ガザの人たちの命を守りたい!:緊急医療支援

支援総額

3,198,000

目標金額 2,000,000円

支援者
272人
募集終了日
2024年1月9日

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プロジェクト本文

ガザの人たちの命を守りたい!:緊急医療支援 

第一次目標達成とネクストゴール挑戦のお知らせ

 

12月10日、135人以上のみなさまからのお力添えのお陰もあり、第一目標の200万円に到達することができました。皆さまからのご寄付に深く感謝申し上げます。 

10月7日以降、日本リザルツではUNRWAの清田明宏保健局長やガザ事務所の吉田美紀さんと何度も連絡を取り、現地の状況を確認しています。しかし、ガザ地区の攻撃は一旦停戦したものの、即時再開され、多くのお母さんやこどもなど罪なき市民のみなさんの命を奪っています。 戦闘が長期化し、水、電気、燃料、物資も底を尽きるなど状況は悪化しています。国連機関のUNRWAでさえも検問所からトラックを通すのに制限があり、清田明宏保健局長がカイロまで出向き、各国政府などと交渉をしています。

また、すでに100人以上のUNRWAの職員が命を落としており、吉田さんも「これまでもガザの人たちは戦闘を体験し、全てを失ってきたが、その度に立ち上がってきた。だが、今回はそんなガザのみなさんも『もうだめなのではないか』と絶望している」と話されています。 

戦闘の長期化によって、壊れた病院の数はもちろん、必要な医薬品や物資の数が増えていることもあり、日本リザルツではネクストゴールを300万円に設定し、引き続きご支援を募らせていただきます。 ガザと聞くと、日本と遠いイメージがあるかもしれませんが、清田先生や吉田さんのようにガザのみなさんの命を守るため、現場の最前線で働かれている日本人の方もいらっしゃいます。

ガザ封鎖後、2か月以上、24時間365日住民のケアにあたるお二人やUNRWAの活動を支援するためにも、1人でも多くの皆様からの温かいエールがいただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。

 

ーーー

ネクストゴールでいただいたご寄付はガザでの戦闘が再開され、特にイスラエルからの攻撃を受けている日本地区・ハンユニスにあるUNRWAの病院や避難所のサポートに重点的に使わせていただきます。

例:病院や避難所の復旧にかかる費用、避難所での健診にかかる費用

*ネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲でできる限り、させていただく予定でおります。

ーーー

 

日本リザルツスタッフ一同 

 

長期化するガザ戦闘:

イスラム組織ハマスの奇襲攻撃を皮切りに始まったパレスチナとイスラエルの軍事衝突。多くの犠牲者が出ています。

特に危機的な人道状況にあるのがガザ地区です。ガザ地区の病院では17日夜、大きな爆発があり、死者が500人にものぼりました。

 

罪のないお母さんやこどもが被がいを受けています。 犠牲となった人の多数を占めるのがこどもです。

ガザ地区最大の病院であるシファ病院は、水や電気、燃料の不足で医療活動ができなくなっています。

すでに多くの新生児が保育器などが使えず、亡くなっています。

 

北部にいたガザの住民が避難したため、通常の数倍である120万人の避難民が155のUNRWAの施設で生活しています。密な状況で生活しているので、衛生状況が非常に悪く、感染症パンデミックが起きる可能性があります。

パンを求め並ぶ人たち

 

物資も足りません。イスラエルが検問所を封鎖してしまったため、外部からガザに物を送ることができません。今はUNRWAの倉庫内にある物資をかき集めて、ガザ地区内に配布している状況ですが、それも底をつきかけています。

 

ガザ地区南部に位置するハンユニスには日本の支援でできた施設があり、住民から親しみを込めて日本地区(Japanese neighborhood)と呼ばれています。毎年、ハンユニス UNRWAトレーニングセンターという場所で、東日本大震災の復興を祈り、凧揚げ大会をしていますが、その場所もは現在はテント村になっています。

