ボックスのデザインにむけて第一歩

今日は電話ボックスを設置する予定のサプラポート力石（ちからいし）さんを訪問してきました。

 

 

施設内を見学し、ボックスの設置位置について色々と検討しました。その結果、食堂スペースの脇にある空間が第一候補となりました。下の写真の中央奥にある小さなテーブルがある場所です。

 

ボックスの内側は暗くなってしまうので、ボックスの天井を空けて施設の天井にあるライトの光をボックス内に取り込む作戦を取ることになりました。必ずしも他の施設でも使える方法ではありませんが、現場をみたからこそ出てくるアイディアです。

 

 

将来的に車椅子での利用を考えると、必要なボックスの大きさが自然に決まってきます。現場では、その大きさを前提にシニアの方々やスタッフの動線に支障が出ないかを確認しました。

 

ボックスが実際にこの場所に出現したときのインパクトは結構大きいであろうことが容易に想像できました。ワクワク感しかないです。

 

【ボックスの設計必要な採寸をしているプロダクトデザイナーの鍋田さん】

 

現場を確認した後、メディカルケアの田中取締役とサクラポート力石の柳原さんに現場視線での細かなニーズや要望をお訊きしました。なるほど、と思った要望を１つご紹介します。

 

ボックスの壁面に入居者がデコレーションするようなスペースを準備しておいて欲しい、という要望です。施設では季節の変化に応じで色々なイベントがあります。ちょうど七夕直前なので施設には七夕の飾り付けがありました。ナベトモの電話ボックスにもそういうスペースがあり、そこで何かできると、ボックスが「自分たちのモノ」になるというのです。おぉ、なるほど・・・でした。是非とも実現したいと思います。

 

【ヒアリングの様子　左から柳原さん、田中さん、鍋田さん】