言葉・地域を越境し、人も自然も豊かに生きる社会の探求をしたい!

言葉・地域を越境し、人も自然も豊かに生きる社会の探求をしたい!

支援総額

555,000

目標金額 350,000円

支援者
69人
募集終了日
2025年8月14日

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プロジェクト本文

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【皆様への心からの感謝とネクストゴールへの挑戦】旅の学びを深く、広く。

 

皆様のあたたかいお気持ちとご支援をいただいたことで、ファーストゴールである”35万円”に到達することができました。僕のクラウドファンディングをご支援してくださった皆様、僕のクラウドファンディングのページを訪れてくださった皆様、そして日頃の僕の活動をたくさん支えてくださっている身近な皆様へ、心からの感謝をお伝えさせていただきたいです。本当にありがとうございます。

 

クラウドファンディングの立ち上げの際から迷っていたことの一つとして、もうひとつ”フィンランドでのフィールドワーク”への参加をしたいと思っております。フィンランドは、「自然享受権」という権利が付与されることや、世界の中でも教育・アントレプレナー育成など、自分の興味にとても重なるところがあります。

 

そこで今回、次なる挑戦として【ネクストゴール:65万円】を設定させていただきます。この旅は「身体性と感性をひらき、自然と共にある暮らしや学びの可能性」を探る探究の旅です。 そしてここから先は、より深い学びの機会へと歩みを進めていきます。

 

🔸 ① フィンランドでのリーダーシップ・内省プログラムへの参加

 

この夏、フィンランドの自然の中で開催されるリーダーシッププログラムに参加することが決まりました。このプログラムでは、沈黙や森との対話、感覚の解放などを通じて、 「自己と深く向き合うこと」から生まれる自身の内側にあるありのままのリーダーシップの在り方を探っていきます。現地で出会う実践者や研究者たちとの対話も通じて、これまで日本各地で出会ってきた若者たちの“心の居場所”づくりに通じるヒントを、自分の身体を通して感じ取り、持ち帰りたいと考えています。

 

参加費用:200,000円

 

🔸 ② 滞在費・移動費の補填

 

このような深い学びを得るには、現地に一定期間滞在し、身体ごとその空間に浸る時間が欠かせません。ネクストゴールでいただいた支援の一部は、フィンランド滞在中の生活費や移動費に充てさせていただきます。 安心して学びに集中できる環境を整えることで、旅そのものの質を高め、ZINEや出旅での還元につなげていきます。

 

滞在費用:5泊分・70000円

移動費用(国内):30000円

 

ともに旅をつくるその一歩先へ

 

この旅は、支援者のみなさん一人ひとりとともに歩んでいく旅です。 あなたの問いや風景が、僕の旅の中でふと立ち上がる。 そんな静かな交差を、ZINEや出旅での表現を通してかたちにしてお返ししていきます。「この旅を、もう一歩僕と一緒に深めてみたい」と感じていただけた方がいらっしゃると嬉しいです。ぜひこのネクストゴール挑戦へのご協力をよろしくお願いいたします!*仮に目標金額を達成できなかった場合も、皆様からいただいたご支援は僕の旅の中で使用させていただきます。

 

保坂海です。

 

はじめまして、保坂海です。

私は現在大学を休学し、2025年8月から2026年2月にかけて、ヨーロッパを中心に「人と自然が共に生きる社会の姿・あり方」を探る旅に出ようとしています。

 

海外へ行くことと地域の接点今回の僕のプロジェクトはズバリ「自然と人が共存している社会・地域のつくり手/探求者」に会いにいくことです。訪問する国の一つのアイルランドでは、ケルト人の自然観と精神性に触れることで自然環境との共存と大切にしてきた価値観について考え、フィールドワークを通して実際の土地や精神性を体感的に学びにいきます。

 

