
支援総額
目標金額 200,000円
- 支援者
- 22人
- 募集終了日
- 2024年3月25日

放棄地再生×壺焼き芋で100年後も食を楽しめる未来を残したい

#子ども・教育
- 現在
- 477,000円
- 支援者
- 29人
- 残り
- 21日

日本伝統のわら細工文化を未来に継承したい。職人育成にご支援を!

#地域文化
- 現在
- 111,000円
- 支援者
- 9人
- 残り
- 41日

こどもたちやお年寄りに笑顔の花を

#まちづくり
- 現在
- 1,500円
- 支援者
- 3人
- 残り
- 37日

貯蓄が尽きてしまい、大学が退学になりそうです。

#子ども・教育
- 現在
- 1,266,000円
- 支援者
- 17人
- 残り
- 5日

【緊急】養老牧場の移転の為のご支援をお願い致します

#地域文化
- 現在
- 6,535,000円
- 支援者
- 554人
- 残り
- 40日

【大船渡 山林火災】3.11の被災地が再び被災. 緊急支援を開始!

#災害
- 現在
- 3,326,000円
- 寄付者
- 358人
- 残り
- 41日

飛騨高山で母のカフェを再オープンさせるためキッチンカーから始めたい

#まちづくり
- 現在
- 761,000円
- 支援者
- 46人
- 残り
- 31日
プロジェクト本文
終了報告を読む
「お大師さん」という風習をご存じでしょうか。インターネットで検索すると、愛知県や山口県、長崎県、そして四国のお遍路さんに関係する記事が出てきます。「お大師さん」は、弘法大師・空海上人の縁日にちなむお祭りです。
このお祭り「お大師さん」は、各地で少しずつやり方は違うようですが、鳥取県境港市では4月21日に「南無大師遍照金剛」と書いたお札を持って町内のお大師さんの像のある家(当番家・接待所)をまわり、お札をお供えして、「セッタイ」と言われるお菓子をもらう風習です。
子どもたちにとってはお菓子がもらえる楽しい日です。
境港市上道町では、半世紀くらい前には、十数軒の家がお大師さんをおこなっていましたが、現在は3軒。その内の1軒が私の実家の京紺屋(屋号、きょうごや)です。当番家は、同じ学区(小学校)の中野町と併せても7軒ほどとなっています。他の町ではなくなってしまったところもあります。
境港市渡町のお大師さん「新・サンデーKUぼちぼち絵日記」より
古くからの風習であるお大師さんが廃れていっている、他の地域でも同じような状況ではないかと思います。
特にここ数年はコロナの影響で中断を余儀なくされたこともあり、このまま無くなってしまうところも出てくるのはないかと危惧しています。
海外の似たようなお祭りであるハロウィンは、
年々盛んになっているのに、
古くから地域に伝わる子どもたちが楽しめるイベント「お大師さん」が
無くなろうとしている、
この現状をなんとかしたい。
イラスト:「新・サンデーKUぼちぼち絵日記」より
▼プロジェクトの目標
お大師さんをやってもらう家を増やす。目標は、まずは町内 +5軒増。
お大師さんをやらなくなった理由としては、「親の世代はやっていたが、自分がするには時間がない」「お菓子や花などお金がかかる」等々。そもそも、お大師さんのセッタイを縁側でしていたが、建て替えなどで縁側が無くなったという家もあると思います。
お大師さんの楽しさは町内の家々を回る楽しさにあります。今でいうところのウォーカブルなまちづくりのプログラムで、スタンプラリーのような楽しさもあります。通りを歩くことで健康になり、人と話をすることで健やかな気持ちになれる。人が通りを歩けば、町に賑わいが感じられる。
このプロジェクトでは、お大師さんをきっかけとして、接待所の他、フリーマーケットやガレージセールなど、「歩いて回る」ためのポイントを町内に点在させます。
2023年「上道ハロウィン」の一日駄菓子屋に集まった子どもたち atelier京紺屋
▼プロジェクトの内容
コロナ前、4月21日が平日であれば、地域の行事として小学校と公民館が協力して、小学低学年を引率して接待所を回っていましたが、ここ数年は、上道町では当番家内で話合い、お大師さん自体も行っていませんでした。
