プロジェクト終了のご報告
9月23日、例祭とあわせて屋根修理竣工祭をとりおこないました。
拝殿屋根を無事修復できましたのは、ひとえに全国の皆様からお寄せいただいたご支援のたまものです。本当に感謝しきれません。ご支援いただいたお一人お一人に厚くお礼申し上げます。
8カ月前、大枝が載った拝殿屋根を呆然と見つめ、すぐに必ず修復する!と決意したものの、じゃあ資金はどうする?と悩んでしまいました。
金策に駆けずり回りましたが、宗教法人というだけでみなうまくいかず、悩んでいる時にクラウドファンディングを知り、これしかないと思い、まずクラウドファンディングとはどのようなものなのか、というところから調べ始めました。初めての経験なのですべて手探りの状態でしたが、地区内の皆様、市役所関係者の皆様、東京村山会の皆様、そしてこのプロジェクトにご賛同いただきご支援をしてくださった全国のみなさま、そしてキュレーター宮田さんのおかげさまで、無事拝殿屋根の修復を完了することができました。皆様に厚くお礼申し上げます。
皆さまからご支援頂いた資金は、全額拝殿屋根修理費用160万4900円(確定)のために使用させて頂きました。ありがたいことにクラウドファンディング終了後にもご寄付をお寄せくださった方々も何人かいらっしゃいますので、神社からも予算を支出して樹木整理作業まで何とかまかなえそうな状況です。10月に入りましたら、業者さんと綿密に打合せを行い、今後数十年間は参拝される方が安全にお参りできますように、神社周辺の危険な樹木を取り除く作業を行います。
なお、ありがたいことに今でも週にお一人くらい、ご寄付をお寄せいただく方がおいでになるような状況です。そのため希望される方々のご芳名のご神前への報告は、樹木伐採作業の竣工祭においてさせていただきます。必ずご報告申し上げますので、恐れ入りますが今しばらくお待ちください。
今日からリターンの送付作業に入りました。氏子総代さんたちに協力してもらい順次郵送で発送してまいりますが、初めての経験で不慣れな作業のため手間取っております。恐れ入りますが到着までお時間をいただければ幸いです。
今回のプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、屋根の修理で中断しておりました、戦後荒廃した神社の整備作業は引続き行ってまいります。具体的には参拝者用道路と駐車場の整備、神社周辺の水路整備、そして長年の懸案だった社務所の再建を進めてまいります。また、令和5年には10年に一度の大祭も予定されております。これらの事業を一度に進めることはできません。一歩一歩少しずつ進めてまいります。今後機会がありましたらまたプロジェクトを立ち上げることもあるかと思いますので、またのご支援を切にお願い申し上げる次第です。
最後になりますが、田舎の小さな神社であるにもかかわらず、たくさんの方々からご支援と暖かい応援のコメントをいただき感激しております。本当にありがとうございました。皆様に神様のご加護がありますようにお祈り申し上げ、終了報告とさせていただきます。この度はまことにありがとうございました。