鹿児島県初の酒米を種子島で試験育成し、地方農家に役立てたい！

最高品種の酒米山田錦の特徴をもちつつ九州でも

栽培しやすい品種として開発されました！！

「酒米吟のさと」

吟のさとの系統

山田錦ー短穂渡船を合わせた山田錦A

山田錦ー89H624を合わせた西海222号

山田錦Aと西海222号を掛け合わせた「吟のさと」

山田錦の血を引く系統にもう1度山田錦を交配！！

倒れにくく栽培しやすく高収量

山田錦より低コストでの生産が期待されます。

山田錦並の大粒で、心白の形状、発現も良好。

試験醸造の結果も良好で高度精白して吟醸酒にも適しています。

2012年までに９県で日本酒に製造されています。

比較的新しい品種でまだ認知度は低いと思います

先日、喜多屋さんhttp://www.kitaya.co.jp/page/sakamai.html?lang=jpn

の吟の瞳を友人とのませていただきたいへん好評でした

今回のメインポジションの紹介

今回、試験栽培から量産までの責任者は山口さん２９歳。独身です。

実家は米やサトウキビなどを栽培していて本人はでんぷん芋を作っています

僕と山口さんは中学校からの知り合いで、今回のプロジェクトを打ち明けると

すぐにOK。「親父にきいてくる」と言ってすぐにOK。と了解してくれました

しかし周りに酒米を栽培した経験の方がいなかったため農業普及センターの方に

農業指導をしてもらいながらの栽培になります。

私は加工食品こそ地方の農業、食品製造業が切り開いていく道だと思います。

先日も異物の混入がニュースになっていました。日本産の加工食品が安全で

品質の高いものであるならまだまだやるべきことはたくさんあるように思います

地方が活躍できるしくみづくりに取り組んでいきたいです。

また今回のプロジェクトで消費者に支持されるものができるように頑張りたいです。

次回予告

酒米が必要なわけ！！