
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 80人
- 残り
- 37日
プロジェクト本文
ガザの人たちの命を守りたい!:緊急医療支援
イスラム組織ハマスの奇襲攻撃を皮切りに始まったパレスチナとイスラエルの軍事衝突。双方の死者は1万2,400人以上になっています(10日現在)。
特に危機的な人道状況にあるのがガザ地区です。ガザ地区の病院では17日夜、大きな爆発があり、死者が500人にものぼりました。
罪のないお母さんやこどもが被がいを受けています。 犠牲となった人のうち5,000人近くがこどもです。
ガザ地区最大の病院であるシファ病院は、水や電気、燃料の不足で医療活動ができなくなっています。
すでに多くの新生児が保育器などが使えず、亡くなっています。
北部にいたガザの住民が避難したため、現在は7.5万人程度の収容規模しかない南部の施設147か所に53万人の避難民が生活しています。密な状況で生活しているので、衛生状況が非常に悪く、感染症パンデミックが起きる可能性があります。
パンを求め並ぶ人たち
物資も足りません。イスラエルが検問所を封鎖してしまったため、外部からガザに物を送ることができません。今はUNRWAの倉庫内にある物資をかき集めて、ガザ地区内に配布している状況ですが、それも底をつきかけています。
ガザ地区南部に位置するハンユニスには日本の支援でできた施設があり、住民から親しみを込めて日本地区(Japanese neighborhood)と呼ばれています。毎年、ハンユニス UNRWAトレーニングセンターという場所で、東日本大震災の復興を祈り、凧揚げ大会をしていますが、その場所もは現在はテント村になっています。
UNRWAの保健局長は日本人医師の清田明宏先生です。ガザにはUNRWAがやっている病院が22か所ありますが、現在稼働しているのは南側の8か所だけです。そのうちの1つは日本の支援で建設されたハンユニスの病院です。現在は9時から13時と時間を狭めて患者の受け入れをしています。やっているのは緊急ケア(けが人の処置)ともともと入院していた人の支援です。それでも病院が足りないので、UNRWAのヘルス担当のスタッフがチームで避難所を回り、プライマリーヘルスケアサービスの提供をしています。そのほかの病院でも物資や薬が不足していて、毎秒多くの命が失われている状況です(清田先生より)。
ガザに残っている清田先生や吉田さんの仲間も100人以上が犠牲となった方がいるほか、4,000人以上の人が避難するUNRWAの学校も破壊され、6人のこどもが亡くなりました。
日本リザルツとガザ:
日本リザルツは2011年から10年以上にわたって、UNRWAなどと連携し、ガザの人たちが健やかに暮らせるようサポートを続けてきました。
2015年3月には白須理事長もガザに入り、現地のこどもと凧揚げをしてきました(日本リザルツブログより)。
日本リザルツのスタッフだった吉田美紀さん(40)は、UNRWAのガザ事務所にいる唯一の日本人です。彼女は2012年から日本リザルツに所属し、東日本大震災やハイチ大地震の際は、釜石やポルトープランスなど現場の最前線に赴き、復興支援をしてきました。
(清田明宏先生のツイッターより)
官邸での囲み取材の様子(日本リザルツブログより)
日本リザルツが2015年、ガザのこどもたちを日本に招へいした際は、スタッフだった吉田さんが渡航のアレンジメントを実施。安倍晋三首相(当時)との面会を実現させました。
また、東日本大震災の被さい地である釜石を訪問し、ガザと釜石のこどもが一緒に凧揚げを行いました(写真は日本リザルツブログより)。
2016年には日本リザルツの事業で、ガザの医療施設にリハビリ機器などを導入しました(写真は日本リザルツブログより)。
現地の医療スタッフと吉田さん(日本リザルツのブログより)
導入したリハビリ機器を使うガザのみなさん(日本リザルツのブログより)
JPOに合格後は希望通りUNRWAに赴任し、2016年4月からはガザで活動。現在は正職員として、UNRWAが行うプロジェクトのオペレーションをしています。
吉田さんはUNRWAの交流事業で9月30日から10月8日までの間、ガザから中学生を連れて日本に来ていました。
ガザが封鎖された7日は日本にいたため、ガザに戻れないまま、こどもたちと一緒に経由地のヨルダン・アンマンにいます。現在はUNRWAのアンマンにある事務所でガザ地区の後方支援を実施しています。吉田さんの自宅はガザ市内のリマル地区という場所にありますが、今、家がどうなっているかは全くわからないそうです。
東京や平和都市・広島を訪れたガザ地区の中学生3人。
3人の中学生はファディ・アリ君(科学者志望)、ジェナン・アブーユニスさん(ジャーナリスト志望)、ラマ・オウダさん。吉田さん同様、ヨルダンで足止めされており、中学生3人と引率の先生はアンマンのホテルに滞在してています。15日からアンマンにある学校に通い始めているそうです。
こどもたちは最初、自分たちだけ安全な場所にいることに違和感を覚え、学校に行くのを嫌がっていたそうです。
特に、ファディ・アリ君はガザ北部の出身。すでに自宅が破壊されてしまったほか、仲が良かった友達を空爆で失ったことを知り、泣き崩れ、言葉が出ていなかったそうです。現在、UNRWAの職員がメンタル面のサポートを実施しているそうです。3人はご両親とは連絡が取れており、現在のところは無事という確認は取れているが、今後どうなるかわかりません。
こどもたちは以下のように訴えています。
「こどもたちが殺されるのを見るのは辛い」
「14歳のこどもから、虐殺をやめてくれと今まで言われたことがあるか」
「一番大事なのは寄付ではない、平和だ」
「24時間電気があり、きれいな水があり、眠れる場所がある当たり前の世界で生きたい」
北部にいたガザの住民が避難したため、現在は7.5万人程度(UNRWAのガザ全体の避難所は15万人でその半分)の収容規模しかない南部の施設147か所に53万人の避難民が生活しています。密な状況で生活しているので、衛生状況が非常に悪く、今後感染症パンデミックが起きる可能性があります。
