北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい

北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい 5枚目
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい 2枚目
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい 3枚目
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい 4枚目
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい 5枚目
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい 2枚目
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい 3枚目
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい 4枚目
北里柴三郎博士が功績を残した伊東の地に顕彰モニュメントを建立したい 5枚目

支援総額

2,652,000

目標金額 2,500,000円

支援者
64人
募集終了日
2023年2月28日

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2024年01月19日 12:04

医道論~柴三郎の終生の誓い~

 柴三郎は明治10年(1877)頃から同盟社という学生結社を組織して同志と共に演説に熱弁をふるっていた時期がある。明治11年4月に書かれた演説草稿が「医道論」として残っている。東大医学部に入学し4年、25歳となった柴三郎はこの後4年の研鑽を経て医学の道に進むのである。まさしくこの草稿は柴三郎のその後の人生を予防医学と公衆衛生のその普及に人生をささげることとなった”誓いのことば”でもある。

 今回の【顕彰碑】にはその「医道論」という柴三郎直筆の題字と大村智先生のその要約のことば、
『人民に摂生保健の道を説いて病を未然に防ぐことが医の本道である』が刻まれる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「医道論」の全文が読みたいと資料を探したが時間不足、とりあえず以下を参考に記しておこう。

1)北里柴三郎―伝染病の征圧は私の使命ー

  学校法人北里研究所 北里柴三郎記念室 2012年11月5日発行

  (写真より書き写す)

  古人云医ハ仁ノ術也又云大医ハ國ヲ治スト善哉此言ト」夫レ医ノ真道ハ天下ノ蒼生・・・・

 

 

1)-2 同上 全文

 

「昔の人は、医は仁の術、また、大医は国を治すとは善いことをいう。医の真の在り方は、大衆に健康を保たせ安心して職に就かせて国を豊に強く発展させる事にある。人が養生法を知らないと身体を健康に保てず、健康でないと生活を満たせる訳がない。―人民に健康法を説いて身体の大切さを知らせ、病を未然に防ぐのが医道の基本である。」

「ところが、医者という地位にいて勉強せず、ただ自身の生計を目当てに病気を治すことだけで満足し、もっぱら権力者や金持ちを相手に、目先のことだけに走って基本を大切にしない。今の医者は病気を治すことだけに勤め、はなはだしきは自分の栄華だけを祈る。そうなると、病気が減るより、むしろ増えるのを欲するようになり、仁術どころか医道の賊である。ある人が、お前の言うようにすると医者は皆、研究を怠るようになると言うが、それは未だ私の意を解していない。病気を未然に防ぐためには、病気の原因と治療、つまり、医術を徹底的に理解しないと達成できない。真の医を施すには医術の十分な研究が必要である。医学を志す者は理論技術とも甲乙なく徹底的に研究する必要がある。」

「日本では昔から医学は賎学と見なされ、大志を抱く者は決して医学を志向しない。医学を賎業と見るのは、医道が衰退したためで、医者自身が為した天罰である。医者が自分の栄華だけを祈り、権力者や富豪に迎合することばかりを考えたため、識者から軽蔑され、だから大志を抱く者は医業を嫌って遠ざける。従って医学は発展せず、人民もその任務の重要性を知らない。これが医学が衰退し、真の医道を探求できない原因で、実に悲嘆の至りだ。―だから、今から医学に入る者は、大いに奮発勉励し、この悪弊を捨て、医道の真意を理解せねばならない。」

「今の学生の風潮をよく見ると、その意志は軽薄で、贅沢に走り、うわべを飾るだけで満足している。医学生の全部が金持ちの子ではなく、東大生もその半数は人民の血税を学資としている。人民は日夜辛苦して一日も休む暇なく困窮の中で納税した金なのに、それを無駄遣いして知らぬ顔をし、自分の実力で学問が進歩するのだから国が資金を与えるのと思い違いをしているなら、とんでもないことである。―このような者が就職すると、栄華を求め、更には病気を未然に防ぐより増えるのを欲するようになれば、人民や国に対しても面目ない。―自分に同感の有志は一緒に憤慨し、この悪弊を今や洗い去ろうではないか」

