門脈圧亢進症研究を英文誌で海外へ発信したい!

門脈圧亢進症研究を英文誌で海外へ発信したい!

支援総額

7,244,000

目標金額 6,100,000円

支援者
242人
募集終了日
2025年10月31日

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プロジェクト本文

 

自己紹介

 

ページをご覧くださり、ありがとうございます。門脈圧亢進症学会の英文誌準備委員長の日高 央(ひだか ひさし)と申します。私たちの日本門脈圧亢進症学会(https://jsph.gr.jp/)をご紹介します。

 

●門脈圧亢進症とは

私たちが治療している病気は、門脈の圧が高くなる(門脈圧亢進状態)が原因で発生します。その代表的な疾患である食道胃静脈瘤出血は、かって致死的で極めて難治な疾患でした。

 

●日本門脈圧亢進症学会とは

この疾患の治療・研究を目的として、1968年(昭和43年)に門脈外科研究会が立ち上がりました。1978年(昭和53年)には門脈圧亢進症研究会となり、さらに1986年(昭和61年)発足の食道静脈瘤硬化療法研究会と合同し、1994年(平成6年)に誕生しました。

 

●門脈圧亢進症が引き起こす様々な疾患について

本学会を中心とした治療法の確立により食道胃静脈瘤は、ほぼ克服されましたが、十二指腸、小腸、大腸そして直腸の静脈瘤からの出血コントロールはまだ十分とはいえません。

 

さらに門脈亢進状態が原因で、患者さんの意識状態が悪くなる肝性脳症、お腹に貯まった腹水、脾臓腫大による血小板減少等々、まだまだ解決しなくてはならない問題が山積しています。

 

本学会は、上記の疾患を解決し、患者さんを救命する「門脈圧亢進症:portal hypertension」に特化した学会です。このSpecificityに恥じない、Intensiveで独創的な診断・治療法への斬新な研究が本学会から輩出されることを期待しております。

 

食道静脈瘤出血(まさに止血しようとしている瞬間)

 

食道静脈瘤出血に対して、上部内視鏡にて止血処置をしている写真です。内視鏡の先についた黒いゴムのリングが掛かると止血されます。

 

 

無事止血されました。

 

●我々の学会は門脈圧亢進症に関わる各種定義の確立やガイドラインの作成、門脈圧亢進症診療マニュアルの作成、そして保険収載など様々な活動を行ってきました。

 

・門脈圧亢進症取扱い規約(第4版)

 

・日本肝臓学会と合同で門脈圧亢進症の診療ガイド2022

 

・門脈圧亢進症診療マニュアル

 

・胃底部胃静脈瘤に対するBRTOによる治療の保険収載

・内視鏡的胃静脈瘤閉塞術におけるヒストアクリルⓇの保険収載

等々

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

私たちは治療や研究に研鑽を重ね、本邦における確固たる地位を確立しました。しかし日本語による学会誌のため、海外での認知度は決して高いとはいえません。

 

認知されるためには英語で発信しなくてはなりません。この学会誌の発刊は、若研究者が世界へ飛び出す土台となります。

 

また、この長年に渡って積み上げられた知識を世界で本当に困っている人々と共有していかなくてはなりません。英語で書かれた雑誌のみ、世界の人々に情報を届け、多くの人の命を救うことが出来ます。

 

この挑戦を通して、門脈圧亢進症という病気への社会的な関心を高めたいとも考えています。

 

これは本会雑誌(日本語)です。どんなに素晴らしい内容でも、日本語では海外の人々に読んで貰えません。

 

 

門脈圧亢進症に特化した英文学術誌は、今こそチャンスと考えています!

 

 

プロジェクトの内容

 

発刊を予定しているジャーナルタイトル:Journal of portalhypertension(英文誌)

 

● ジャーナルの所有権(学会):日本門脈圧亢進症学会

● 目的:門脈圧亢進症学会に関する研究と治療法の世界への普及。

● 対象読者:門脈圧亢進症学会の研究や治療に携わる世界中の研究者および臨床医。

● 雑誌の概要:門脈圧亢進症領域に特化した基礎および臨床研究を掲載し、さらに治療手技や研究手法を広く普及させるべく動画配信も予定している。この特異性に恥じない、集約的・独創的・斬新的な研究成果を日本から世界に発信することを目指しています。

 

資金使途

 

●雑誌を発刊するための年間予算:約482万円

(今回のクラウドファンディングは、発刊費用にすべて充てる予定です。)

内訳として
創刊準備サポート(8カ月想定)         ¥2,640,000
表紙デザイン作成及び論文レイアウト作成 ¥1,375,000
投稿査読システム導入及び運用費                     ¥799,013
総額(税込)                                                            ¥4,814,013
 

●クラウドファンディング手数料:約128万円

 


 

ジャーナルの想定読者層:世界中の内科学、外科学、病理学、放射線学分野の研究者および臨床医。

発行モデル:オープンアクセス(論文処理料金[APC:10万円]は著者自身が支払う)。

採用する査読方式:単一盲検(査読者は著者の氏名を知り、著者は査読者の氏名を知らない)

