岡山発、日本初の『ローカル・モビリティ白書』を編纂したい!
岡山発、日本初の『ローカル・モビリティ白書』を編纂したい!

支援総額

895,000

目標金額 550,000円

支援者
111人
募集終了日
2020年1月16日

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2020年01月09日 23:48

村内での活動報告 「高齢者通所付添サポーター活動」

本プロジェクトに興味関心を持っていただき、ありがとうございます。全国の方からの支援で当初の達成目標をクリアし、現在ネクストゴールに向けて挑戦中です。


“ローカル・モビリティ・プロデューサー”としての活動において、とくに重点的に考えたいのが、『地域の福祉×モビリティ』のこと。私は、西粟倉に来る前、地方自治体の地域福祉計画・介護保険事業計画・障害福祉計画等の策定にも携わってきたのですが、その現場経験において、地域の会合や策定委員会で必ず話題に上るのが、「移動」のことだったのです。(あと、防災もだったのですが、ここでは省きます。)

■福祉分野で「移動」というと... 
たいてい“思いつくのは、支援”というコトバと思います。なじみやすいですよね。つまり(いわゆる)「移動支援」のことが、どこでも挙がります。(なんで「いわゆる」と書いたかというと、専門的には「移動支援」は障害児者向けの地域生活支援事業のひとつ、いわゆる「固有名詞」なので、福祉畑からすると、ちょっと使いにくい言葉なんですよね)

次に、施設等への「送迎」に関わる支援のこと。どこからどこに送迎するのかということが、ものすごく議論の対象になるのです。(これは、高齢者だけでなく、観光も、学校教育も、今や重要なテーマですよね)

 

福祉における「送迎」は、モビリティの金銭的価値を考える上でものすごく重要なことですが、それは次に詳しく書きましょう。

■昨年の秋からの私自身の取り組み。これをやって意識が変わった!

西粟倉村で始まった、通所付添サポーター「元気DEあい隊」(げんきであいたい)の有償ボランティア活動をしています。



この活動は岡山県が全国に先駆けて進めている住民ボランティアによる「通所サービス」(西粟倉村の場合住民ボランティアが運営するミニデイ。いわゆる「総合事業の通所型サービスB」)への付き添いをするものです。

(参考:岡山県通所サポート事業説明ページ内のPDF資料より)http://www.pref.okayama.jp/page/597217.html

 

このサービスのポイントは二人一組で(運転手+付添者)で、高齢者の送り迎えをすることです。図にもある通り、利用料は「付添に対する対価」(運転手は無償)なのです。

行きと帰りで運転手と付添人が入れ替わることで、それぞれに対価が支払われるという仕組み。今この仕組みを使った運転の有償ボランティアを行っています。

 

サポーターは誰でもできるわけではなく、岡山県が主催するボランティア講習(免許センターと村内2度)に参加する必要があり、そこで高齢者を運転するための心構えをきき、実際にクルマを運転して他人を乗せて運転するときの注意点を学びます。さらに実際の付き添い時に配慮すべきポイント、理学療法士や言語聴覚士からの講義も受けて、無事にサポーターとして登録ができることになりました。



昨年10月から、だいたい2週間に1度ぐらいのペースで送迎活動をしています。付添は朝とお昼過ぎの2回ありますが、だいたい1回30~40分。2~3人を送迎します。ドライバーの中では、実は私が一番若いです。(村内の若手の皆さん、ぜひ、一緒にやりましょう!)

■最初聞いたとき、なんで二人付添でやるの?って思ったけど…

2人で付き添いに行くのが、ものすごくいいやり方なのです。なんと言っても、毎回ボランティアに行くというハードルが、ものすごく下がります。平たく言うと「気が楽」なんです。
特に移住者で村2年目、まだまだ初心者の私は、なおさらです。地図を頼りに初めて行く家のこともあるのですが、ずっと住んでいる人ならわかるような表現が、私にはよくわからない!(これは、村内放送や文字放送でも言えるのですが…。しかし、二人で確認しながら目的地に向かえたり、安全チェックができるというのが、本当にいいやり方だな感じるのです。

そして、「高齢者と運転手」の関係においても、運転手と付き添い者二人いると、どちらかが利用者のことを良く知っているだけで、クルマの中の安心感が格段に違うことも感じます。

正社員のような仕事は責任感があって、ボランティアは責任をとらなくていいことはありません。運転に関していうと、責任感は同じです。
だから、短時間ボランティアこそ、責任のハードルを低くすることが、サポーター登録者を増やし、持続させるカギなのではないかと思ったのです。なぜなら、「ありがとう」を受け取れる人を、増やした方がいいのだから。

このやり方は、地域で移動の支援を考えるヒントになるのでは、と考えています。白書の中では、もちろんこの通所付添サポーターの仕組みを整理するだけではなく、運用上の課題や制度の改善ポイントなどを指摘していきたいと考えています。全国の福祉に携わる移動関係者にもぜひ知っていただきたい、と思っています!

リターン

3,000


<お気軽支援>『ローカル・モビリティ白書』概要版

<お気軽支援>『ローカル・モビリティ白書』概要版

2020年5月に発行予定の『ローカル・モビリティ白書2020』の概要版です。

※支援者の方、団体のお名前を白書内に記させていただきます。(希望者のみ・匿名可)

申込数
17
在庫数
13
発送完了予定月
2020年6月

5,000


<早期支援者限定10冊>『ローカル・モビリティ白書』1冊

<早期支援者限定10冊>『ローカル・モビリティ白書』1冊

2020年5月に発行予定の『ローカル・モビリティ白書2020』を、1冊差し上げます。
(このリターンは早期支援者限定10冊です)

※支援者の方、団体のお名前を白書内に記させていただきます。(希望者のみ・匿名可)

申込数
10
在庫数
完売
発送完了予定月
2020年6月

3,000


<お気軽支援>『ローカル・モビリティ白書』概要版

<お気軽支援>『ローカル・モビリティ白書』概要版

2020年5月に発行予定の『ローカル・モビリティ白書2020』の概要版です。

※支援者の方、団体のお名前を白書内に記させていただきます。(希望者のみ・匿名可)

申込数
17
在庫数
13
発送完了予定月
2020年6月

5,000


<早期支援者限定10冊>『ローカル・モビリティ白書』1冊

<早期支援者限定10冊>『ローカル・モビリティ白書』1冊

2020年5月に発行予定の『ローカル・モビリティ白書2020』を、1冊差し上げます。
(このリターンは早期支援者限定10冊です)

※支援者の方、団体のお名前を白書内に記させていただきます。(希望者のみ・匿名可)

申込数
10
在庫数
完売
発送完了予定月
2020年6月
1 ~ 1/ 10


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