人生を綴る出版社設立!著名人インタビュー千人の経験を生かして

人生を綴る出版社設立!著名人インタビュー千人の経験を生かして

支援総額

130,000

目標金額 120,000円

支援者
6人
募集終了日
2019年6月3日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

◆プロジェクト達成の御礼と、ネクストゴール挑戦のご報告◆

令和元日、プロジェクトが目標金額に達しました!
あたたかいご支援、誠にありがとうございます!!
公開終了の6月3日まで、ネクストゴール目標金額22万円を設定し、
プロジェクトの宣伝の充実にあてたいと思います。

 

またプロジェクト第一号となる自分史の作成も実現したいと思います。
ご自身の生きた証を残したい、ご両親やお世話になった方のギフトにしたいなど、
周囲で関心を持たれそうな方がいましたら、ぜひお声をかけてください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
                        谷口桂子 5月6日 記

 

◆初めての方は、以下の文も読んでいただければ幸いです◆

 

こんにちは、谷口桂子と申します。ものを書く仕事をしています。

ずっと考えていたことを、今こそ始めたいと思い、初めてクラウドファンディングにトライしました。

 

ジャーナリスト・鳥越俊太郎さんとのトークイベント。2011年、都内の書店で

 

著名人インタビューに明け暮れた若い頃

私はいまだに読み書きは日本語しかできないのですが、東京外国語大学イタリア語学科の学生だったときに新聞社でアルバイトを始め、それが縁で、アラブのカタールで初めて開かれた日本週間にお茶の先生として招かれました。

そのときの出会いから・・それは新聞の小さな切り抜きなのですが、30数年後の一昨年に小説「越し人 芥川龍之介最後の恋人」(小学館)を上梓することになります。出会いを作っていただいたジャーナリストの鳥越俊太郎さんには感謝しかなく、よき出会いに恵まれて人生は彩られていくのではないでしょうか。

 

帰国後、フリーランスでインタビューの仕事を始めました。

まだ雑誌に活気が残っていた時代で、週刊朝日連載「夫婦の階段」「夫婦の情景」で著名夫婦350組のインタビューを始め、元首相、ノーベル賞受賞者など、インタビューを手掛けた人の数は1000人を超えました。

若かったこともあって、有名な人、今旬の人と、上に上に目が向いていました。

 

祇園のお茶屋「みの家」でお化けのお座敷。「みの家」も昨年ノンフィクション本となりました

 

 

日雇い労働者の街で山谷俳人を取材

転機が訪れたのは、最初の小説が出版された39歳のとき。私は日雇い労働者の街・山谷で俳句を詠む山谷俳人の取材に行き、「文藝春秋」にルポを発表し、のちに私の俳句を織り込んだ俳句小説を刊行しました。

そのとき山谷俳人がつぶやいた、「自分という人間が、この世に生きた証を残したい」という言葉が、私の胸中でずっとたゆたっていました。

 

「文藝春秋」1999年8月号掲載のヒューマンルポ「山谷俳句会の22年」

 

 

インタビューなら人生の物語が残せる

この世に生まれた以上、誰もが最後は棺に入って火葬場で焼かれ、白いカラカラの骨になる。それは避けられない宿命です。どんなにすばらしい業績も、いつかは灰になり風化していく。だからこそ、虚しいとわかっていても、人は「生きた証」を求めるのではないか。山谷俳人はそれを俳句で表現しました。表現方法を持つ人は自身で表現するでしょう。でもそうでない人も、インタビューという形なら、自分の人生の物語が残せるのではないか。華やかな著名人ばかりに目を向けてきましたが、実は市井の人にこそ、胸の奥底に秘めた宝物があるのではないか。私のこれまでの経験から、それを形にするお手伝いができないだろうか・・

そんな思いが、いつの頃からか湧いてきました。

私は若い頃に俳句を始め、その後、幸運にも大手出版社から何冊か小説を出していただきました。でもインタビューという仕事も、天職と思えるほど好きだったのを思い出しました。

 

インタビューで出会った女優・左時枝さんとは句画帖「私の物語」を刊行しました

 

私の人生でやり残したこと

ところが周囲は、とりわけ一緒に仕事をしてきた編集者の方たちは、今回のプロジェクトに猛反対。「プロがシロウトに筆を使うことはない」というのです。一冊本を出して売れなければ次はないという小説世界で、この春には新刊小説も刊行され、せっかくプロの世界に身を置いているのに、それを大事にすればいいというのです。私のことを思っての有難い助言で、もちろんそれはそれで、これからも書き続けます。