初回目標インパクトファクター: 1~2。

 

関連学会の会員数:1,200人

 

最初の号の発行予定日:2027発行頻度:年間発行予定数:年2回年間の論文見込2027:10本, 2028:12本, 2029:15本, 2030:15本, 2031:15本, 2032:18本

 

掲載予定の論文の種類と割合20%:総説30%:原著論文とレビュー記事20%:症例報告20%:

 

 

編集部の所在地、スタッフ役職、組織構造:1-1-1一ツ橋、千代田区、東京100-0003、日本(株式会社)毎日学術フォーラム編集者および編集委員会メンバー

 

クラウドファンディングでご支援を募る理由

 

私たち門脈圧亢進症学会は、患者さんの命を救うというただ一つの使命のもと、日々挑戦を続けて参りました。これまで約1200名の仲間と共に積み重ねてきた努力は、確実に人々の未来を変えてきたと自負しています。

 

しかし、医学の進歩に国境はありません。日本で培われた経験と知恵を世界へ発信し、さらなる命を救うために――私たちは今、新たに英文誌を創刊するという大きな挑戦に踏み出します。

 

この挑戦は、学会だけの力では成し遂げられません。医学の未来をともに切り拓く志を持つ方々と手を取り合い、共に歩む必要があります。だからこそ、クラウドファンディングという形で、私たちは「共に夢を実現してくれる仲間」を探しています。

 

これは資金集めのためではありません。未来を信じ、命を救う医学の可能性を広げたい――その熱意に共鳴してくださる方々と力を合わせるための挑戦です。どうか、私たちと一緒にこの歴史的な一歩を築いてください。あなたの想いが、必ず世界の患者さんの希望となります。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

本英文誌が定期的に発刊される様になれば、海外で発刊されている他の英文誌に頼ることなく、我々の雑誌を通して、世界レベルのエビデンスを発信出来るようになり、海外からもたくさんの論文を投稿して頂き、本学会が中心となって国際会議を開催していきたい。

 

この挑戦を通じて、門脈圧亢進症という病気への社会的な関心を高めたいとも考えています。

 

第32回日本門脈圧亢進症学会総会(2025年9月11日~12日)

奈良春日野国際フォーラム甍〜I・RA・KA〜

門脈圧亢進症診療の未来予想図

 

私たちが長年培った知識と技術を世界に広めるため、日本門脈圧学会の英文誌(Journal of portal hypertension)発刊へ向けてのご支援を何卒お願い申し上げます。

 

 

 

 

応援メッセージ

 

元日本門脈圧亢進症学会理事長  

沖田 極先生

日本門脈圧亢進症学会欧文誌発刊を熱望する

 

ある事件により、日本門脈圧亢進症学会の全財産を失いゼロから再出発した折の学会理事長として、先ずは学会としての体裁を整える必要性から学会誌の発刊から手をつけることにした。現在の和文誌である。

 

しかしながら、欧米のβブロッカーを主体にした薬物療法と我が国の内視鏡治療やインターベンション治療と噛み合わない議論が続いている現状は独り相撲の感がある。加えて、IFもつかない和文論文に対する国際的な評価がない現状では、何れ学会誌の欧文誌化は必然とも言えることであった。

 

私は嘗て、日本肝臓学会広報担当理事として欧文誌の発刊に携わった経験があり、この事業が如何に困難なものであるか知っている。その理由は、提携出版会社との金銭的契約、優秀論文の十分な投稿数確保、英文チェック専門者の委託などである。

 

日本肝臓学会の欧文誌発刊に関しては、第一段階として総会や投稿論文に加え、大会などで注目された研究などを紹介する所謂“communication”を目的とした”Hepatology Communications“を発刊し、一定の読者が集まり学会員からIFを上げるためにも原著論文主体の欧文誌発刊の要望が強くなった段階で”Hepatology Research“と改めた。現在、IFは3点を越え肝臓に特化した国際誌では高い方の評価を受けている。ここに来るまでに20年以上の時間を要している。

 

さて、日本門脈圧亢進症学会欧文誌であるが、理事長吉田寛教授の強い熱意の下で、私の嘗ての同僚である石川剛君が担当理事として、この困難な業務に当たっている。それは、日本で行われている門脈圧亢進症に対する治療の有効性を世界に知らしめたいというパッションそのものである。

 

発刊まで幾多の困難が待ち構えていると想像に難くないが、その解決策の第一段がクラウドファンディングであることは間違いない。学会が国際的にも評価を受け発展するためにも関係各位のご支援を衷心よりお願いする次第である。

 

 

門脈圧亢進症学会直前理事長(Immediate Past President)     

新百合ヶ丘総合病院肝疾患低侵襲治療センター/内視鏡センター長 

國分茂博先生

門脈は肝臓と消化器の架け橋

 