「人民の保健の方法を教えるのは警察の職務と思い誤り、例えば、昨年のコレラ流行時に、国が尽力して隔離病院を設け、入院治療をしようとすれば、人民は怒って入院を嫌う。それは体の大切さを知らさず、養生の必要性を教えていないからだ。-東京は委員の勉強と熱意で蔓延を防げたが、他の諸県の報道では、あの惨事で多くの死者が出ている。この過ちは医者の責任に他ならない。―医者が真心込めて大衆を誘導すれば国に大きな利益と隆盛を与えることになる。国が人民にやる気を起こさせなければ、決して真の文明開化とは言えない。医業とはなんと大きな仕事だろうか。決して賎業などではありえない。」

 

 

2)上山明博著『北里柴三郎~感染症と闘いつづけた男~』青土社2021/9/30発行

 

医道論

出典:https://www.fsight.jp/articles/-/48501

北里柴三郎の「医道論」に学べ──令和日本の新型コロナ対策に足りないもの

              執筆者:上山明博 20211226

北里の原点『医道論』

北里は郷里熊本で弟妹などの親近者が流行り病で次々に死んでいくのを見て、1人でも多くの命を救いたいと願い、医師になるために東京医学校(現在の東京大学医学部)に進学する。そして在学中、北里は医学を志した心情を『医道論』と題する論稿に書き残している。 北里の医道論を要約すると、「国の基本は国民の健康にあり、医学の基本は人びとが健康を保てるように性命を病気から守り、病気を未然に防ぐ」ことにある。以下に、『医道論』の一節を抜粋する。

「医の真の在り方は、大衆に健康を保たせ安心して職に就かせて国を豊かに強く発展させる事にある。人が養生法を知らないと身体を健康に保てず、健康でないと生活に満たせる訳がない。人民に健康法を説いて身体の大切さを知らせ、性命を病気から守り、病気を未然に防ぐのが医道の基本である。」(『医道論』北里柴三郎 述、明治11年)

 青年時代に医学を志した北里の正義感にあふれたその想いは、『医道論』として結実し、その精神は北里のその後の人生を貫く信条となった。そして、国民の健康と性命を守るために、ときには自身の性命を賭して研究に心血を注ぎ、生涯を通して感染症と闘いつづけたのだった。

 

 

また上山氏は次の要にも書いている。

 

北里の演説の自筆原稿「医道論」が、港区白金の北里研究 所北里柴三郎記念室に残されています。北里はこう語りま す。「国の基本は国民の健康にあり、医学の基本は、人びと が健康を保てるように生命を病気から守り、病気を未然に防ぐ」ことにある。また、「今日の東京大学の医学 生の半数は国民の血税を学資としている。税金は国民が一日も休む暇なく苦しい生活の中で納税した金であ る。その血税を無駄遣いし、自分の実力で学問が進歩するのだから国が資金を出すのは当然だと勘違いをして いるのなら、とんでもないことである。このような卒業生が大学や病院に就職すると、栄華を求め、さらに医 学を志す者がいなくなる。今から医学をめざすものは、医学の基本に立ち返らなければならない」。そこに は、医学を志す北里の若い正義感と、その後の生涯を貫いた高潔な信念が何よりも雄弁に述べられています。 旧東京医学校本館(小石川植物園内)提供東京大学総合研究博物館 東京大学医学部全景 提供東京大学総合研究博

 

 

著作本にはこう書いてある。

漢文調の原文の概説を以下筆録する

 

「昔の人は、医は仁の術、また、大医は国を治すとは善いことをいう。医の真の在り方は、大衆に健康を保たせ安心して職に就かせて国を豊に強く発展させる事にある。人が養生法を知らないと身体を健康に保てず、健康でないと生活を満たせる訳がない。―人民に健康法を説いて身体の大切さを知らせ、病を未然に防ぐのが医道の基本である。」

