古民家を再生し1日1組一棟貸の故郷の家を作る

▼自己紹介

こんにちは！(＾＾)山本守花と申します。 現在単身赴任中の旦那様と3人の娘がいます。 専門学校＆短大を卒業して20歳で社会人なって以来、 人事、パソコンのインストラクター、営業事務、経理、保険の外交員、主に結婚と出産をする節目などで、いろいろな職種に関わってきました。 　趣味は、読書、映画鑑賞、占い、神社巡り、最近はTVよりもYouTubeにはまっています(笑) 50歳代に突入するも、ますます若かりし頃から体重15キロがどうしても落とせないのが目下の悩みです（笑）

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

この古民家は、主人の祖父母の家です。 家は切り立った山の上にポツンと建って、山に沿って棚田があり、お嫁にいってから田植えと稲刈りには淡路へ手伝いにいっていました。できたお米は棚田の良さが生きたおいしいお米でした。

その祖父母も今は天国の人となり、空き家を管理するだけとなって、淡路に住んでいない私達は、田んぼを維持することが出来なくなってしまいました。 お墓参りと家のメンテナンスと周辺の草刈りだけに淡路へ帰る日々でした。 　生前祖父母が大事にしていた棚田が、山化してしまう風景を見て、いつも悲しい気持ちになっていました。 なんとかしたい気持ちはあっても維持するだけでいっぱいいっぱいでした。 　それでも、私たち家族は、もう祖父母は居ないけど、いつも帰られる田舎があって幸せでした。このまま、家が朽ちて荒れていくのは、なんて勿体ないことだろう。この景色を、この懐かしい田舎でくつろぐ気持ちを皆さんにも味わってもらいたい！

 　主人は単身赴任、私も仕事がある。3人娘の末はまだ学生。まだまだお金もかかる時期だし、年齢も50代に突入したし・・・とあきらめかけましたが、『人生折り返し地点！ 今が一番若いんだから、私がやらねば誰がやるの？ 』と、一念発起し、仕事を辞め、 1日1組限定で1棟貸しの民泊をすべく ”５０のおばちゃん奮闘記！”(ジャスト５０歳ではないよ(∀｀*ゞ)ﾃﾍｯ)がはじまったのです。(*￣0￣)/ オゥッ!

▼プロジェクトの内容

1日1組限定の母屋1棟貸の民泊をします。民泊なので、別棟に待機はしておりますが、基本お邪魔しませんので、ゆ～っくりと宿泊客様だけで満喫していただけます。

お宿の名前もグラニーズハウス～おばあちゃんち～という名前にしました。 ”グラニーズハウス”は、おばあちゃんの家。という意味です。 お客様の田舎と呼ばれる場所になりたくて、この名前にしました。 「おばあちゃんち、行ってくるわ～」と気軽に泊まってほしいです。  BBQの食材など販売しますが、お料理の提供はありません。

車で西側へ５分ほど下りれば、西海岸沿いには素敵な飲食店や観光箇所が多数あります。 東側へ１０分ほど下りれば、東海岸沿いにも、便利なスーパーやコンビニ、ホームセンターなどがあります。   切り立った山の上にポツンと建っているため、周辺にある元田んぼはうちの所有になりますので、隣接した住宅はなく、 完全にプライベートを確保することができます。

遠くには明石海峡が見下ろすことができます。  ペット(わんちゃん)と一緒に宿泊できるのも特徴の一つです。

広いお庭があるので、作りつけのBBQの設備も作る予定です。素晴らしい景色を見ながら美味しい食事を楽しんでいただきたいと思っています♪

古民家の良さをそのままに、でも安全に気持ちよく過ごしていただきたいから、耐震、暑さ、寒さの対策はきちんと補修をしていかなければいけません。DIYが苦手な私も、費用をしぼれるところはしぼって、できることはYouTubeや専門家に教えてもらいながら古タンスをリメイクしたり、柵のペンキを塗り替えたり、できることはやりましたが、急斜面なので普通車でもすらないように外構も手を加えないといけません。できれば安心して停められる駐車場も整備したい。

リノベーションの費用は、祖父母がこの家を維持するために残していてくれたお金をそのまま使って、補助金も申請して、 融資も満額まで借りましたが、お客様に快適に過ごしていただくための設備をさらに改善し、宿泊単価を上げないためにも、お力を貸していただけたら嬉しいです。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

1日1組1棟貸なので利用してもらえる人はわずかかもしれませんが、１人でも多くの人に笑顔と癒しを提供できればいいな。と思います。そして、その収益でこの古民家周りの整備に費用をかけることができれば、さらに景観を楽しんでいただけたり、農業体験をしていただけるスペースを確保することができます。 １人でも多くの方に淡路島で満喫いただくことは、地域活性化につながります。 仕事が増えれば、若い方も移住していただけるかもしれない。その中には、農業に関心のある方がおられるかもしれない。

  今、過疎化と農業の後継問題なども絡んで淡路島もきれいな棚田が荒地になりつつあります。 私は農業の知識はありませんが、このまま農地が荒地になりはてるのは良いことだと思いません。

荒れた農地を開墾し、「村づくり」をしていく足がかりになれば良いなと思っています。