今年はコロナが5類に移行して久々のお大師さんですが、日曜日のため小学校から回る予定は(現時点では)ありません。
一方で、昨年10月末、地域で定期的にフリーマーケットを開催しているグループのイベント「上道ハロウィン」に参加し、atelier京紺屋では「一日駄菓子屋さん」を開きました。大盛況で、多くの子どもたちがおじいちゃんやおばちゃんと一緒に来てくれました。(以前は町内を縦断する道路「なだ道」沿いにお菓子を売っている雑貨屋が3軒ありましたが、今はなく、コンビニエンスストアもありません。)
子どもたちはイベントを楽しみにしています。お大師さんをやっている家を増やし、併せて、フリーマーケットやガレージセールを開催して、通りに賑わいをつくりだします。
(お大師さんの開催を助けるため、)クラウドファンディングによるセッタイ(お菓子)の補助。
昔はせんべい数枚をそのまま小さな皿に盛り、お札をお供えした子どもは皿を受け取って、せんべいを持ってきた袋に移し替え、家々を回っていましたが、最近は個別包装のお菓子を皿に盛っています。コロナ禍でその傾向はより一般的になっています。
せんべい数枚であった頃に比べると、セッタイ(お菓子)にかかる費用は増えており、だいたい1家あたり200皿ほど用意するので、1~2万円ほどの出費となります。
クラウドファンディングで集めた資金は、今年からお大師さんをやる家を中心に、セッタイの補助金として使います。
お大師さんをやめてしまった家と、やってみたい家をマッチングさせ、お大師さん像の貸し出しをする。
そもそもですが、お大師さんをやるためには、お祀りする像(絵)が必要となります。親の代までお大師さんをやっていた家には、祀られなくなった像が残されていますので、それをお借りして、やってみたい家でお大師さんを開催します。
お大師さんをやる家(接待所)が町内に点在しますので、クラウドファンディングで集めた資金で「のぼり」を作り、家々を回る目印とします。
公民館や地区の会館など、お大師さんの場所を確保し、出張「お大師さん」を行う。
以前はお大師さんをやっていてお大師さん像があり、自分でやってみたいが、自宅での開催が難しいという場合、公民館や地区の会館など、公共施設を間借りして出張お大師さんを開催します。
同じ日に、フリーマーケットやガレージセールを開催し、地区の賑わいを導く。
お大師さんと併せて、町内の各所でのフリーマーケットや、自宅前でのガレージセールなどを開催し、町内を回るポイントを点在させます。
お子さんのいる家庭に向けて、成長と共に合わなくなった子ども服や本・おもちゃなどを、無償配布や低額有償で販売するフリーマーケットを、atelier京紺屋で開きます。
フリーマーケットやガレージセールも記載したお大師さんマップをつくり、公民館や小学校で配布します。
2023年「上道ハロウィン」でのフリーマーケット atelier京紺屋
2023年「上道ハロウィン」での生け花教室 atelier京紺屋
●atelier京紺屋(きょうごや)の紹介
お大師さんを続けている内の1軒「京紺屋」は、昔の幹線道路であった「なだ道」に面してあり、今の建物は、明治37年に島根半島から移築したものです。何回かの増改築を行い110数年、老朽化した建物を昨年リフォームし、土間と板間の座敷空間のある「atelier京紺屋」としてお披露目いたしました。
屋号の通り藍染めを生業としていた時期があり、床をほどいたところ藍甕が出てきました。
今回の返礼品は、京紺屋の先代のおかみが集めた絣の古布を小物に仕立てたものです。
atelier京紺屋 土間上の梁
左:床下に残っていた藍甕。 右:藍甕を活かしたプランター
▼プロジェクトの展望・ビジョン
地区の風習としてのお大師さんの継続と、今のコミュニティにあったイベントをめざす。
お大師さんは宗教行事という側面もありますが、コロナ前は公民館事業として小学生を連れて「お大師さん回り」を行ってきたということもあり、子どもたちにとっても、案内する町民にとっても、地域の楽しみな風習となっています。
