続けていますが、このタイミングで公開できる新着情報というものがないため、これまでの我々の活動がわかるようなものをアップしていきたいと思います。今回は子どもたちの居場所についてです。

 

 

私たちに寄せられる多くは母親からの相談ですが、子どもたちからの相談もあります。電話をもらい、今から自殺するという子どもの言葉に、その子の家まで駆けつけたこともありました。その時はLINEを交換して、友だちになりました。電話してきた子どもと、趣味の話で盛り上がり、その電話だけで子どもが元気になった事もあります。

 

子どもたちにとって、いじめられているということはとてもみじめな悲しいことです。大人であれば犯罪被害者なのですが、子どもになると「いじめ」という、大人たちにとって実に都合のよい言葉によって、まるで弱いものであるかののように扱われてしまう。(私たちは「いじめ」という言葉を便宜的に使っています。また、弱いと言われている人間を否定もしません)

 

ある子どもは、親に心配をかけないため、誰にも言わず、じっと我慢していじめが通り過ぎるのを待っています。また、ある子どもは、相談した学校からも担任からも放置され、教室でひとり耐えています。親に相談したところ、いじめに対してやり返してこいなどと言われ、家庭にさえ逃げ場所がなくなってしまった子どももいます。いじめられた子どもたちは孤独を感じています。誰かがついてくれていることを感じられるだけでも救われるのです。

 

会議の席上、ある方から、「子どもは嘘をつくことがあるが、そのすべてにつきあう必要があるのか(意訳)」と同意を求められたことがあります。この方はいじめ予防に取り組んでいるNPOの方でした。衝撃的な発言ではありますが、程度の差こそあれ、無意識にこのような態度で子どもに接する大人が多いことも事実です。

子どもからのいじめの告白には、いじめがあったという前提で対応することが必用です。なぜなら、子どもがいじめの告白をするときは、精神的にかなり追い詰められていて、取り返しのつかない事態を招いてしまう可能性があるからです。

 

 

 

子どもは大人に比べて広い世界を知りません。学校が世界の全てと言っても過言ではありません。大人であれば簡単に切り替えられることであっても、子どもにとっては、永遠に続く逃げ場のない出来事に感じられる場合が多いのです。

 

今、いじめられた子どもたちは居場所をなくしています。

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