プロジェクト概要

東日本大震災で被災した大槌町。

音楽のパワーで、町民に笑顔になってもらうため、そして何より、もらった支援や愛に「ありがとう」を伝えるため、第1回おおつちありがとうロックフェスティバルを、町民自らが開催します。

 

はじめまして、古舘王士(きみお)と申します。生まれも育ちも大槌です。昨年より、このありがとうロックフェスティバルの実行委員長をしてきました。

 

自分達が生まれ、育ち、暮らしていた愛する町大槌は、あの震災で津波をくらい、一瞬で悲しみの町に変わってしまいました。全てが流れ、皆が悲しみにくれ、愛する人々を失い、明日への希望を失いかけ、、、

 

そんな時、自分達を救ってくれたのは、熱く魂をゆさぶる音楽と仲間。そして日本中、世界中にいる「あなた」でした。世界中からの「がんばれ!」「遠くても思ってる」の熱い言葉と思いと愛。

 

そのおかげで、自分達は元気を取り戻し今笑って生きています。

 

だからこそ、「ありがとうを伝えなければ!」という思いが強くなり、それを伝える場として、震災後支援をしてくれたミュージシャンや、仲間、外部から応援してくれる人達からのアドバイスや音楽好きが沢山いる大槌町民の励ましにより、自然と「大槌でロックフェスティバルをやる」という気運になっていきました。このフェスは、特にロックに拘っている訳ではありません。音を鳴らし、町民を笑顔にさせ、全国にありがとうを発信する。それがこのフェスティバルの目的です。

 

みんなに楽しく気楽に参加して欲しいこのフェスは、町内・町外を問わず入場料はとりません。だからこそ、こんな自分達の思いやイベントの趣旨に賛同して下さる方に、資金面での援助をお願いしたいと思っています。

 

(昨年度のロックフェス開催の様子)

 

震災、、、そして「第0回」ロックフェスへ


何もかもを失い、だれが生き抜き、だれが流されたのかも分からなかった震災から2日後の夜。2日間、町内を歩き回りお互いを見つけ出した仲間達が自然と集まった。皆、親や家族が見つかっていない状況だった。だからこそ誓った。「こんな状況だからこそ、笑って生きていこう。生き抜くしかない」。それから大合唱した。大声で泣きながら歌った。歌うしか、大声を出す事でしか、自分達を勇気づける手段を知らなかった。

 

そして、自分がずっとファンだったThe Street BeatsのOKIさんに、ファンサイトから携帯で投稿した。「俺達の町は、津波でめちゃめちゃだけど、言い出せばきりが無いほどの悲しみの中で元気に今を生きようと笑っています。憎たらしいほど満天の星の下、ロックを歌ってます。最高のバカやろー達です。ロックを好きで本当によかった!俺達は絶対に死にません!」

 

(仲間達=ありがとうロックフェスティバル実行委員)

 

そのOKIさんから返信が届き、会いに来てくれた。そして、避難所生活、行方不明者探し、遺体安置所巡りを続ける皆が、ロックに限らず、「音楽」を聴き、歌う事で心の平穏をなんとか保っている事に気づいた。

 

だから、自然と「この町で音を鳴らす」事が目標となっていった。

 

(昨年度フェス準備中!)

 

2012年6月30日。大槌町民の「ありがとう」を世界発信するため、そして大槌町民自身を勇気づけるため「第0回おおつちありがとうロックフェスティバル」を開催。OKIさんを始め、様々なミュージシャンや町の人々、そして外部から支援を続けてくれる沢山の人が一致団結し、思いを共有し、実現させたこのイベントは、計3ステージで延べ8000人の来場者を集める事ができました。

 

(フェスのフィナーレ、花火で盛り上がる)

 

震災前までは、何一つ町の為になる事なんてしてこなかった自分が、生かされた自分だからこそ、皆のために、もらった愛を繋げるために動かなければいけないと感じていた。そんな使命感だけで、このフェスの準備に突っ走った。まったくド素人ばかりで企画したイベントだから、何もわからず本当に大変だった。でも、フェスを実現させる過程で、仲間を、大槌を、支援に来てくれる人たちを、もっともっと好きになれた。そして、このイベントは、自分達自らで「悲しみの町大槌」を「笑顔があふれる町大槌」へと再生していく事を決意した場にもなった。

 

日本全国に「ありがとう」を伝える旅、Thanks On the Road

 

第0回フェスの後、やはりフェスだけではもらった愛に「ありがとう」を伝えきれていない、もっと「あなたのおかげで元気で笑顔の自分達」を届け、繋がった愛と想いを見せたいと、「THANKS ON THE ROAD」を企画。自分は大槌の特産品を乗せたキッチンカーで、全国に「ありがとう」を伝える旅にでました。

 

(キッチンカー)

 

「ちゃんと会って、ありがとうを伝えたい」との思いだけで、特に計画もたてず出発した旅が、行く場所場所で素敵な出会いをし、愛をもらい、繋がり、再び大槌にむけられる「あなた」の熱い想いに、なんとしてでも「笑顔の町、大槌」を繋ぎ続ける事、そして「もらった思いを繋げ続ける事」を未来を担う大槌のこども達に伝えていく事を再決心しました。

 

そして、第1回おおつちありがとうロックフェスティバルへ

 

