ご支援をいただきました皆様へのご報告
おだい 旧水谷家をご支援いただきました皆様
既にリターンをお受け取りいただき堪能していただいたかと思います。
支援をいただきました分はプロジェクト終了間際に発生した雨漏りの修繕費用に充てさせていただきました。
おかげさまでどんなに激しい雨が降っても今のところ雨漏りはしていません。
原因は、寿命を迎えた瓦(100年前くらいのもの)が伊吹颪の寒暖差によって割れたことが雨漏りの原因でした。
母屋の調査は順調に進み、つい先日調査は完了しました。
母屋修復のための復元図作成に取り掛かっています。復元図を基に修繕計画の策定作業へ移行していきます。
長屋門の修復も計画に入っているのですが、こちらの調査は未だなのでこれからです。
文化財の保全作業とほぼ同じ手順を踏んで作業を行っています。
水屋建築のおだい 旧水谷家後世へ残すための作業はまだまだ続きます。
家を整理した時に出た古文書の解読作業も進んでいるようです。古文書の解読には5年以上かかる見込みです。
家に古い綿繰り機が2台ありますが、どうして2台あるのかわかりませんでした。
推測で綿の栽培がされていたのであろうと考えていましたが、先日、融資の地域の空き家調査をしているグループの来訪により高畑村は周辺より高い地盤であり、水がつきにくい地形であったことから綿花栽培がされていたということを教えてもらいました。
隣の集落には藍玉を作って販売していた家がありましたので藍の栽培もなされていたのではないか?
衣服に関して多少の自給ができていたのではないかと様々な妄想を膨らませています。
草草の芽吹きの勢いが良いので庭の草刈りに追われています。
一つだけ心配ができました。
シンボルツリーの椴松のひと枝が枯れました。松くい虫がいるのかもしれません。
木が枯れるととても困りますので早く手を打たねばなりません。庭師さんに状態を見てもらいましたが、忙しいので対応がまだできていません。
やらねばならないことが山積みで報告が遅れましたが、粛々と作業を進行させています。
おだい 水谷家をより多くの人に知っていただきたく思いますので今後もご支援いただければと思います。
よろしくお願いいたします。