私が理事長になった2019年頃から、「門脈圧亢進症学会誌」は英文誌にしたい!と切望する私以下複数意見はありました。しかし、現実的な動きを示すには至りませんでした。 

 

そこで今回この英文誌立ち上げを具現化しようとしている吉田寛理事長の慧眼と勇気、日髙央準備委員長の強い意欲には、敬意を表します。本学会員を中心に肝・消化器・内視鏡・IVRなど関連学会・支援企業を巻き込んで確かな協力体制を構築していくしかありません。何卒、皆様宜しくお願い申し上げます。 

 

また昨年から始まり今年応募数が増えた國分賞や田尻賞でも、この英文学会誌投稿を経て選考出来るようになれば?と夢見て居ります。

 

門脈圧亢進症学会理事長

日本医科大学消化器外科主任教授 

吉田 寛 先生

日本門脈圧亢進症学会理事長の吉田寛でございます。1970年代、食道胃静脈瘤出血された方の大半はお亡くなりになっておりました。

 

その後、日本における門脈圧亢進症研究は急速に進歩し、その治療成績は世界にも誇れるものとなっております。しかし世界では未だに多くの方々が門脈圧亢進症で苦しんでおられます。

 

日本の誇れる門脈圧亢進症研究を世界に発信するために、是非とも皆様のご支援を賜りたくお願い申し上げます。

 

 

門脈圧亢進症学会理事

奈良県立医科大学 消化器・代謝内科教授

吉治仁志先生

門脈圧亢進症は肝硬変などに伴い生命予後や生活の質に大きく影響する重要な病態です。

 

日本の優れた治療技術やこの分野の最新知見を世界に広く発信し、研究と診療の発展につなげるべく、私たちは英文誌を創刊する予定です。しかし、英文誌刊行には多くの費用が必要です。本事業に賛同頂ける皆様とともに、国際的な情報発信の扉を開くため、クラウドファンディングへのご支援をお願い申し上げます。

 

 

門脈圧亢進症学会 副理事長 

獨協医科大学医学部 内科学(消化器)講座 主任教授

 入澤篤志先生

私は消化器内視鏡を軸に門脈圧亢進症(特に消化管静脈瘤)の診療・研究に従事してきました。これまで諸先輩方と培ってきた内視鏡治療により,本邦では多くの患者さんが救われてきたことは事実です。

 

しかし,これまでに様々な国で内視鏡による静脈瘤治療の現場を見てきて,「本邦の内視鏡による静脈瘤治療は世界に冠たるものである」という思いを強くした一方で,「その技術や理論は十分に普及していないこと」も実感しました。

 

本邦の門脈圧亢進症研究に関する知見を定期的に英文誌として世界に発信することは,全世界の人々への大きな貢献に繫がるものと確信しております。また,世界を見渡してもこれまでに門脈圧亢進症に特化した英文誌はありませんので,本誌発刊後は,各国の研究者からも多くの論文が投稿され,より高いレベルのジャーナルに成長していくことが期待されます。

 

本事業へのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

 

 

門脈圧亢進症学会理事

門脈圧亢進症学会英文誌 副準備委員長

山口大学大学院医学系研究科 消化器内科学 准教授

石川 剛先生 

門脈圧亢進症(portal hypertension)に特化した学会(=日本門脈圧亢進症学会)の英文学術誌の早期発刊に期待したい!肝臓病学・内視鏡学・IVR学・病理学の融合ともいえる「門脈圧亢進症」学に関する集約的・独創的・斬新的な基礎・臨床研究成果を我が国から全世界に発信したい!!

 

この ニッチな分野に特化した治療手技や研究手法、示唆に富む稀少症例を新たな医学雑誌としてグローバルにアピールしたい!!!

 

我々の夢の実現のために、皆様からの熱い厚いご支援を心よりお待ちしております。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

門脈圧亢進症学会理事

英文誌発刊準備委員長

北里大学医学部消化器内科学教授(北里大学メディカルセンター)

日高 央

素晴らしき門脈圧亢進症学会の皆様と共に

 

いよいよ英文誌発刊へ向けてのクラウドファンディングが始まります。学会員の誰もが待ち望んでいたものの、始められなかった事業のスタートです。今後も多くの困難が待ち受けると思います。

 

しかし誰かが今、本気で取り組まなければ、何年たっても実現出来ないと考え覚悟を決めました。将来、がんばって英文誌を出して本当に良かったと、後輩達に言って貰えるように頑張ります。

 

皆様の温かいご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
吉田寛(日本門脈圧亢進症学会)
プロジェクト実施完了日:
2027年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

門脈圧亢進症学会が英文誌を、杏林舎にて発刊するための資金。 初期費用の内訳として、創刊準備サポート(8カ月想定)、表紙デザイン作成及び論文レイアウト作成、投稿査読システム導入及び運用費など。

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リターン

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・感謝のメールをお送りします。

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18
在庫数
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発送完了予定月
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お名前の掲載(発刊号)

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