「ところが、医者という地位にいて勉強せず、ただ自身の生計を目当てに病気を治すことだけで満足し、もっぱら権力者や金持ちを相手に、目先のことだけに走って基本を大切にしない。今の医者は病気を治すことだけに勤め、はなはだしきは自分の栄華だけを祈る。そうなると、病気が減るより、むしろ増えるのを欲するようになり、仁術どころか医道の賊である。ある人が、お前の言うようにすると医者は皆、研究を怠るようになると言うが、それは未だ私の意を解していない。病気を未然に防ぐためには、病気の原因と治療、つまり、医術を徹底的に理解しないと達成できない。真の医を施すには医術の十分な研究が必要である。医学を志す者は理論技術とも甲乙なく徹底的に研究する必要がある。」

「日本では昔から医学は賎学と見なされ、大志を抱く者は決して医学を志向しない。医学を賎業と見るのは、医道が衰退したためで、医者自身が為した天罰である。医者が自分の栄華だけを祈り、権力者や富豪に迎合することばかりを考えたため、識者から軽蔑され、だから大志を抱く者は医業を嫌って遠ざける。従って医学は発展せず、人民もその任務の重要性を知らない。これが医学が衰退し、真の医道を探求できない原因で、実に悲嘆の至りだ。―だから、今から医学に入る者は、大いに奮発勉励し、この悪弊を捨て、医道の真意を理解せねばならない。」

「今の学生の風潮をよく見ると、その意志は軽薄で、贅沢に走り、うわべを飾るだけで満足している。医学生の全部が金持ちの子ではなく、東大生もその半数は人民の血税を学資としている。人民は日夜辛苦して一日も休む暇なく困窮の中で納税した金なのに、それを無駄遣いして知らぬ顔をし、自分の実力で学問が進歩するのだから国が資金を与えるのと思い違いをしているなら、とんでもないことである。―このような者が就職すると、栄華を求め、更には病気を未然に防ぐより増えるのを欲するようになれば、人民や国に対しても面目ない。―自分に同感の有志は一緒に憤慨し、この悪弊を今や洗い去ろうではないか」

「人民の保健の方法を教えるのは警察の職務と思い誤り、例えば、昨年のコレラ流行時に、国が尽力して隔離病院を設け、入院治療をしようとすれば、人民は怒って入院を嫌う。それは体の大切さを知らさず、養生の必要性を教えていないからだ。-東京は委員の勉強と熱意で蔓延を防げたが、他の諸県の報道では、あの惨事で多くの死者が出ている。この過ちは医者の責任に他ならない。―医者が真心込めて大衆を誘導すれば国に大きな利益と隆盛を与えることになる。国が人民にやる気を起こさせなければ、決して真の文明開化とは言えない。医業とはなんと大きな仕事だろうか。決して賎業などではありえない。」

最後に自作の七言絶句で決意を披歴している。    

     

      保育蒼生吾所期     

      成功一世豈無時 

    人間窮達君休説 

    克耐苦辛是男児

            

                   明治十一年四月某日                                                   

                    北里柴三郎 述

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リターン

3,000+システム利用料


alt

A|缶バッジ+温泉ご招待

●お礼メール
●缶バッジ(顕彰碑デッサン)
●温泉入浴ご招待(提供元:和田寿老人の湯)
※有効期限は2024年3月までです。詳細は別途ご連絡いたします。

支援者
12人
在庫数
9
発送完了予定月
2023年6月

5,000+システム利用料


alt

B|缶バッジ+リフトご招待

●お礼メール
●缶バッジ(顕彰碑デッサン)
●リフトご招待(大室山か小室山をご選択いただきます)
※有効期限は2024年3月までです。詳細は別途ご連絡いたします。

