新型コロナに負けない　防護具作りを通じて、少しでも社会に貢献したい

このページを読んでいただいてありがとうございます

今日（2021年1月5日）は再び新型コロナによる首都圏の緊急事態宣言が行われる状況が近づいています
緊張感を持って日々を過ごしてまいりたいと思っています

 

今回は前回に続き、私の防護具への関わりと、プロジェクト発足のきっかけまで記します

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◯自分が介護するつもりで防護具を作成

 

当初、マスク不足からキッチンペーパーからマスクを作ったり、自分の身の丈に合わせて、フェイスシールドを作って人に進呈しようと試行錯誤していました

親類が寝たきりだったため、医療関係者の出入りもありましたので、作った防護具をなにかあったときに使っていただけるように、陳列していました

始めは質より量と思っていて、量産できるデザインを見つけては作成したり、自分で作ってみて改良をしていました
フェイスシールド、プラスチック・マスク、ほか一通り作るための準備をしました

また、実際に、友人にオリジナルデザインのフェイスシールドを百セットくらい送ったりしていました

それが２０２０年８月ごろです
この頃になるとマスクづくりは、ほとんどしなくなっていました
マスクの供給が復活してきたのと、元々マスクを作る事自体ハードルが高いと考えていたからです

マスクは流通している不織布マスクで充分だと思いました
不織布マスクの上から、布マスクをかぶせて二重にして使っていました

しかし、９月頃からエアロゾル感染がどうやら空気感染に近いということが噂されてきました

それでCO2測定器など購入して、人が集まる場面では空気の状態を確認しながら生活するようになりました
そして、やはりマスクが重要であると再認識し、真空成形機などの機材を使ってマスクを量産するようになりました

 

再び始めたマスク作り、２０２０年１月ごろは自身の飛沫防止が目的でしたが、今度は日常で感染防止という意味合いが重要になってきました

しかし、１０月頃はまだそれほど急を要する認識はなかったのです

１１月、友人に頼まれて人が集まる場でプラスチック・マスクを使いたいと言われ２０個ほど作りました
ただし、「マスクの上から不織布マスクをつけて下さい」という条件でお願いしました

顔のラインにそったデザインのプラスチックマスクでしたので、自然な感じで不織布マスクも併用できるから念のためにお願いしたのです

 

◯クラウドファウンディングに応募したきっかけ

 

１１月、有名な医師の方が

「N95マスクを頼んでいるのにまったく供給がない」

という主旨の情報発信をされました
私にとってはそれは重大事で「やっぱり足りないのか」となにかしないといけないという気持にかられました

 

私が、防護具を作ってもニーズがなければこちらから配って回るというのも難しいので、クラウドファウンディングで募集してニーズの確認ができるのではないかと応募のための準備をはじめました

 

当初は、マスクを作るという計画を何度か提出したのですが、どうもうまくないような気持がして迷いがありました
そのうちに、医療従事者の方を援護するのであれば、罹患する人が少なくなるようにアシストする方法が身の丈にあっているのではないかと考えるようになりました

 

クラウドファウンディング用に作成していた柔らかめのマスクを応用すれば、マスクインナースペーサーに転用できます

 

メガネをかけている方はご存知だと思いますが、吐息でレンズが曇ったりすることがあります
また、マスクをつけている頬の隙間から息が抜けるため、マスクひもを結んで空気の漏れがないよう啓蒙する動画を見たりしていました

マスクインナースペーサーで、空気の漏れがないようにする方法が良いと思いました

それに不織布マスクは、唇周りにあたると煩わしいのが経験でわかっていましたので、スペーサーで覆えば快適になるし、一石二鳥ではないのか・・・

 

そういった発想で書類を提出したところ、ようやくクラウドファウンディングを開始することができました

 

（写真は友人に提供したマスクです）