日本の女子サッカーはアマチュアリーグとして存在していて、プロとして活躍している選手は数名です。

 

今回はそんななでしこリーグで活躍する友人たちにアンケート調査をした時の内容を少しシェアしていこうと思います!

 

【なでしこリーグの現状】

 

なでしこリーグは現在1部10チーム、2部10チームの計20チームで形成され、その下にチャレンジリーグがEASTとWEST各6チームに分かれて存在しています。

 

 

1部所属のINAC神戸レオネッサ(以下INAC)のみ、選手全員が仕事をせずにサッカーだけに打ち込むことが出来るセミプロ契約制度を導入しています。これは多くのスポンサーを獲得出来たという理由が大きく、現在日本のリーグの中でもトップの待遇でプレーをしています。

 

INACを除いた他のチームの選手はプロ契約をしている数名の選手を除き、大半が働きながら日々プレーに励んでいます。仮にプロ契約を結んでいる選手であっても、女子サッカー選手の年俸は300万~400前後だと言われ、男子と比べると厳しい状況であると言えます。(JCASTニュース記事より)。

 

では、なでしこリーグの選手はどのような仕事で生計を立てているのでしょうか?

結果の一部を以下に書き出してみました。

 

【選手の勤務先・仕事内容】

 

<勤務先>

病院、電気屋、生活協同組合、スポーツクラブ、スーパー、工場、トレーニングジム、教師、クロネコヤマト、幼稚園、市役所、銀行、食品メーカー、チームスタッフ

 

<仕事内容>

事務作業、レジ打ち、販売作業、ジムのインストラクター、製造・包装、カフェの店員、配達、教員補助、営業、サッカー指導

 

ざっと目を通しただけでもサッカーと並行して行うには大変だと感じる仕事が多くあったと思います。選手はだいたい1日4~7時間、週3~5日の勤務と並行して日々練習に励んでいるのです。

 

30人に調査した結果、週に5回(平日毎日)働いている選手の割合も多く、普通土日に試合や遠方への遠征が入ることが多いことを踏まえると、完全にオフの日がない選手もいるということがわかります。

 

また、勤務内容を見ても、体力的に厳しいものでは工場の作業や引っ越し作業、また精神的にも労力を要する営業など選手の負担になりうる仕事内容が多くみられました。

 

一番多く働いている選手は週5日1日8時間、少ない選手で週4日1日3時間という結果が見られました。もちろん少ない労働のほうが競技に集中することが出来ますが、週12時間の勤務で生活をやりくりしていくことは安易ではないと思います。

 

そんな彼女たちは今後のキャリアについてどのように考えているのでしょうか。悩みや不安を聞いてみました!

なでしこリーグで活躍する選手たち

 

【将来やセカンドキャリアに関する意見、悩み、不安】

・サッカーと仕事で忙しく、引退後のキャリアについて考えたり何かそのために行動を起こしたりすることが出来ていない

・セカンドキャリアどころか今の選手としてのキャリアに力を注ぎきれていない現状がある

・貯金がなかなかできない

・何歳まで現役で出来るのか不安

・引退後、スムーズに職につけるか不安

・引退してからでは自分のやりたい仕事が出来る可能性が低くなるのではないか不安

・セカンドキャリアで安定した収入があるかどうかが不安。

 

 

この他にも今の現状や将来について様々な不安要素を持った選手が多く、なんらかの形で問題を解決していかなければならないと感じる結果となりました。

 

サッカーだけでお金を稼ぐことが出来る様、女子サッカーをビジネスとして発展させていくことが出来れば、日本の女子サッカーのレベルも上がりより発展していくのではないかと思います。

 

この様なことも意識しながらドイツではチームの運営やマネジメントも学んでいきたいと思います!

 

 

 

 

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