小物入れ（カプセル用ピンセットケース）の製作

 

▼自己紹介

 

　初めまして。鈴木内科医院　院長　鈴木敏秋です。

 

 

　17年前の話になりますが、漢方薬や粉薬が飲みにくいという子供さんや、お年寄りのために、カプセル用ピンセットを開発しました。ピンセットの先端を特殊な形状に加工し、カプセルをつかみやすくしたものです。

 

 

　これを使えば、簡単に粉末をカプセルに入れることができ、漢方薬や粉薬を楽に飲んでもらえます。また、最近では粉末食品を入れて飲んだり、ペットにも使われるようになっています。

 

　

　町工場の職人技で生み出されたピンセットですが、もっと多くの方に知ってもらい、このようなピンセットを必要とする方々にお届けできればと思っています。

（「鈴木内科医院　カプセット」で検索してみてください）

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

　粉末をカプセル化するのに苦労されていた方々が、ネット検索でこのカプセル用ピンセットにたどり着いて注文されています。1年前にはユーチューブに使い方の動画をアップしていますが、千五百人以上の方に閲覧してもらいました（ユーチューブで、粉末充填、カプセットなどで検索してみてください）。

 

 

　このカプセル用ピンセット（カプセット）をもっと多くの方に知っていただければと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

　今回は、ピンセットを保管するためのケースを作りたいと思っています。このケースを見れば、すぐにカプセル用ピンセット（カプセット）を連想するようなユニークなものにしたいと思います。

　今までは簡単な紙箱を使っていましたが、ピンセットを出した後は、捨てられてしまうのが普通です。

 

 

　このカプセル用ピンセットを持ち運んだり、保管したりできるケースがあれば便利です。そこで、市販品で適当なものがないか、色々探してみましたが、どうしても見つかりません。結局、自分で作るのが一番良いのではないかと考えるようになりました。

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

　小物入れ（カプセル用ピンセットケース）の製作です。カプセルから連想される筒状のケースを考えてみましたが、イメージを伝えるのは、なかなか難しいものです。そこで、何かいい方法はないかと考えていたところ、3Ｄ　ＣＡＤソフト　Fusion360　が目に留まりました。これを使えば、具体的なイメージが立体画像として表現できます。ユーチューブで使い方を学びながら、立体画像を作ってみました。

 

 

　パソコン上でレンダリングすると次のようになりました。

 

 

　さらに、色の組み合わせも考えてみました。

 

 

 

　次に、注文に応じてケースを製作してくれる会社を探してみました。

　ネット上で色々な会社を検索してみましたが、最終的に京都にあるオリオン株式会社を見つけました。この会社は、プラスチックやゴムなどのすぐれた加工技術を持ち、柔軟な発想で、様々な分野の過酷な要求に答えてもらえる会社です。

　　（「オリオン株式会社」で検索してみてください）

　さっそく具体的な相談をしてみました。その結果、希望するケースをつくるためには、まず金型を作る必要がありますが、この金型だけでも二百万円以上かかることがわかりました。さらにプラスチック素材の種類や色で費用が変わってくること、また、ネジ式にするためには、肉厚が2ｍｍ必要になるなど、細部をつめていくと、製作費は思った以上に高額になってしまうことがわかりました。一時は製作を諦めていましたが、皆さんにご支援していただければ、実現できるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

　ピンセットケースとしてだけではなく、小物入れとしても使えるのではないかと思います。また、他の色の組み合わせも考えられますので、希望があれば、製作できると思います。

 

　

　カプセル用ピンセットケースの製作を通じて、ケースと共に、このようなピンセットがあることを広く知ってもらい、特注ピンセットを利用していただければと思います。

 

　

　また、高い技術力を持つ町工場の応援もあわせてお願いできればと思います。

（「幸和ピンセット」、および幸和ピンセットを紹介しているユーチューブの「タモリ倶楽部　ピンセット」と検索してみてください）

 

 

 

 

 

 

▼リターンについて

 

　制作したピンセットケース（3種類）をお送りします。

　また、金額に応じて、特注ピンセット1本、または2本および3号空カプセル500個入りをお送りします。

 

プロジェクトの終了要項 

　着手予定日　2020/1/6

　2020/3/31までに、小物入れ（ピンセット用ケース）を3000本作製したことをもって、プロジェクトの終了とします。