多くの国への訪問をするこの旅の根底には、「分断」が進む現代への違和感と、”自然観や文化的な生活の中にある差異と共通点”から見える”先人たちの叡智と現代社会の融合点”への探究があります。自分で長野県の大町市で野外音楽祭の「出旅〜idetabi」を立ち上げた際に、「音楽祭だけど、環境に優しく、自然と共にある空間にしよう」と共同発起した相方とよく話をしていました。そこで「昨今の人々の”娯楽”はお金を使ってしか得られないのか、”娯楽”によって自然環境や地域が蔑ろにされているのではないか」という疑問が浮かびました。

 

私たちの日常の中には時代と共に発展してきた人々の発明による設備や機能がたくさんあります。それらは、私たちの生活をとても便利で快適なものにしてくれていることは間違いありません。しかしながら、どんどん都市開発やインフラの開発などが進むにつれて、日本国内にある自然と共に生きる”里山”の姿や、本来地域の中で行われていた”お祭り”などの文化・環境はだんだんと少なくなっていきました。

 

大学での学びや、長野県内の多くの地域にいくことで自然環境の中での感覚的な学びと自分の”視覚”以外の能力を開くこと、地域に受け継がれてきた”祭り”の文化や、リアルなコミュニティの姿を体験することで”大切に守られ、紡がれてきたもの”に触れる経験をたくさんさせてもらいました。

 

これからの社会は発達した技術やシステム、AIなどを切り捨てて生活をすることはできないと思います。それと同時に、自然環境や自然の恩恵を受けずに生活することもできません。そこには、”人”の作り出した知恵と文化、自然環境がもたらす資源や循環的な流れが共存している未来を描いていく必要があると考えています。

 

そのためには、“感性”や“身体性”に意識を向けること”が、この先の自然と人との共生のあり方への鍵になるのではないかと感じています。この旅は、ただ情報を集めるものではありません。森の中にある音や風、水の近くにいるときの涼しさ、異なる文化背景をもつ人々とのふれあいと共に過ごす時間から生まれる共通的な感覚を捉えにいきます。

 

今回のプロジェクトは、この旅で得た気づきやつながりを”個人の探求で終わらせるのではなく、仲間たちと分かち合い、次の場づくりに還元していきたい。”その想いを込めて、クラウドファンディングに挑戦します。旅の伴走者として、みなさんとこの旅の学び・感覚・変化を分かち合えたら嬉しいです。

 

 

 

旅先の目的と予定

現状では、海外で取り組みたいことや訪れたい場所と人にコンタクトをとり、自分の旅のプランを計画しております。

現時点での訪問予定時期とやってみたいこと、尋ねたい場所は以下のようになっています。

 

8月下旬〜9月中旬:オランダ|リジェネラティブなリーダーシップと、社会の循環デザイン

オランダは、再生型社会の先進的な実践が多く存在し、「リーダーシップは“再び命をつなぎなおす存在”」という思想を掲げる実践者たちと出会います。森林・都市・人間が共存する仕組みづくりに触れ、自分自身の「内なるリーダー像」を問い直す出発点とします。

 

 

9月中旬〜10月上旬:フィンランド・デンマーク|自然と共にある教育と、静かな感性の再生

フィンランドにて、ヘルシンキとユバスキュラを中心としたフィールドワークを通して、自然の中における自身の内側と外側の繋がりを感じ、リーダーシップ育成と多くの社会起業家や研究者などの方と交流するプログラムに参加予定です。また、デンマークでは「暮らしと学び」のつながりを体感し、社会デザインやコミュニティデザインなどについても学びを深めていきたいと考えています。

 

 

10月上旬〜:イギリス・アイルランド|音楽・言葉・神話から学ぶ文化と表現の根

イギリスおよびアイルランドにて開催予定のイベント・フィールドワークに参加予定。アーティストとの共創や感性的な表現についての対話と、先住民族の文化や暮らし、風土を感じる期間にしたいと思っています。アイルランドでは、フェスティバルやセッション(即興音楽)の中に、言葉を越えた交歓と文化の根がはっています。その中に身体ごと飛び込み、音や物語、即興性を通じて、“表現すること”と“共にあること”の原点を探ります。