パンを求め並ぶ人たち
物資も足りません。イスラエルが検問所を封鎖してしまったため、外部からガザに物を送ることができません。今はUNRWAの倉庫内にある物資をかき集めて、ガザ地区内に配布している状況ですが、それも底をつきかけています。
ガザ地区南部に位置するハンユニスには日本の支援でできた施設があり、住民から親しみを込めて日本地区(Japanese neighborhood)と呼ばれています。毎年、吉田さんが主導でハンユニス UNRWAトレーニングセンターという場所で、東日本大震災の復興を祈り、凧揚げ大会をしていますが、その場所もは現在はテント村になっています。
UNRWAの保健局長は日本人医師の清田明宏先生です。ガザにはUNRWAがやっている病院が22か所ありますが、現在稼働しているのは南側の8か所だけです。そのうちの1つは日本の支援で建設されたハンユニスの病院です。現在は9時から13時と時間を狭めて患者の受け入れをしています。やっているのは緊急ケア(けが人の処置)ともともと入院していた人の支援です。それでも病院が足りないので、UNRWAのヘルス担当のスタッフがチームで避難所を回り、プライマリーヘルスケアサービスの提供をしています。そのほかの病院でも物資や薬が不足していて、毎秒多くの命が失われている状況です(清田先生より)。
ガザに残っている清田先生や吉田さんの仲間には犠牲となった方がいるほか、4,000人以上の人が避難するUNRWAの学校も破壊され、6人のこどもが亡くなりました。
吉田美紀さんからのメッセージ:
ガザでは数年ごとに大きな戦争が繰り返されていますが、そこでもこどもがいて、仕事があって、家族がいて、人々の日常があり、未来をもって生活していました。戦争でそれが失われたとしても、その度に人々は立ち上がってそれを取り戻そうとしてきました。ただ、今回はそれができないかもしれないというところまで来ています。北部のみなさんにとって住んでいる場所は彼らのすべてでした。人々は「ナクバが繰り返されている」と絶望しています。罪のない市民がいて、その人たちが被がいを受けています。イスラエル、ハマスどっちが何とかではなく、まず停戦を呼びかけるべきです。動かなければ解決しないので、これをきっかけにこんなことがもう二度と起こらないためにどうすればよいのかを考えてほしいです。
*ナクバ:1948年5月のイスラエル建国当時、イスラエル軍はパレスチナの村500か所を破壊し、数千人を殺害したうえ、75万人を追い出した。パレスチナ人が「ナクバ(大惨事)」と呼ぶこの日以来、「避難民」になった彼らは二度と自分の家に帰ることができなかった。
*プロジェクトページに使用している画像についてはUNRWAの清田明宏保健局長と吉田美紀さんから掲載許諾取得済みです。
*また、UNRWAの清田明宏保健局長、吉田美紀さんからプロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。
寄付金の使い道
こうした戦時下においても、ガザのみなさんが医療にアクセスできる環境が必要です。とくにインフラが脆弱なことで、生まれてきたばかりの罪のない赤ちゃんが亡くなることがあってはなりません。
日本リザルツでは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)などを通じて、早急に医薬品の輸送や壊れた医療機器の復旧などに充て、医療サービスが継続できるようサポートをしたいと思います。
例:医療物資の輸送費、医療機器の復旧費、現地での支援活動費
この事業はUNRWAなどのサポートのもと、活動を行います。
UNRWAのホームページ
- プロジェクト実行責任者:
- 長坂優子(日本リザルツ)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
安全に活動できることが確認でき次第、UNRWAや連携する団体などを通じてパレスチナ・ガザ地区において支援を実施します。 例:医療機器の輸送費、医療物資の購入費、現地での活動費(ヨルダン・アンマンなどを予定)
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プロフィール
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リターン
1,000円+システム利用料
1,000円コース
・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
3,000円+システム利用料
3,000円コース
・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
5,000円+システム利用料
5000円コース
・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
10,000円+システム利用料
10,000円コール
・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介
- 支援者
- 33人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
30,000円+システム利用料
30,000円コース
・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
50,000円+システム利用料
50,000円コース
・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
100,000円+システム利用料
100,000円コース
・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月