コロナ禍で増えたペットたちの行く先と日本人の寄付について

コロナ禍によって増えたものとして自転車のお話をさせていただきましたが、ペットの需要もまた増えています。事実ペットの取引数は増えているのですが、それと同時に「捨てられる」ペットの数も増えています。

 

実際ペットを飼った経験のある身としては、家族同然のペットを何らかの都合で捨てるというのは正直考えられないのですが、その行為を批判したところで捨てられるペットの数は減らないでしょうし、「今」捨てられたペットに何かしてあげられるわけでもありません。

 

ペットかわいいです。今セキセイインコを飼っていますが、帰宅時かごから出ているときは玄関まで飛んできます。昔は子供たちが玄関まで飛び出してきてくれたよなぁとしんみりします。今でもたまに部屋から「おかえり～」という声が聞こえる時もあるので、まぁ良しとします。仕方ない。

昔ネコを飼っていたことがあります。たまに脱走してしまうのですが、捕まえるのは容易ではありません。たいていは数時間で戻ってくるのですが、数日後おなかをぺったんこにして戻ってきたこともありました。住宅地なのでそれほど交通量はありませんでしたが交通事故を本当に心配しました。

来年の６月からペットへのマイクロチップ装着が義務化されます。

保護されたペットが飼い主のもとに帰れるようになりますね！

 

ペット業界で救いがあるのは、数多くの団体が殺処分数や虐待を減らそうと保護に取り組んでいることです。東京都だけでも新たな飼い主を探す団体が５１団体も登録されています。

 

コロナ禍にあって街頭募金ができなくなったり、キャッシュレス化の進行によっておつり募金の額が減ったりといったニュースをよく聞きます。

そもそも日本の名目GDPに占める個人寄付総額はアメリカの1/10、イギリスや韓国の1/4しかありません。

なんで？日本人って他人を思いやり自分の行動に移せる人は少ないの？

同じ人間なのだから、日本人だけが極端に利己的な守銭奴ということはないと信じています。「仕組み」がないだけなのだと思います。

 

他団体への寄付を各々が自分事として考えられる仕組みを作りたいと考えています！