海外から入ってきたハロウィンが全国イベントとなっているように、今の町民のコミュニティに馴染む形であれば、継続の可能性があるイベントと考えます。
今年は地元の上道町・中野町のお大師さん支援を実施しその可能性を探りますが、より多くの支援金が集まった場合や、次年以降のクラウドファンディングの実施により、対象範囲を市内の他の地区に広げて、お大師さんの実施の継続を目指します。
子どもたちにうれしく、高齢者が楽しめるまちづくりをめざす。
高齢化の進む地区ですが、少子化の波は周辺の他の小学校に比べて緩やかです。小学校の下校前には子どもたちへの見守りを促す町内放送が流れ、1年生は高齢者が付き添って下校しており、子どもたちと地元の高齢者は近しい関係にあります。
通りに町内の大人が出ていれば子どもたちの見守りができます。atelier京紺屋では、通りに面してベンチを設置しました。高齢者が買い物に行くのに、ちょっと休憩できるようにするためですが、子どもたちの見守りの場としても使ってもらえると良いと考えています。
ウォーカブルなまちづくりにより、子どもたちが安全・安心に育ち、高齢者がやりがいと楽しみが持てるまちなかを目指します。
※プロジェクト成立後、天災などのやむを得ない事態やコロナウィルスなどの影響でイベントが開催できなかった場合、本年分の報告を行い、その上で集まった寄付金は次年に繰り越して実行いたします。(開催年の報告もお送りいたします。)
※掲載している画像・イラストはHP管理者の許諾を得て掲載しています。
※掲載している名称は記載名の許諾を得て掲載しています。
- プロジェクト実行責任者:
- 平松(染森)早苗(atelier京紺屋)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年5月15日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
◆2024年4月21日、コロナ明けの「お大師さん」を盛り上げます。 ◆クラウドファンディング資金の使途 ・お菓子代補助(※必要予算 1皿80円想定×200皿=1軒当たり1.6万円程度) 1万円/家×7軒(既存)=7万円、1.5万円/家×5軒(新規)=7.5万円 ・案内のぼり制作 3000円×12軒=3.6万円
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プロフィール
鳥取県境港市出身。上道小学校、境第一中学校、県立境高等学校を卒業後、上京。東京藝術大学デザイン科、同大学院修了。東京の造園コンサルタント会社に就職、公園などの設計に関わる。会社勤務10年、フリーランス10年を経て、現在は合同会社ars設景 代表社員。2023年に生家の古民家をリフォームしatelier京紺屋の運営を始める。東京都江東区在住。
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リターン
3,000円+システム利用料
【リターン不要の方】3000円コース
●お礼のメール
●活動報告書(PDF形式でメールで送付)
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年5月
5,000円+システム利用料

絣の古布を使ったコースター(10cm角)2枚、お礼状・ご報告
●絣の柄の指定はできません。
●返礼品と一緒にお礼状とご報告をお送りいたします。
- 申込数
- 0
- 在庫数
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プロフィール
鳥取県境港市出身。上道小学校、境第一中学校、県立境高等学校を卒業後、上京。東京藝術大学デザイン科、同大学院修了。東京の造園コンサルタント会社に就職、公園などの設計に関わる。会社勤務10年、フリーランス10年を経て、現在は合同会社ars設景 代表社員。2023年に生家の古民家をリフォームしatelier京紺屋の運営を始める。東京都江東区在住。