若者に安心して失敗できる 一人暮しを提供したい

支援総額

1,125,000

目標金額 1,000,000円

支援者
121人
募集終了日
2019年8月20日

    https://readyfor.jp/projects/25715?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2020年09月09日 12:00

#残り2日 担当者の想い

いつも、ご支援・応援本当にありがとうございます。

コミュニティワーク研究実践センターの湯澤です。

いつも、こちらに投稿をさせて頂いたり、たまにYouTube放送にも出演させて頂いたりと、穴澤理事長の動画や私の写真・・・沢山、発信させて頂いています。クラウドファンディングも残すとろあと2日(最後の日は0日カウント)となります。#北海道を支える 「仮住まいから本当の住まいへ!」このプロジェクトについて、背景や思いについて紹介したいと思います。

#北海道を支える

 

【自己紹介】

湯澤真吾45歳です。

生まれも育ちも北海道で、独身です。根っからの道産子ですが、虫が少々苦手です。じっとしてるのは苦手で、外勤や出張は好きな方です。

コミュニティワークでの役割は、事務局長です。

※自己紹介は短めにしておきます。

 

 

【コロナウィルス感染拡大】

中国湖北省になる武漢市でコロナウィルス感染拡大により、封鎖されたのは、今年の1月23日でした。ニュースを見て驚きはしましたが・・・。まだまだ遠い場所のお話。そんな認識でありましたが、1月末には北海道でも感染された方が出て、雪まつりなどもあり徐々に感染拡大が広がり、2月28日に鈴木知事が北海道独自の緊急事態宣言を出します。

これにより、現場は一変します。私たちの活動で大切にしていることは「つながり」をどう作るか?です。住まいの支援の現場では、毎週3回食事会というのを開催し、みんなで食事をとる事業を行っていましたが、以降中止することになります。また、こちらで紹介した岩見沢の生活困窮者支援の現場では、様々な居場所づくり・就労支援のプログラムを週何回も実施していましたが、完全に中止をしました。

人と人が出会い・つながりを作る活動をストップせざる得ませんでした。

 

【非常事態宣言】

3月・4月の相談者の数は、例年通り、例年よりやや少ない印象もありました。

ただ、4月に全国一斉に非常事態宣言が出される少し前から、住まいの相談は増え始めてきました。同時に、仕事が休業し、収入が減ってきているという相談もうけはじめす。これは、札幌でも岩見沢でも同じような印象が残っています。

衝撃を受けたのはここからです。3月末から、社会福祉協議会でコロナ特例の貸付金(コロナの影響で減収した人)を開始します。

また、非常事態宣言を直前に札幌中心部のネットカフェに対して、アンケート調査が行われました。結果は長期滞在者が、4月に入り減っていっているという結果でした。いなくなってしまった方の追跡はされていませんが、ネットカフェに

長期滞在をえざる得ない方は、基本的には住まいのない方です。

生活困窮者支援の窓口でも、住居確保給付金という個人の方に、家賃を3月支給するという事業がありました。社会福祉協議会の貸付も住居確保給付金もこれまでは、ほぼほぼ利用されることない事業でした。4月20日、私の普段いる相談窓口でも受付を開始します。4月20日から法律が変わり、これまでは失業した方が対象でしたが、コロナの影響による減収が認められれば、支給するという要件の変更です。この時期は毎週のように制度が変更され、審査基準が非常に緩和され、結果、非常事態宣言がとける5月末までで、半年分の新規相談が入りました。同時に、住まいを失ったという相談も急増するものと思われましたが、住まいを失ったという相談はありませんでした。

この時に相談に来られた方の多くは、私たちの相談窓口では普段出会うことのない人が多かった印象を受けています。普通に働いていたり、自営業の方、夜の街で勤めている方、フリーランスの方が多かったです。

受付時には、コロナ前の収入も確認しますが、元々、収入が少なく、不安定な層が、かなりいたそんな印象も受けています。

もう少し踏み込みます、社会福祉協議会の「貸付」は主には生活費、住居確保給付金は家賃の支給です。これらがセットとなり、「その時」は暮らしを失うわずにいたのだと思います。両方、無制限の支援は受けられませんし、貸付の方は借金であります。恐らくは、80万から100万近くの貸付を受け方が相当いると思います。この問題は、近い将来、凄く大きな問題になり表出すると思います。