今年のフェスは、昨年以上に熱い言葉や思いや愛を伝えていきます。

 

昨年のフェスをあえて「第0回」としたのは、「ありがとう」を発信し続け、思いを繋げていく事、そしてその意味や価値、大切さを未来を担う大槌のこども達に伝え続けていく事が自分達の役割、フェスを続けていく本当の意味だと感じたからこそ。だから、去年からの思いや愛を「継続」して繋いでいく今年のフェスを「第1回」と決めました。

 

今年のフェスは、いずれ、このフェスが「町のお祭り」「大槌の風物詩」となっていけるよう、去年よりさらに町内の人々をまきこんで行います。ステージには、町外からのスターアーティストと共に、町内のアマチュアミュージシャンや、地元中高生によるブラスバンド演奏、こども達の民謡、郷土芸能などを盛り込みます。ステージ周辺の飲食・物販のブースでは、大槌町漁協や農協、地元商店・飲食店の方々に「大槌の美味いもん(特に旬の魚介類!)」を出してもらい、フェスにくる人みんなを笑顔にしてもらう仕組みをつくります。そして、なによりもこども達がこどもでいられる場所をつくるため、「こども縁日スペース」も作ります。

 

(まつりの様子)

 

そして、花火。「第0回」フェスでもフィナーレを飾った打ち上げ花火。これだけは、大槌町民の「ありがとう」の思いでカタチにしたいと、町内各地に設置した募金箱と、毎週のように町内で行った街灯募金で集まったお金で実施。大槌町民の思いをこめた感動の花火を打ち上げました。

 

今年も、フェスのフィナーレは「町民の思いをこめた」打ち上げ花火で決定。これだけは、大槌町民の誇り、意地、そして何よりも町民の方々の愛をカタチにするため、町民の方から集めたお金のみで行います。そのため、今でも毎週末、町内で募金活動を続けています。

 

(花火のための街頭募金活動中)

 

第1回おおつちありがとうロックフェスティバル スケジュール(抜粋)

 

7月27日(ステージ開始12時)

プロミュージシャン

 Underpath!

 大島圭太

 LAWBLOW

アマチュアミュージシャン

 Prisoner.11(地元のおじさんバンド(笑))

 SKUNKS (地元の若者バンド)

  バリカンフィッシュファクトリー(地元のおじさんバンド パート2(笑))

 

7月28日(ステージ開始10時)

郷土芸能

 虎舞

 鹿子踊り

プロミュージシャン

 RYUDEN

   太陽族

 横道坊主

 THE STREET BEATS

   SA

   RIA+ノリシゲ

 

(昨年度フェスに参加してくれたアーティスト)

 

去年は、フェスを実行するにあたって町内外から、沢山の手が差し伸べられました。震災後、大槌を訪れ自分達を励ましつづけてくれたアーティストさん達も、沢山「手弁当」で出演してくれました。様々な団体や企業の方々が、資金面やマンパワーとしてご協力下さいました。

 

今年は出演者の方々を自分達で「招待」したいです。そこまで、自分達は成長・復活した事を見てもらいたいからです。しかし、沢山のアーティストの方々を招待し、ステージを用意し、交通費・宿泊費等を準備するにはそれなりの額が必要となります。だからグッズ販売や町内外での募金活動も行い資金調達に励んでいます。今回、ここでご協力頂いた資金は、音響機材レンタル費用やステージカーレンタル費用に使わさせて頂きます。

 

このフェスは、だれでもが気楽に立寄れる場所にしたいため、町内・町外を問わず入場料はとりません。

 

「第1回おおつちありがとうロックフェスティバル」の開催に「あなた」の力と愛を下さい。お願いいたします。

 

引換券について

 

思いを共有してくれた方には、今は大槌町内の1店舗でしか手に入らない、「幻の去年のアリフェスグッズ」を送ります。震災後、「援助物資」という、「与えられる物」に取り囲まれていた自分達が、「自分達で実行するフェス」のロゴができ、グッズが出来た時の感動は忘れません。だからこそ、この思いを共有してくれる皆さんに、今有る限りの在庫をお渡しします。この後は、これは2度と手に入りません。

 

昨年度フェスのオリジナルステッカー(例)

 

 

今年度フェスのオフィシャルT-shirt(例)

 

 

今年度フェスのリストバンド

 

 

大槌海の幸セット

被災後、水揚げを再開した漁師さんによる地元海産物セットも用意しました。これは、このフェスの実行委員の一人でもあり、家も店舗も全壊の被害にあいつつ、今は仮設店舗で元気に魚屋を再開したヒデが提供してくれます。塩ワカメ、干物真空パック詰め他(お楽しみ!)をお届けするつもりです。

 

(海産物を提供してくれる河合商店のヒデ(右))

 

7月27日夜地元宿泊券

一番の目玉として、フェス当日地元に泊まれる宿泊券を用意しました。被災後、未だに観光業の復興が大幅に遅れている大槌町。小規模の民宿が数件が再開したのみです。だからこそ、一般の方が、フェス開催日に地元で宿泊場所を確保するのは難しい状況になっています。でも、自分達の思いを共有してくれる人だからこそ、当日フェスを生で見て欲しい。見て、自分達の思い、愛、言葉を、空気を感じて欲しい。そう思い、そんなあなたが地元に泊まれるよう手配させて頂きます。

 

 


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