大村先生記念講演その３

昨年９月１６日、８８歳の大村先生はホテルニューオオタニ東京・鶴の間に１６００名、そしてオンライン２００名の総勢１８００名の聴衆を前に、感動の講演をされています。

『致知』創刊４５周年記念式典の講師の一人として、「私の人生を支えた言葉」の演題で85分間の熱弁を振るわれました。”約千八百名の聴衆を感動の渦に巻き込んだ珠玉の講演”としてその時の映像がDVDとして市販され、また活字として「致知創刊45周年特別記念号」として出版されました。
～北里大学特別栄誉教授大村智氏

　「先人の跡を求めず、先人の求めたるところを求め、研究人生を歩んできました」と話され、さらには「北里先生の追求された実学の思想、予防医学の大切さを、自分自身の研究生活を通じて追求してまいりました。」と語られています。～
１月28日の待望の伊東での講演会の演題に通じるものがあります。

大村先生の北里柴三郎博士への思慕の念、そして恩師により導かれた伊東川奈の土壌でじっと発見されるのを待っていた微生物・細菌であるエバーメクチン。この三者の不思議な奇蹟とも言える邂逅・めぐり逢い。伊東での運命のふれあいが世のため人のため生きとし生きるもののために大きな恵みをもたらし、ノーベル賞へと繋がっていったのです。世界の誇る伊東の風土・風光ではないでしょうか！1月28日の大村先生の講演が楽しみです！