佐藤晴彦先生遺著『近世漢語の新研究』の刊行
佐藤晴彦先生遺著『近世漢語の新研究』の刊行

寄付総額

2,610,000

目標金額 5,700,000円

寄付者
187人
募集終了日
2024年12月30日

    https://readyfor.jp/projects/148995?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2024年12月30日 19:51

プロジェクト91日目

本プロジェクトもあと数時間で終幕を迎えます。これまでのご支援に深甚の感謝を申し上げます。残念ながら目標額には届かない見通しとなりましたが、来秋には必ず『近世漢語の新研究』を刊行しますのでご期待下さい。

 

内容紹介も今回が最後となります。『近世漢語の新研究』第二章「言語接触編」第二節「漢兒言語」3.1.4「“一壁有者”考」の冒頭部分は以下の通りです:

 

 はじめに
 元代の中国語は二種に分けて考えなければならない。ひとつはそれまでの中国語の歴史の流れを受け継ぐものと、いまひとつは所謂「蒙文直訳体」と一括して呼ばれているものの類である。ところが後者のほうがあまりに特異な文体であったこと、またそのような文献が比較的大量に残されていたこともあいまって、はやくから注目され、その結果としてこれまでの研究もそこに集中し、あたかも元代の言語といえば、「蒙文直訳体」と呼ばれるものしかなかったような印象すら与えかねない状況だといえる。しかしそれのみにとどまっていたのでは、元代の言語の実態を明らかにしたとはおそらくならない。やはり中国語の歴史の流れを受け継いでいるもうひとつの言語の実態の解明がどうしても必要である。それでこそはじめて元代の言語の状況の全面的な記述的研究がなされたということになろう。

 

これまでたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。

ギフト

5,000+システム利用料


alt

感謝のメールと寄附金受領書①

感謝のメールと寄附金受領書をお送りします。

申込数
400
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

10,000+システム利用料


alt

感謝のメールと寄附金受領書②

感謝のメールと寄附金受領書をお送りします。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

5,000+システム利用料


alt

感謝のメールと寄附金受領書①

感謝のメールと寄附金受領書をお送りします。

申込数
400
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

10,000+システム利用料


alt

感謝のメールと寄附金受領書②

感謝のメールと寄附金受領書をお送りします。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月
1 ~ 1/ 4

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る