掲示版の情報

みなさんこんばんは。シャンティ国際ボランティア会の神崎です。

ただ今、熊本から記事を書いています。

 

今日の熊本市内の最高気温は30℃という猛暑日でした。

避難所の状況は大変流動的で、学校の授業の開始に合わせたり、選挙の事前投票の準備に合わせたり、避難所の解消と統合が目まぐるしく起こっています。行く場所がまだ決まらない方々は別の避難所に移ることを余儀なくされています。すでに避難所はここで4ヵ所目という人もいるほどです。

避難されている方の体調が心配です。

 

避難所で掲示板を見かけました。衛生面で気をつけること、体を動かす体操、シャワーの時間のお知らせ、住宅情報、警察からの注意事など様々な情報が貼られてありました。

 

担当の方にお聞きすると、情報伝達する方法は、館内放送と掲示版だとのこと。

 

文字が読めないと、掲示板に何が書いてあるのか分からないんだなと、改めて思いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　©Yoshifumi Kawabata

掲示版の情報は、その場に行って読んで理解しなければ、その情報は自分のものにはなりません。文字を読むことのできないアジアの子どもたちや大人たちは、掲示板の内容が理解できません。

また、必要な情報がどこにあるのかも知らず、何が書いてあるのかも分からずに、更に困難な状況に追い込まれていきます。

 

本の力が、生きる力になりますように。

「まだ本を知らないアジアの子どもたちへ、10万冊の絵本を届けたい！」

 

ぜひ、皆さんご協力お願いします。