ガザの最新状況：ワクチンが足りない！

謹んで新春をお祝い申し上げます。 旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

令和6年1月1日に発生した石川県能登半島地震により、犠牲となられた方々におくやみを申し上げるとともに、被さいされたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。

ガザでも心配なニュースが入ってきています。ガザ地区への物資が滞っていたため、6万人以上のこどもたちのワクチン接種が満足にできない状況が続いているのです。
https://www.reuters.com/world/middle-east/thousands-doses-childhood-vaccines-enter-gaza-palestinian-health-ministry-2024-01-01/

UNRWAの病院では清田明宏保健局長が何とか医療サービスを継続させようと尽力されていますが、それでもインフラや物資の不足からサービスは限定的になっています。これには集団予防接種プログラムによってコントロールされていた伝染性の高い小児疾患の予防接種も含まれています。

1月1日の報道によると、8か月から14か月分の予防接種をまかなえる物資が、エジプト政府の保冷施設の支援を受けて、漸くエジプトとの国境ラファ交差点からガザに入りました。しかし、6万人ほどいる新生児はワクチン接種ができていません。こうしたワクチン接種ができないと、風疹、ポリオ、はしか、おたふく風邪など、防ぐことができる病気で赤ちゃんが亡くなってしまいます。

クラウドファンディングは残すところ、あと4日です。この世に生を受けた罪のない赤ちゃんが健やかに成長できるよう、是非、みなさまからのご支援をいただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。