 

 

11月上旬〜20日前後にかけて:フランスおよびドイツ

フランス、ドイツについては友人がいるのでその人たちを訪問しながら、カフェ文化と歴史の変遷、宗教関係と人々の暮らしについて体感してみたいと思っています。

 

11月下旬〜12月中旬にかけて:オマーン

世界青年の船で出会った友人の住んでいるオマーンに滞在して、イスラムの国の暮らしと文化・伝統などについて体感しながら国内部を案内してもらい、オマーンの人々の取り組んでいるビジネスと視点や価値観の差について対話していきたいと思っています。

 

12月下旬〜1月にかけて:イタリアの農村部へ訪問予定

 

*国際情勢や体調などにより、11月以降の旅路に関しては大幅な変更の可能性もあります。

 

 

この旅の先に描くこと ― 分かち合い、育んでいく未来へ

この旅は、私の人生にとって“通過点”であり、“還元点”です。世界の多様な土地で出会った人々の暮らしや感覚、交わされた言葉や沈黙、そして自然と共にある文化の風景を、僕の人生に関わってくださった皆様のために返していきたいと考えています。旅の最中には、ZINEや音声レターを通じてその気配をお届けし、帰国後には、以下のような形で“この旅が育んだ問いや感覚”を循環させていきます。また、復学をしたのちの卒業論文にて海外での経験と、大学4年間の自分の実践を通して得たものを噛み砕きながら、言語化し発表へと繋げていきます。

 

1|「出旅」を、新たな実践の場としてアップデート

 

私が長野県大町市で主催してきた野外フェス「出旅」は、音楽・表現・人が集う“心の居場所”であり、地域内外の人が共に過ごす実験的なフィールドです。初めての音楽祭の主催、地域の中の居場所と言いながらも公園でやることによって開けた場にしていくこと、自分たちと同世代の子達の挑戦に「半歩を踏み出す勇気」が生まれるようなお祭りにするための工夫を続けています。

 

北アルプスに囲まれた雄大な自然の恩恵を身近に感じることができる自然環境の中で”音楽”を聞き、人と”言葉を交わす”ということができる瞬間はとても心地の良いものです。人々の癒しや心地よい空間としてだけでなく、とても豊かで恵まれている大町の自然環境と地域・文化と共にそこに”寄り添う”ことのできる祭りの姿を目指していきます。

 

この旅で得た非言語的な越境体験や自然と共生する地域づくりの視点を、「出旅」という場に還元し、「ただ楽しい」だけでなく、人の感性や身体がひらかれる深い場へと育てていきたい。たとえば、海外の実践者やアーティストとのコラボレーション音・身体・感覚にひらかれたワークショップや対話の場づくり地域の子どもたちや若者たちが“表現すること”に挑戦できるプロジェクトなど、具体的な展開を構想しています。

 

2|ZINEの作成、展示イベントで旅の感覚を分かち合う

 

この旅で出会った問いや風景を、単なる報告書ではなく、“感覚をひらくメディア”として形にします。五感に訴えるZINE・写真・音・物語を用いた展示や小さな旅の共有会・“感性をひらく問い”を中心に据えたの対話イベントなどを通じて、支援してくださった方々と、この旅の続きを一緒に編んでいけたらと思っています。ZINEの制作に際しては、一つひとつの言葉を等身大に、自分らしい言葉を通して、皆さんに僕の感じたことを体感していただくためのものにします。「旅はひとりで完結しない」誰かの問いやまなざし、気づきが重なってこそ、次の一歩が生まれていくと信じています。

 