 

【地域事情】

私は、札幌では居住支援の事業・岩見沢では生活困窮者支援の事業を担当しています。札幌は主に住まいを失った方、岩見沢では生活全般に関するご相談です。

ある日、派遣会社の方とお話をする機会が岩見沢の様子についてお聞きすると、

岩見沢は農業も盛んでありそれほど大きな影響は受けていないが、ただ観光業は大きなダメージを受けており、また工場なども今後はどうなるかわからないとのことでした。札幌では、私たちの生活支援付き住宅で暮らす方々が大きな影響を受けていました。ホテルや工場への派遣、警備業も工事現場がほぼなくなり、仕事に行く回数が激減しているとのことでした。また、コールセンターもクラスターが発生した影響で、休業や出勤回数が減ったという相談もありました。

観光業や接客・コールセンターなどの派遣は札幌では多いです。

派遣の仕事は、それほど面接などは厳しくないため、簡単に仕事につける変わりにご存知の通り、非常に景気に影響をされます。

そのため、仕事と住まいを同時に失う方が、相当数出るのではないか?と危機感を持つようになりました。

 

【仮住まい】

少なくとも私がお会いしてきた方の中で、住み込みの仕事にすすんでついている方にお会いしたことはないです。何らかの事情で、住まいを既に失い「住込み」の生活を余儀なくされています。4月のネットカフェ閉じるという報道がマスコミ各社流されたとき、「居場所」という表現でネットカフェを放送されていました。私自身は、この表現に凄く違和感をおぼえました。同時に、コロナ感染拡大前、そのずっと前から既に、仮住まいの生活を余儀なくしている方が大勢いました。これは、コロナ前からずっと続いている問題です。

コロナの影響で、その仮住まいすら奪われようとしている。奪われた、追われた。仮住まいから仮住まいへ移動した人が沢山いる。非常にやるせない気持ちになりました。

また、仮住まいを、「居場所」という表現にはしたくないとも思いました。

コロナ禍の中で、仮住まいを追われた人たちに出会ってきましたが、皆さん言うのは「本当は自分の家が欲しかった」と言います。住まいの確保をお手伝いしていく中で、沢山のこころ有る不動産会社の方・家主の方にお会いしてきました。

そのため、札幌で住まいを確保するのは、それほど難しいことではありません。

ただ、それは私がこの活動に参加しているからであって、通常は難しいのかも知れないと改めて思いました。

住まいというごくごく当たり前のものも保証されず、仮住まいの人が沢山いることを知っているが見て見ぬふりを社会。「見て見ぬふり」をする社会が、見捨てられた人が結果、どのような人生を歩んでいくのか?沢山、見てきました。

生きてれば、それは幸せ。なのかも知れませんが、私はそうは思えなく、もっと早く出会っていれば、もっと違う人生もあったのかもしれないなぁと思うことがあります。

 

【本当の住まいとは?】

私は、安心した暮らしを回復できる場所、それが本当の住まいだと思っています。安心した暮らしとは?その人らしく生きていける場所です。何よりも、自分の未来についてゆっくり考えることができ、そこに向けて進んでいける。

仮住まいの生活では、「今日」を生きることに必死で、未来について考えることができません。人間には「こういう自分になりたい」・「こういう人生を歩みたい」という希望があります。

住まいの支援の現場は、生活に非常に密接な場所であります。

そのため、凄くその人の暮らしの様子が伺えます。また、私どものような支援団体が運営している方でしょうか?「きちんと」した規則正しく、真面目な生活をついつい望んでしまう場面もあります。

暮らしている方は、当然でありますが、ごくごく当たり前の自分らしい、暮らしを望んでいます。時に失敗をしたり、時に周囲に迷惑をかけたり、お金をやっぱり使いすぎたり、お仕事を休んでしまったりと。住まいを手に入れ、生活が安定してきたら、暮らしの中ではこういったことは大切なんです。