 

日本リザルツとガザ:

日本リザルツは2011年から10年以上にわたって、UNRWAなどと連携し、ガザの人たちが健やかに暮らせるようサポートを続けてきました。 

2015年3月には白須理事長もガザに入り、現地のこどもと凧揚げをしてきました(日本リザルツブログより)

日本リザルツのスタッフだった吉田美紀さん(40)は、UNRWAのガザ事務所にいる唯一の日本人です。彼女は2012年から日本リザルツに所属し、東日本大震災やハイチ大地震の際は、釜石やポルトープランスなど現場の最前線に赴き、復興支援をしてきました。

(清田明宏先生のツイッターより)

官邸での囲み取材の様子(日本リザルツブログより)

 

日本リザルツが2015年、ガザのこどもたちを日本に招へいした際は、スタッフだった吉田さんが渡航のアレンジメントを実施。安倍晋三首相(当時)との面会を実現させました。

また、東日本大震災の被さい地である釜石を訪問し、ガザと釜石のこどもが一緒に凧揚げを行いました(写真は日本リザルツブログより)。

2016年には日本リザルツの事業で、ガザの医療施設にリハビリ機器などを導入しました(写真は日本リザルツブログより)。

現地の医療スタッフと吉田さん(日本リザルツのブログより)

導入したリハビリ機器を使うガザのみなさん(日本リザルツのブログより)

 

JPOに合格後は希望通りUNRWAに赴任し、2016年4月からはガザで活動。現在は正職員として、UNRWAが行うプロジェクトのオペレーションをしています。

 

吉田さんはUNRWAの交流事業で9月30日から10月8日までの間、ガザから中学生を連れて日本に来ていました。

ガザが封鎖された7日は日本にいたため、ガザに戻れないまま、こどもたちと一緒に経由地のヨルダン・アンマンにいます。現在はUNRWAのアンマンにある事務所でガザ地区の後方支援を実施しています。吉田さんの自宅はガザ市内のリマル地区という場所にありますが、今、家がどうなっているかは全くわからないそうです。

 

UNRWAの保健局長は日本人医師の清田明宏先生です。ガザにはUNRWAがやっている病院が22か所ありますが、現在稼働しているのは南側の8か所だけです。そのうちの1つは日本の支援で建設されたハンユニスの病院です。現在は9時から13時と時間を狭めて患者の受け入れをしています。やっているのは緊急ケア(けが人の処置)ともともと入院していた人の支援です。それでも病院が足りないので、UNRWAのヘルス担当のスタッフがチームで避難所を回り、プライマリーヘルスケアサービスの提供をしています。そのほかの病院でも物資や薬が不足していて、毎秒多くの命が失われている状況です。

現場の病院を復旧できるよう、昼も夜もなく陣頭指揮を執っていらっしゃいますが、現場の様子は「爆撃で亡くなるか、食べるものや必要な医療ケアが受けられずゆっくり亡くなるか、どっちか」とされ、「救える命も救えない」と悲痛な様子でお話されていました(清田先生より)。

 

東京や平和都市・広島を訪れたガザ地区の中学生3人。

3人の中学生はファディ・アリ君(科学者志望)、ジェナン・アブーユニスさん(ジャーナリスト志望)、ラマ・オウダさん。吉田さん同様、ヨルダンで足止めされており、中学生3人と引率の先生はアンマンのホテルに滞在してています。15日からアンマンにある学校に通い始めているそうです。

こどもたちは最初、自分たちだけ安全な場所にいることに違和感を覚え、学校に行くのを嫌がっていたそうです。

特に、ファディ・アリ君はガザ北部の出身。すでに自宅が破壊されてしまったほか、仲が良かった友達を空爆で失ったことを知り、泣き崩れ、言葉が出ていなかったそうです。現在、UNRWAの職員がメンタル面のサポートを実施しているそうです。3人はご両親とは連絡が取れており、現在のところは無事という確認は取れているが、今後どうなるかわかりません。