支援者
24人
在庫数
90
発送完了予定月
2023年6月

10,000+システム利用料


alt

C|缶バッジ+リフト・温泉入浴平日ご招待

●お礼メール
●缶バッジ(顕彰碑デッサン)
●リフトご招待(大室山か小室山をご選択いただきます)
●温泉入浴平日ご招待(提供元:マリンタウンシーサイドスパ)
※有効期限は2024年3月までです。詳細は別途ご連絡いたします。

支援者
25人
在庫数
92
発送完了予定月
2023年6月

30,000+システム利用料


alt

D|缶バッジ+温泉入浴平日・シャボテン公園グループ入園ペアご招待

●お礼メール
●缶バッジ(顕彰碑デッサン)
●温泉入浴平日ご招待(提供元:マリンタウンシーサイドスパ)
●シャボテン公園グループ入園ペアご招待(NYランプ/ グランパル/ 動物公園のいずれかに入園できます)
※有効期限は2024年3月までです。詳細は別途ご連絡いたします。

支援者
5人
在庫数
44
発送完了予定月
2023年6月

50,000+システム利用料


alt

E|缶バッジ+温泉入浴平日4名・シャボテン公園グループ入園ペアご招待

●お礼メール
●缶バッジ(顕彰碑デッサン)
●温泉入浴平日ご招待4名(提供元:マリンタウンシーサイドスパ)
●シャボテン公園グループ入園ペアご招待(NYランプ/ グランパル/ 動物公園のいずれかに入園できます)
※有効期限は2024年3月までです。詳細は別途ご連絡いたします。

支援者
2人
在庫数
46
発送完了予定月
2023年6月

100,000+システム利用料


alt

F|缶バッジ+伊東温泉平日ペア宿泊ご招待

●お礼メール
●缶バッジ(顕彰碑デッサン)
●伊東温泉平日ペア宿泊ご招待(提供元:暖香園)
※有効期限は2024年3月までです。詳細は別途ご連絡いたしますので、宿泊予約は支援者さまご自身でお願いいたします。

支援者
4人
在庫数
1
発送完了予定月
2023年6月

300,000+システム利用料


alt

G|缶バッジ+伊東温泉平日ペア宿泊ご招待+お気持ち上乗せ

●お礼メール
●缶バッジ(顕彰碑デッサン)
●伊東温泉平日ペア宿泊ご招待(提供元:暖香園)
※有効期限は2024年3月までです。詳細は別途ご連絡いたしますので、宿泊予約は支援者さまご自身でお願いいたします。

支援者
1人
在庫数
1
発送完了予定月
2023年6月

3,000+システム利用料


alt

H|純粋応援

●お礼メール
ーーー
こちらは特別なリターン品をお届けしない代わりに、いただいたご支援の多くをプロジェクト実施のために充てさせていただくコースです。
ーーー

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

10,000+システム利用料


alt

I|純粋応援

●お礼メール
ーーー
こちらは特別なリターン品をお届けしない代わりに、いただいたご支援の多くをプロジェクト実施のために充てさせていただくコースです。
ーーー

支援者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

30,000+システム利用料


alt

J|純粋応援

●お礼メール
ーーー
こちらは特別なリターン品をお届けしない代わりに、いただいたご支援の多くをプロジェクト実施のために充てさせていただくコースです。
ーーー

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

50,000+システム利用料


alt

K|純粋応援

●お礼メール
ーーー
こちらは特別なリターン品をお届けしない代わりに、いただいたご支援の多くをプロジェクト実施のために充てさせていただくコースです。
ーーー

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

100,000+システム利用料


alt

L|純粋応援

●お礼メール
ーーー
こちらは特別なリターン品をお届けしない代わりに、いただいたご支援の多くをプロジェクト実施のために充てさせていただくコースです。
ーーー

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

300,000+システム利用料


alt

M|純粋応援

●お礼メール
ーーー
こちらは特別なリターン品をお届けしない代わりに、いただいたご支援の多くをプロジェクト実施のために充てさせていただくコースです。
ーーー

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年6月

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