こんにちは。いつも応援ありがとございます。

シャンティ国際ボランティア会の神崎です。

 

クロントイスラムで行われる「おはなしきゃらばん」の公演に同行しました。タイの首都バンコクにあるスラムの中で最も大きいのがクロントイスラムで、そこに住む1200人もの子どもたちを対象に、人形劇が行われました。

絵本「さるとかに」の人形劇に、子どもたちは目を輝かせていました。

そのときの公演に刺激を受け、当時あったバンコク事務所に拠点を置き、他団体と協力して「クロントイキャラバン」として本格的に活動を始めました。

 

移動図書館車がスラムに到着すると、子どもたちが一斉に駆け寄ってきます。お待ちかねの人形劇では、子どもも劇に参加し、人形と話しながら自然に良いことと悪いことや、生活していくことで大切なことを伝えていきます。

 

そのころから大事にしているのは、「対話」です。

 

大人が子どもたちに語りかけ、子どもたちにも参加してもらうことで、子どもたちは絵本の世界を身近に感じ、想像力が育まれます。

そのクロントイキャラバンでの人形劇活動が、現在他の地域でも行われている活動の礎を作ったと言えます。

 

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプの読み聞かせ活動を紹介します。

キャンプ内のコミュニティ図書館やイベントの折に、図書館スタッフや図書館青年ボランティアが読み聞かせや人形劇をしています。

 

図書館員や青年ボランティアの教育にも力を入れており、より面白いと思ってもらえるようなものを目指して研修を行っています。

 

©Yoshifumi Kawabata

 

うんとこしょ、どっこいしょ。それでもかぶはぬけません。

おじいさんからねずみまで力を合わせて、とうとうかぶがぬけるお話しです。

 

研修で絵本『おおきなかぶ』の読み聞かせ練習をしています。かぶを引っ張る様子を、子どもたちにも参加して再現してもらうのです。こうすることによって、子どもたちはよりいっそうおはなしの世界に引き込まれ、その場に一体感が生まれます。

 

人形劇についても同じで、人形の動かしかた、子どもたちを引きつける話し方を研修で勉強します。

初めは恥ずかしがっている職員やボランティアも、子どもたちを前に何度も実践を重ねていくうち、自信が付いてくるのが分かります。

 

「青年ボランティアのお兄さん、お姉さんたちは、僕にとって将来の夢なんだ。僕もいつかボランティアになって、たくさんの子どもたちにおはなしを聞かせたいな!」

 

こういった子どもたちの声を聞いて、親や先生たちは、子どもたちが図書館に通うことに理解してくれます。

子どもの想像力をかきたて、夢を与えてくれるおはなし活動を、これからも続けていきたいと思います。

 

 

 

 

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