この度の台風26号による被害によって、お亡くなりになられた方々へ謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた方々に謹んでお見舞いを申し上げます。

台風26号で甚大な被害を受けた伊豆大島の状況が連日伝えられています。
避難所に家族で集まり過ごす姿、停電により懐中電灯で生活する姿・・・「こんなことが起こるなんて想像もしなかった」という言葉を耳にする度、心が痛みます。
 

私たちは、東日本大震災を体験し、身をもって「災害は特別ではなく、どこでも起こりうるものだ。他人事ではない」ということを知りました。そして、それを広く伝えるべく、活動をしてきました。

例えば、震災1年後に発刊された「3.11キヲクのキロク」には、災害時の「生活」を伝える写真が数多く写され、日常であったはずの生活が一変し「非日常」になった「生活」の一部が写し撮られています。

 

2011年3月12日炊き出しでいただいた汁物(撮影/加藤尚美さん)

 

2011年3月12日 ライフラインが全て止まる停電のため
ローソクを灯し生活(撮影/笹崎久美子さん)

 

2011年3月13日 ほぼ空になったコンビニ店内で
列をなす人々(撮影/高橋レオナさん)
 

2011年3月14日給水所からバケツに水をもらい、歩いて帰る
近所の住民(撮影/木谷智寿さん)

 

2011年3月18日 町のあちこちの建物に「危険」と書かれた
赤い紙(撮影/佐藤圭子さん)

 

2011年3月18日 路上でお弁当を販売するお店(撮影/小地沢将之さん)
 


 

2011年3月18日 いち早く再会したダイエー。連日、買い出しに
長蛇の列ができる(撮影/北野 央さん)

 

2011年3月20日 発災から10日目、銭湯に並ぶ人々(撮影/相蘇裕之さん)

 

2011年3月23日 仙台青年会議所が救援物資の
積み込み中(撮影/熊谷典博さん)

 

2011年3月23日  雨水を貯めて生活用水に活用(撮影/衞藤 雅之さん)

 

 

遠くの地でこの写真を見ていただくと、多くの方が「こんな生活を送っていたなんて知らなかった」と言います。それは、大手メディアは津波や地震被害の様子、原発の報道がほとんどであり、被災者の「生活」を報道するということが皆無だったからに他なりません。

しかし、この「生活」こそが日々暮らすことにおいて重要なことであり、一番身近に感じられることなのです。
 

地震国、日本。震災はいつどこで起こってもおかしくありません。また、ゲリラ豪雨や竜巻など、予測できない自然災害が頻繁に発生しています。その時、どんな生活を強いられるのか・・・

 

万が一、自分たちのまちでも自然災害が起こりうるかもしれない。その時自分はこういった生活を送ることになる、という「イメージ」を持ち、自分に置き換えて「ジブンゴト」として考えていただくことが、減災につながる第一歩であることを、私たちは広く伝えていかなければならない、それが使命であると考えています。

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