プロジェクト概要

被災しなかった人に知ってほしい被災者の本音を映画製作を通じて伝えます。

 

はじめまして。NPO法人JIN'S PROJECT代表理事の折尾仁と申します。震災が起きた2011年3月から、被災地の避難所や現地集落、集団・ 避難個人宅へ、微力ながらも支援物資援助を実施してきました。被災地の現状と今後を考える際、ボランティア団体、企業などがそれぞれの立場で関われる仕組みを通じて、未だ支援が足りない所へ意識を向けることが必要だと考えています。

 

2011年5月、映画上映ボランティアの準備中に僕は1人の被災者の方に呼び出され、彼の言われるがままに駐車場の車の中へついていき、そこでボランティアに対する不満を一気にぶつけられました。それは僕を通してこれまでに出会ったボランティアの人々に対する怒りの声でした。本プロジェクトは、映画という馴染みのあるコンテンツを通じて、被災者の本当の本音を伝えたいと思っています。

 

2015年6月、宮城県石巻市において、映像制作会社Babel Label所属 志真  健太郎と共に映画を制作し、2016年新春の公開を目指します。みなさんの暖かいご支援で、一緒に映画を作りあげていければと想います。

 

 


2011年5月、僕は1人の被災者の方に呼び出され、ボランティアに対する不満を一気にぶつけられました。

 

震災後、3月15日に東京から宮城県多賀城市、石巻市に入り物資援助を行って現地の状況を目の当たりにし、JIN'S PROJECTを立ち上げて200名以上の賛同者と共に東京で基盤を作り、宮城県の避難所などに支援物資の輸送、仮設住宅住民のためにボランティア活動やチャリティイベントの開催などを現在も継続しています。プロジェクトの活動以外に瓦礫撤去、遺体捜索にも従事しました。

 

活動を続ける中、訪れた被災地では多くの被災者の方々から感謝の言葉をいただき、同時に、全国から集まった支援物資を送ってくれた人々に代わって被災地の方々に届けることができているという気持ちもありました。

 

 

 

そして、2011年5月、映画上映ボランティアの準備中に僕は1人の被災者の方に呼び出され、彼の言われるがままに駐車場の車の中へついていき、そこでボランティアに対する不満を一気にぶつけられました。それは僕を通してこれまでに出会ったボランティアの人々に対する怒りの声でした。

 

「興味本位でぱしゃぱしゃ写真を撮りやがってよ。怒鳴ったこともあるよ。
そこ踏むな。そこに母さんいるかも知れねーんだってよ。助かってるとは思わないよ。ただ、この目で見たいんだ。他人に見られたくはないんだよ。母さんのことだけじゃなくて、オレたちが住んでた町がこんなにメチャクチャになってるのだって見られたくないんだよ。」

 

 

その方は実際に家族もろとも津波に押し流された方だったのです。それまで、自分なりに理解したつもりだったボランティア活動が、まだまだ表面的なものにすぎなかったことを思い知らされました。

 

「ボランティアボランティア、って何なんだよ。ボランティアって大義名分があればなんでも良いのかよ。こっちが不満言うならもう支援しませんみたいな態度して。知り合いがあるから俺は良いよ、でもそういう訳に行かないやつも沢山いるんだよ。そういう人間のこと考えると。そういう人間のこと考えると本当のことなんて何も言えねえよ。そしてそのうち今度は、そいつらのことが嫌になってくるんだよ。」

 

「こっちはなんでもありがとうございますって受け取ってるけど、オレたちをいったい何だと思ってるんだよ?チャイナドレスやなんか持ってこられて、避難所でどうするっていうんだ?被災して全部なくなったって言っても、それまでお前らと同じような服着て同じような生活してきてんだよ。それがいきなりチャイナドレスなんか着られるか?お前なら着るか?」

 

(その方とは支援物資の酷さについても話しました)

 

およそ数時間、僕らは語り合いました。

 

「知らなかったです・・・」という僕にその方は、

 

「お前だけ分かったってしょうがねえよ」と言いました。

 

「伝えます」と、僕は答えました。

 

その方がぶつけてくれた「被災者としての本音」は、僕の胸に深く刻み込まれ、「伝えます」そう答えたことを形にするためにこの映画を作ります。それは、「被災者の方たちに観ていただきたい映画」ではありません。「被災しなかった人たちすべて」に観てほしい、知ってほしい話なのです。

 