でもどうしても私の人生で、やり残したことがあるように思えてならないのです。

 

逆に、人生100年時代になり、生前葬が広がりを見せ、自分史の活用が注目される中で、私のインタビュー経歴に目を向けた会社社長がいました。高齢者のメンタルケアにも役立ち、子から親へのギフトにもなるといいました。これは需要があり、儲かると思ったのでしょうか。「マネージャーを一人、アシスタントを二人つけるから、ひと月、どれ位数をこなせる?」と聞かれました。ビジネスとして考えているのですから当然ですが、そうなれば人件費等を払うため、私はマシーンのように書き続けなければなりません。その人の輝いた時間をインタビュアーとして共有したい・・という願いなど顧みてはいられないでしょう。

 

「助けてと声をあげよう!」は私のライフワークです。中日新聞2011年10月4日朝刊

 

どれほどのことができるかわかりませんが、私はまず、ひとりで始めようと思いました。出版社を立ち上げるだけならさほどお金はかかりません。でも対象となるのが一般の人で、私のプロジェクトを必要としてくれる人がどこにいるかわかりません。それには宣伝が必要だと気づきました。

この文章を読まれた方に、ぜひともお願いです。

私のチャレンジに興味を持っていただけたら嬉しいですが、そうでなくても、周囲で関心を持ちそうな方にこのようなプロジェクトがあることを伝えていただけないでしょうか。お一人でも、この世に生きた証が残せるお手伝いができることを願って。よろしくお願いします。

 

※HPに支援者の方のお名前を入れさせていただきます(希望の方のみ)。

このプロジェクトの発展を、一緒に見守っていただければ幸いです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・プロジェクトの終了要項
以下の2つを実行したことをもってプロジェクトを終了とする
①2019年11月30日までに出版社設立(社名未定)
②2019年11月30日までにHPを立ち上げる(依頼先確定)

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作家 俳人

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リターン

5,000


新刊または近刊と「私の物語」をサイン入りでプレゼント&HPにお名前を記載

新刊または近刊と「私の物語」をサイン入りでプレゼント&HPにお名前を記載

①新刊小説「崖っぷちパラダイス」(小学館、2019年)
②小説「越し人 芥川龍之介最後の恋人」(小学館、2017年)
③ノンフィクション「祇園、うっとこの話『みの家』女将、ひとり語り」(平凡社、2018年)

以上3冊のうちご希望の本1冊に、句画帖「私の物語」(女優・左時枝さんとの共著)をつけてサイン入りでお送りします。

HPにお名前を入れさせていただきます(希望の方のみ)

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

50,000


限定3名 著作10冊(サイン入り)&HPにお名前を記載

限定3名 著作10冊(サイン入り)&HPにお名前を記載

句集「妬心」(角川書店)
インタビュー集「夫婦の階段」(NHK出版)
小説「エイク」「一寸先は光」(以上、講談社)、「ケンカこでまり」(集英社)、「越し人 芥川龍之介最後の恋人」「崖っぷちパラダイス」(以上、小学館)
評伝「愛の俳句愛の人生」(講談社)
句画帖「私の物語」(左時枝さんと共著、知玄舎)
ノンフィクション「祇園、うっとこの話『みの家』女将、ひとり語り」(平凡社)

以上10冊をサイン入りでお送りします。

☆インタビュー集「夫婦の階段」は松本幸四郎(当時)夫妻、尾上菊五郎(当時)夫妻、山本富士子夫妻、水木しげる夫妻ら41組の著名夫婦をセレクトした貴重なものです。

HPにお名前を入れさせていただきます(希望の方のみ)

支援者
1人
在庫数
1
発送完了予定月
2019年11月

1,000,000


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限定1名 あなたの「生きた証」となる自分史を作成します!

プロジェクト第一号となる簡易版の自分史を作成します。
簡易版のため、本ではなく冊子です。
400字詰め原稿用紙で、100~200枚の分量を予定しています。
インタビューは直接対面で。場所はご相談の上で、インタビューのための交通費等は別途ご負担いただきます。
インタビューの前に、略歴などの資料を送っていただきます。
※冊子の完成は11月を予定していますが、ただし、インタビューが順調に進んだ場合です。

支援者
0人
在庫数
1
発送完了予定月
2019年11月

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作家 俳人

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