人間味のある素晴らしいことなんです。

ただ、生活破綻を起こさない。ここはラインかなとも思っています。

じゃぁ起こしてしまったら?その時はまた一緒に考えたらいいだけなんです。

人生は長いです。同じ失敗は二度としない。二度としないのであれば・・・多分私たちには出会っていないはずです。長い人生です。

何回も一緒に考えればいいだけなんです。

変わるのもいいし、変わらないのもいい。

私はどちらでもいいです。

ただ、その人らしく安心して暮らすことが出来ればそれでいいのかなぁと思っています。

 

【最後に】

クラウドファンディングのプロジェクトは来年の3月末で終了しますが。

今回、準備をしたお部屋は、少なくとも10年はお借りします。

10年も経つと、このクラウドファンディングやコロナのことを懐かしく?

感じるのかも知れませんが・・・。

ただ、10年後も、そこで暮らす方がいる、そんな末長いプロジェクトです。

末長く、応援をよろしくお願いします。

 

まずは、9月11日23時まで、ご支援・ご協力をお願いします!

リターン

3,000


サンクスレター&報告書

サンクスレター&報告書

・住んでいる若者からのメッセージ入りサンクスレター
(2019年12月発送)
・年間報告書(紙媒体・2020年7月発送)

支援者
46人
在庫数
48
発送完了予定月
2020年7月

5,000


サンクスレター&報告書&夕食会の参加券

サンクスレター&報告書&夕食会の参加券

・住んでいる若者からのメッセージ入りサンクスレター(2019年12月発送)
・年間報告書(紙媒体・2020年7月発送)
・夕食会へ招待(2019年11月)
※若者と一緒に食事をしませんか?
※場所:三栄荘共同リビング(札幌市豊平区)
日時:未定。2019年9月30日までに決定します。

支援者
17人
在庫数
83
発送完了予定月
2020年7月

10,000


サンクスレター&報告書&夕食会の参加券&アイピロー&バードコール

サンクスレター&報告書&夕食会の参加券&アイピロー&バードコール

・住んでいる若者からのメッセージ入りサンクスレター
(2019年12月発送)
・年間報告書(紙媒体・2020年7月発送)
・夕食会へ招待(2019年11月)
※若者と一緒に食事をしませんか?
※場所:三栄荘共同リビング(札幌市豊平区)
日時:未定。2019年9月30日までに決定します。
・仕事づくり体験で作っているアイピロー(2019年12月発送)
・仕事づくり体験で作っているバードコール(お名前入り・2019年12月発送)

支援者
9人
在庫数
91
発送完了予定月
2020年7月

10,000


「活動さえわかればリターンはいらない」という方へ年間報告書のみ郵送

「活動さえわかればリターンはいらない」という方へ年間報告書のみ郵送

クラウドファンディングでは「活動がわかれば、リターンはいらいない」という方が意外に多くいらっしゃると聞きました。報告書を郵送いたします。本会のホームページアドレスを下に記します。活動の進捗を確認して頂くことができます。
http://www.cmtwork.net/

支援者
49人
在庫数
40
発送完了予定月
2020年7月

50,000


サンクスレター&報告書&夕食会の参加券&アイピロー&バードコール&記念プレート

サンクスレター&報告書&夕食会の参加券&アイピロー&バードコール&記念プレート

・住んでいる若者からのメッセージ入りサンクスレター
(2019年12月発送)
・年間報告書(紙媒体・2020年7月発送)
・夕食会へ招待(2019年11月)
※若者と一緒に食事をしませんか?
※場所:三栄荘共同リビング(札幌市豊平区)
日時:未定。2019年9月30日までに決定します。
・仕事づくり体験で作っているアイピロー(2019年12月発送)
・仕事づくり体験で作っているバードコール(お名前入り・2019年12月発送)
・ユースサポートハウスに記念プレートを、三栄荘の共同リビングに掲出
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先 (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

支援者
2人
在庫数
46
発送完了予定月
2020年7月

記事をシェアして応援する

    https://readyfor.jp/projects/25715/announcements/143748?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る