 

こどもたちは以下のように訴えています。

「こどもたちが殺されるのを見るのは辛い」

「14歳のこどもから、虐殺をやめてくれと今まで言われたことがあるか」

「一番大事なのは寄付ではない、平和だ」

「24時間電気があり、きれいな水があり、眠れる場所がある当たり前の世界で生きたい」

 

ガザに残っている清田先生や吉田さんの仲間はすでに100人以上犠牲となっており、4,000人以上の人が避難するUNRWAの学校も破壊され、6人のこどもが亡くなりました。

 

吉田美紀さんからのメッセージ:

ガザでは数年ごとに大きな戦争が繰り返されていますが、そこでもこどもがいて、仕事があって、家族がいて、人々の日常があり、未来をもって生活していました。戦争でそれが失われたとしても、その度に人々は立ち上がってそれを取り戻そうとしてきました。ただ、今回はそれができないかもしれないというところまで来ています。北部のみなさんにとって住んでいる場所は彼らのすべてでした。人々は「ナクバが繰り返されている」と絶望しています。罪のない市民がいて、その人たちが被がいを受けています。イスラエル、ハマスどっちが何とかではなく、まず停戦を呼びかけるべきです。動かなければ解決しないので、これをきっかけにこんなことがもう二度と起こらないためにどうすればよいのかを考えてほしいです。

 

*ナクバ:1948年5月のイスラエル建国当時、イスラエル軍はパレスチナの村500か所を破壊し、数千人を殺害したうえ、75万人を追い出した。パレスチナ人が「ナクバ(大惨事)」と呼ぶこの日以来、「避難民」になった彼らは二度と自分の家に帰ることができなかった。

 

*プロジェクトページに使用している画像についてはUNRWAの清田明宏保健局長と吉田美紀さんから掲載許諾取得済みです。

*また、UNRWAの清田明宏保健局長、吉田美紀さんからプロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。

 

寄付金の使い道

こうした戦時下においても、ガザのみなさんが医療にアクセスできる環境が必要です。とくにインフラが脆弱なことで、生まれてきたばかりの罪のない赤ちゃんが亡くなることがあってはなりません。

日本リザルツでは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)などを通じて、早急に医薬品の輸送や壊れた医療機器の復旧などに充て、医療サービスが継続できるようサポートをしたいと思います。  

例:医療物資の輸送費、医療機器の復旧費、現地での支援活動費

 

この事業はUNRWAなどのサポートのもと、活動を行います。

UNRWAのホームページ

安全対策:また現地で活動を行うにあたっては、在ヨルダン日本国大使館、在イスラエル日本国大使館の指導のもと外務省の安全5原則(安全確保のための諸処置等)に準する対応を行います。危険だと判断した場合には、活動を中止して、退避を行います。そうした場合はヨルダン・アンマンにあるUNRWA本部を拠点に、UNRWAを通じて活動を実施します。

 

プロジェクト実行責任者:
長坂優子(日本リザルツ)
プロジェクト実施完了日:
2024年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

安全に活動できることが確認でき次第、UNRWAや連携する団体などを通じてパレスチナ・ガザ地区において支援を実施します。 例:医療機器の輸送費、医療物資の購入費、現地での活動費(ヨルダン・アンマンなどを予定)

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リターン

1,000+システム利用料


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1,000円コース

・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介

支援者
58人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

3,000+システム利用料


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3,000円コース

・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介

支援者
54人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

5,000+システム利用料


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5000円コース

・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介

支援者
54人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


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10,000円コール

・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介

支援者
80人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

30,000+システム利用料


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30,000円コース

・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

50,000+システム利用料


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50,000円コース

・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

100,000+システム利用料


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100,000円コース

・お礼のメール
・現地の活動報告の紹介

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

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