活動報告vol.5

昨日「Smile Marche 2022」の全日程が終了しました。

2日間とも300個準備しましたが、どちらも14時には全て完売することができました。ブースまで足を運んでいただいて、実際に「酒粕ワッフル」を購入し食べていただいた皆さまには感謝の気持ちがいっぱいです。中には2日間とも来ていただいた方もいて、「美味しかったからまた来ちゃいました」と声かけをもらえたのは本当に嬉しかったです。「酒粕ワッフル」と一緒にリーフレットも配付しています。材料の表記と合わせて作り方も書いてあるので、お家で作った感想やアレンジの仕方などを教えてもらいたいです。

今回のイベントに向けては何回も試作を行いました。

酒粕を苦手に感じている人も決して少なくないです。若い世代にはあまり馴染みがなく、私たちの周りの友達の中にも酒粕は知らないとか、食べたことがないとか、すでにある商品（甘酒や漬物など）が苦手とかそんな意見が多かったです。そのため、気軽に手に取ってもらって、酒粕が苦手な人にも食べてもらえるためにはどんな食べ物がいいか考えたときに「スイーツ」にする案が出てきました。

実際に課題探究の授業で多くのレシピを考え、私たちのインスタグラムで発信してきました。ワッフルやマフィンなど、約10種類の商品を紹介しています。作るスイーツによってはどうしても酒粕のくせが強くなってしまうものもあり、マルシェにおいて商品化するにはどれがいいのか何回も議論を重ねました。

最終的には、提案するスイーツの中でも酒粕の風味を感じてもらいながらもクセが少なく、またイベントで扱いやすい（クリームなどは温度管理が難しい）ものとして「酒粕ワッフル」を商品化しました。

商品化は1つの目標ではあったものの、なかなか実現することができずにいたので、実際にイベントで販売してみてすごく貴重な経験となりました。イベント参加の声かけをしていただいた旭川駅前イオンの担当の方、商品化にご協力いただいたBakery&Bakeryさま、高砂酒造さま、本当にありがとうございました。

今回のイベントで「酒粕の廃棄をゼロ」にする目標のスタートラインに立てた気持ちが強いです。今後も、イベントの参加や企画に携わり酒粕の魅力を伝えていきたいと思っています。何かイベントの参加や企画をした際には、ここの新着情報またはインスタグラムで情報をお伝えしたいと思います。