(プロジェクト報告会及び制作関係者懇親会の様子)

 

 

映画を通して、「被災しなかった人たちすべて」に伝えたい。映画を観て、知ってほしいと思っています。


僕にぶつけてもらった被災者の本音。それを2015年6月、宮城県石巻市において、映像制作会社Babel Label所属 志真監督と共に映画を制作したいと思っています。2016年新春の公開を目指します。

 

映画の震災から2ヶ月後の被災地が舞台です。ボランティアとして映画上映をしていた青年は、ある被災者の男性から抗議を受けます。善意の押し売りは迷惑だと言う男性に、青年は自分たちの趣旨を理解してもらおうとするが、2人の会話はやがて被災地の苦悩と必ずしも被災者の立場に立っているわけではないボランティアの実態へと移っていく。

 

震災直後から多くの人の支援に支えられながら活動をしてきた青年は怒りに震える男性の言葉に反発する。しかし、次第に打ち解けてきた男性から語られた苦悩は青年の想像を超えるものだった。なすすべもなく押し寄せてきた津波を男性は「黒い壁」と呼んだ。しかし震災以降の日々は、被災者たちに津波とは別の「黒い壁」を生み出していた。そんなストーリーに乗せて、被災地の伝わっていない本当の本音を伝えます。

 

 

 

 

映画の力を持って、被災地の復興をバックアップします。

 

震災がもたらす知られざる本音は海外にも伝えたいと思っています。ゆくゆくは、願わくば海外の映画祭にも出品したいとも思っています。言う迄もなく、映画の持つ波及効果には計り知れないものがあります。映画の製作・上映には多数の皆様の支援の輪が必要ですが、

 

この映画では単に映画の製作だけにとどまらず、その製作段階から支援者の皆様とともに、被災地の皆様が取り組んでおられる現在の復興をバックアップになることを願い、映画の収益金の一部を支援に充てます。

 

プロジェクトの報告会等を通じて、制作費を調達しようとしておりますが、映画を制作する費用300万円が足りない状況となっております。どうか、皆さまの暖かいご支援をいただけないでしょうか?みんなで作りあげていく支援活動が広まっていけば、これ以上の喜びはありません。

 

 

 

被災者の体験はもとより、自分たちボランティア団体の活動を含めて繋ぎ直し、ボランティアと被災者間はもちろんのこと、ボランティア同士の考えの違いボランティアに行っている方と、行ってない方との見えない壁のようなもの(タイトルの黒い壁とは、被災地のひとが津波をそう呼んでいたことと、この壁のようなものにかけています)を、表現出来たらと考えています。

 

 

まず、ボランティアは、善意が元となって動くことが前提ですが、その善意を無駄にしないとの配慮が行き過ぎてたためダメなものはダメと言わなかったことで、良くない流れが出来てしまったと感じています。


いわゆるボランティアに関する、ルールみたいなものが無い状況にあります。

ひとを助けたいと思う気持ちは大切ですが、何故、自分はひとを助けたいのか?自分はどんなひとを助けたいのか?そのひとを本当に助ける必要があるのか?助けるためには、自分が何をするべきなのか?そのひとを助けて、自分はどうしたいのか?

 

自分たちも含めて、もっと明確に目的を持って、ルールを作り動いていたら、もう少し良い形が出来ていたのではないかなと気持ちが強くあります。その壁みたいなものを理解して、ボランティアにご興味をお持ちでなかなか動けない方に取り組んでもらいたいと考えております。

 

 

ただ、この映画をご覧になって、やはり動かれないと思う方に関しては我々の主義主張を無理に押し付けるつもりはございません。ですが、このページをご覧いただいて、少しでも何か感じることがあればそれを伝え、一緒に映画を作り、被災地の真実を伝えるお手伝いをしていただければと想います。

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 引換券について ■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ご支援いただいた皆さまにはお礼に下記の引換券をお送りします。

 

・サンクスメール

 

・映画鑑賞券2枚

 

・WEBサイトに支援者のお名前掲載

 

・映画関連オリジナルグッズ(Tシャツ)

 

・映画を収録したDVD

 

・試写会ご招待

 

・映画のエンドロールに支援者のお名前掲載

 

・完成披露試写会後のアフターパーティーにご招待

 

・映画宣伝会議にご招待(1名様)

 

(映画鑑賞券やパーティー等については、制作状況により前後する可能性がるため、追ってご支援者様にご連絡させて頂きます。)