みなさんこんにちは!NPO法人サイエンスリンクで学部生の代表を務めております徳永康平と申します。サイエンスリンク2017ではプロジェクトリーダーとして、先に紹介のあった新谷や江田と一緒にイベント準備に取り組んでいます。

 

 今回はサイエンスリンクというイベントはもちろん、大学生の行う“科学を伝える”活動、サイエンスコミュニケーション活動(以下SC活動)について、是非みなさんにご紹介したく記事を書かせていただきました。

サイエンスコミュニケーションとは、科学を、それを専門とする人だけでなく、幅広い人の中で考え、作っていくという考え方のことです。SC活動には様々な形式があり、現在その中でも、最初の第一歩に当たる、“科学を伝える”活動をしている学生が実はたくさんいます。

 

サイエンスコミュニケーション活動との出会い

 私は大学に入るまでそんな活動をしている学生がいるとは全く知りませんでした。中高時代は特別どこの部活に入るわけでもなく、放課後はもっぱら遊んでいた私ですが、大学のサークルオリエンテーションで初めてSC活動、そしてそれを行うサークルに出会いました。一度浪人してから現在の大学に入ったこともあり、ちょっと実験でもしてみたいなという思いで入ったのが、現在も所属している東京大学サイエンスコミュニケーションサークルCASTです。初めは自分自身が実験したくて入ったサークルでしたが、学園祭やイベントに参加していくうちに、実験をすることよりも、お客様に実験を見てもらい、楽しんでもらうことにより喜びを感じるようになりました。今では随分サークルにものめりこみ、累計100以上のイベントに参加してきました。

 

 

 

(写真は自分が東大CASTで作った工作です)

 

 そんな中で、1年生の冬にNPO法人サイエンスリンク(当時はサイエンスリンク事務局)という団体に出会いました。東大CASTの活動日にサイエンスリンクの先輩がいらして、サイエンスリンクというイベント、それを運営しているサイエンスリンク事務局について説明をしてくれたことを今でも覚えています。東大CASTで、依頼が来たイベントに行くばかりだった自分からすると、学生自らがここまで大きいイベントを運営していることに驚きましたし、何よりも新しい何かに挑戦できそうなことが魅力的に見えました。

2016年のサイエンスリンクフェスタ、第8回サイエンスリンクとイベントの運営に携わっていくうちに、企画・運営することの楽しさを知り、もっともっといろんなことが企画できたらと思い、昨年度代表に立候補し、現在代表をやっております。

 

学生がSC活動行う意義

 大学生から始めたSC活動ですが、学生がやるということには大きな意義があると僕は考えています。学生、特に大学生のみなさんは子供扱いされることもあれば、大人扱いされる経験の両方があるんじゃないでしょうか?「まだまだ子供なんだから」と言われることもあれば、「もう大人なんだからしっかりしなさい」なんて言われたこと、誰でもあるんじゃないかと思います。これをポジティブにとらえれば、学生というのは大人にも子供にもなれる、つまり大人と子供どちらにもアプローチしやすい立場なんじゃないかと思います。その点において、社会人にはない強みを持ちながら、学生はSC活動に取り組めると考えております。現在、理科離れが嘆かれるような時代ですが、それに学生によるSC活動がよい対抗策になるに違いないと僕は思っています。

 

私にとってのサイエンスリンク

 先に、学生のSC活動の社会的な意義を述べましたが、個人的な思いをいうと、何よりも自分がこんなにも楽しく、そして打ち込めるからこそ、学生のSC活動がより広まり、一層の盛り上がりを見せてほしいと僕は思っています。もっといろんな人にこの活動に参加してほしいし、何より自分自身がもっといろんなところで活動したいです!

そのためにも、学生主催であり、学生の良い披露の場で、学生の相互交流の場にもなっているサイエンスリンクというイベントは続けていかねばならないと思っていますし、このイベントを全国に広げていきたいと考えています。

今回は助成金が突如打ち切られてしまったということもあり、収入源に苦心しているというのが現状です。もちろん、来年以降は今回の反省を活かし、助成金に強く依拠しない体制を築いていきたいと考えています。しかし、今年度のサイエンスリンクにはそれでは間に合いません。

 

普段から支えて頂いている社会人の皆様にお願いするのは恐縮ではございますが、サイエンスリンクが今年で絶えてしまうことのないように、何卒ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

東京大学工学部応用化学科

NPO法人サイエンスリンク 代表

東京大学サイエンスコミュニケーションサークルCAST 渉外

徳永康平

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