プロジェクト概要

 

障がいのある方が自立し、社会参加への第一歩を踏み出せるように。「自立のための住まい」をつくりたい!​

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。NPO法人「夢んぼ」理事長の菊池利哉と申します。これまで15年に渡り、障がいのある子どもたちとその家族を支援したいという思いで、地域のさまざまなニーズに対して「無いなら作ればよい」と、無我夢中で走り続けてきました。

 

ガーデニングなどに使用するタマリュウの植え作業風景です

 

このたびは、未就学の子どもから成人以上まで、ライフステージに合った「自立のためのサポート」を行う多機能・複合型施設「ライフステーション夢んぼ」を新しく建設するため、プロジェクトを立ち上げました。

 

真剣に「自立支援」と向き合っていくためには、やはり住まいが必要です。今回作る施設の1階では就労訓練や余暇活動による「働く・生活」への自立を目指し、2階では共同生活を通して「暮らし」への自立を目指していきます。

 

施設の建設には、数千万円もの費用が必要ですが、今回はその一部をみなさまにご支援いただき、このような活動を知っていただくきっかけになればと考えております。障がいのある人たちが社会に参加できる「自立のための住まい」に、ご協力をいただけませんでしょうか。

 

NPO法人「夢んぼ」紹介ビデオです。

 

 

長男に障がいがあると知って初めて、気づいた福祉の現実。「私たちがいなくなったら、この子はどう生活していくのか?」​

 

私は昔から、社会福祉協議会でホームヘルパーとして働いていました。しかし、恥ずかしい話ですが、当時は困っている人の相談を受けても、機械的に事務的に仕事をしているだけでした。

 

転機となったのは、長男の誕生です。生まれてから3ヶ月で長男の足に違和感を覚えて病院にいったところ、医師から告げられたのは「この子は一生笑わない。一生寝たきり」という言葉でした。実際その後、障がい児とその家族が直面する現実は、想像以上に厳しいものでした。

 

それから15年、ひたすら「障がいのある人たちと家族のために何ができるのか」を考え続け、また地域の方の声を聞きながら、「障がい児の学童保育」をはじめ、10を超える事業をつくってきました。

 

刺繍作業、ラスクのシール貼り作業風景です

 

近年に力を入れているのは、緊急対応です。

 

「突然、家族が入院してしまい、障がいのある子どもが家で一人ぼっちになってしまう。どうすればいいの?」

 

障がいのある方がご家族にいらっしゃる場合、24時間365日、休む間もなくこのような心配をしなくてはなりません。しかし、緊急時に預かってくれる場所はなく、国の制度であるショートステイも、24時間以上後の利用しかできません。

 

そこで「夢んぼ」では、一時預かりをしてから→ショートステイに繋げる、という流れをつくりました。2017年12月からは受け入れるスペースも倍増します。

 

しかし、障がい者の人生を守り、さらにその先の、障がいのある人たち一人ひとりの「居場所」と「出番」をつくるには、まだまだ足りないことばかりだと痛感しています。実際、「現状」だけに目を向けているわけにはいかないのです。「私たちがいなくなったら、この子はどう生活していくのか。将来が不安で仕方がない」。

 

障がいのある方の両親や家族が亡くなられた後のことも、真剣に考える必要があります。そこでたどり着いた答えが、障がい者が自立するための「住まい」をつくることでした。

 

紙袋作り作業、機械調整の作業風景です

 

 

障がいのある方々の心の支えとなり、社会に参加するための足掛かりとなる「自立のための住まい」。

 

「ライフステーション夢んぼ」は5つの多機能・複合型施設で、暮らしに必要なことをトータルサポートする場として運営します。

 

就労訓練の場と住まいが近いことで、仕事や生活についてトータルにサポートすることができます。例えば、朝は「おはよう」「仕事に行ってきます」と声を掛け合い、夜は「お帰り」「帰りました」「仕事の悩みを聞いてほしい」といったように、単なる住まいではなく、まるで家族のように自分の存在を認めてもらえて、支え合い、助け合える。そんな「居場所」をつくりたいと考えています。

 

福祉ホーム事業

障がい者の日常生活に必要な居室・設備を提供し、暮らしの自立の支えになる。

 

緊急利用支援事業

障がい者が家族の入院などで一時的に一人になってしまった場合の緊急対応をする。

 

福祉住環境コーディネート事業

住まいに関する困り事を解決し、安心安全をサポートする。

 

日中一時支援事業

創造的活動や生産活動の機会を提供し、就労に向けた訓練を通して自立と生きがいを促し、調理、外出、買い物などの余暇活動や生活力を高める自立活動を行う。

 

成年後見制度利用支援事業

財産管理、身上監護を行い、本人の判断能力の援助・保護を行う。

 

 

■「ライフステーション夢んぼ」

・敷地面積:513㎡

・建物:2階建て、居室は1階4部屋、2階5部屋

・受け入れ可能人数:20名〜25名

・設備:1階は利用者の預かりスペース、各事業の事務機能、トレーニングマシンなど、2階は福祉ホームの居住スペース

・オープン予定日:2018年4月1日(早ければ3月下旬頃)

 

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「ライフステーション夢んぼ」完成イメージです

 

 

学校を卒業した後の人生はとても長いもの。だからこそ、障がいのある方々の「居場所」と「出番」をつくるための支えが必要なのです。​

 

障がいのある子どもをお持ちの保護者は、学校という保障がなくなったらどうしたらいいのかと、真剣に我が子の将来を思い悩んでいます。この気持ちに、私たちも真摯に向き合い、寄り添っていかなければならないと考えています。

 

どんな障害があろうと、障がいのある方たちみんなが生き生きと過ごせる場所、働ける場所をつくる。これは、障がいのある子どもの親である私の夢であり、福祉に携わるものとしては当たり前の目標です。

 

部品の組付け作業風景です

 

NPO法人夢んぼでは、民間企業との協業により「福祉工場」からの脱却という今までにない新しい仕組みをつくりました。障がいのある方たちは低工賃で雇われることが多く、将来は見えません。そこで、工賃ではなく給与を支払い、福祉のお世話になる人から社会の一員になってもらい、「脱福祉」を実現するのです。

 

今の社会では障がいのある方々は、誰にも頼らず生活して自立することは、とても大変なことです。しかし、「ライフステーション夢んぼ」で適切なサポートを受けることができれば、自立することは夢ではありません。

 

障がいのある人たちの「居場所」と「出番」をつくるために、新しい「ライフステーション夢んぼ」の建設資金へのご協力を、ぜひよろしくお願いいたします。

 

絶縁紙の紙巻き作業風景です

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