具体的な施策として長野市での「Tomoshibi/灯火」イベントの限定開催を予定しています。

長野市にある、Local Knot Backpackers/ローカルノットバックパッカーズというゲストハウスにて立ち上げ、毎月一度オープンするBarイベントの特別会として、僕のジャーナリングをしていた日記や手帳、制作したZINEの手配りなどを含めた学びの報告会を開催します。

 

 

3|支援をしてくださった方々への、直接のご訪問及び対話のお時間

自分の学びを発信・お伝えするために、僕が自ら支援者様の元へお伺いさせていただき、自分の学びと感じたことをお話しさせていただきます。

 

支援金の使用用途

今回ご支援いただきましたお金につきましては、ヨーロッパのアイルランドにて参加予定のプログラムへの参加費および期間中の滞在費用として使用させていただきます。

  • プログラム参加費用:20万円
  • プログラム期間滞在費用:8万円
  • 同期間食費、およびその他移動費用:7万円

また、完全ALLを達成させていただきました暁には、その他の期間の滞在費用および別イベントへの参加費用等に使用させていただきます。

 

*プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりフィールドワークが開催できなかった場合、帰国後に制作予定のZINEの印刷・デザイン費用、オランダ・フィンランドでの別イベントへの参加費用及び現地での滞在費として使用させていただきます。

 

 

最後に ― 旅を「分け合う」あなたへ

 

私がこの旅をクラウドファンディングという形で始めるのは、資金を集めるためだけではありません。この旅は、私自身の探求であると同時に、あなたとの共創の旅です。国境や文化を越えた人々の営みに触れながら、その中に共通する「生きる力」や「つながりの感覚」を、問いや風として持ち帰りたい。そして、それをZINEに、場に、人と人との関係に変えて、また別の誰かの感性をひらくきっかけにしていく。この循環の中に、あなたもぜひ加わっていただけたら嬉しいです。そして、そこから生まれた感覚が、あなた自身の旅や問いに火を灯すことができたら、本当に嬉しいです。一緒に旅を歩いてくれる仲間の存在が、この旅に、そしてこれからの未来へ、新しいつながりと大きなきっかけになることを信じています。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

保坂海

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
保坂海
プロジェクト実施完了日:
2025年10月15日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

10月に訪問予定のアイルランドでのフィールドワークでの参加費用にて使用させていただきます。 ・フィールドワーク参加費用:20万円 ・フィールドワーク期間滞在費用:8万円 ・同期間食費、およびその他移動費用:7万円 *完全ALLを達成させていただきました暁には、その他の期間の滞在費用および別イベントへの参加費用等に使用させていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
プロジェクトを行うために必要な総額と目標金額の差額に関しては、自己資金で負担をさせていただく予定です。

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プロフィール

出身地:北海道 趣味:野球をすること、観ること 特技:パスタづくり 一言: どんな時でも世界を幸せにしてくれるのは、小さな 子供の笑顔と、何歳になってもイチャイチャできる 老夫婦です。

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リターン

3,000+システム利用料


旅の入口を共にする便り

旅の入口を共にする便り

【お礼のメッセージ】
お礼のお言葉をメールでお届けさせていただきます。また、現地にて撮影させていただきましたお写真をデータ、もしくは印刷にてお届けいたします。

申込数
12
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

5,000+システム利用料


あなたの問いも一緒に旅へ

あなたの問いも一緒に旅へ

【あなたの問いも旅をします】
支援してくださった方の、日頃の中で感じる”もやもや”や”違和感”を問いとして、僕がお預かりし、現地の方に直接お伺いしてきます。

その時の記録とともに、僕の感じたことも添えてメッセージとしてお送りさせていただきます。

*お手紙形式と、メールやその他のメッセージを通した形式と両方対応いたします。
*お手紙形式となる場合、お届けまでに少しお時間をいただく可能性があります。ご了承ください。

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年5月

3,000+システム利用料


旅の入口を共にする便り

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2026年4月

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発送完了予定月
2026年5月
1 ~ 1/ 13

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