プロジェクト概要

母国語も日本語もままならない「ダブルリミテッド」の子ども達の学習のために、二人の日本語支援員が日々の宿題や予習の日本語支援を行います!

 

初めまして、一般社団法人多文化リソースセンターやまなし代表理事の加藤順彦と申します。通訳(ポルトガル語:スペイン語)兼生活支援者として、ラテン系外国人の生活支援・日本語支援を行っています。

 

突然ですが、想像してみて下さい。もし、あなた母国語もままならない幼い時に、突然海外に連れていかれ、右も左も分からないまま、そこで生活しなければならなくなったら…。幼い頃に両親と共に日本に来た子ども達の中には、中学まで行っても母国語も日本語もままならない、「ダブルリミテッド」と呼ばれる子ども達がいます。そこで、こうした子ども達を対象に、日本語支援員兼通訳2名を雇用し、これまで以上に本格的な日本語支援を始めようとしています。

 

しかし、やはりその運営を本格的に始めていくための費用が不足しています。皆さまのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(過去に撮影した教室の写真。左に写るのが実行者、加藤です)

 

 

ダブルリミテッドとは、2つの言語どちらも年齢相応の言語能力がついていない状態のことです。

 

例えば、母国語もきちんと話せないような幼い時に、両親と共に日本にやって来た子供たちの中には、母国語も日本語もうまく話せないことがあります。これを「ダブルリミテッドの子どもたち」と呼んだりします。

 

彼らの中には、中学校まで行ったが、未だに日本語が理解できなかったり、授業についていけず、進学をせず、未就学状態となってしまう子供たちが多くいます。実際のところ、一般的な外国籍の子ども達の「高校進学率」は、依然として6、7割に留まっています。日本の高等学校への進学率は97%ということを考えると、水準を大きく下回っていると言えるでしょう。

 

日本語の読み書きができないことが原因で、周りに馴染めず、過去にイジメや引きこもりを経験し、さらに両親の複雑な家庭事情などにより学習意欲を失ってしまう子ども達がいます。「自分の居場所はどこなんだろう」と、誰にも言えない大きな不安を感じています。

 

自分の居場所が感じられずに不安を抱えている以上、一人ひとり、丁寧に接してまず信頼関係を築き、心の悩みを聞いてあげる機会を作ることが不可欠です。

 

(母国語も、日本語もどっちつかずな子ども達。言語能力の話はもちろんですが、誰にも相談できず、孤独を抱えていることを解決しなければいけません)

 

居場所がないと感じる生徒。どこにいけば良いのかもわからない。

 

学校で、先生と生徒とのこんな会話を耳にしました。

先生「マルセリーニョ君、こんなところにいないで教室に入ろうか。」

マルセリーニョ君「先生、教科書を開いたって何が書いてあるかわからないよ、だったら一人でいる方がいいよ、クラスは僕の居場所じゃないよ。」

先生「じゃ、マルセリーニョ君、君の居場所はどこなの?」

マルセリーニョ君「、、、、、、、」

 

 

…このような光景を目にして、外国籍の子ども達の居場所作りが必要だと強く感じました。今後、もう少し日本語支援員を増やして子ども達に日々寄り添ってあげることが大事です。今までの活動で、家族とのつながりもあるので、子ども達が支援者と共に楽しく学べる居場所を作りたいと思います。

 

(本当に、右も左もわからないのに誰にも相談できない辛さがあります)

 

 

届き続けるSOS。人手を増やし、新たに参加してくれた日本語支援員2名ともに、ダブルリミテッドの子ども達に日本語教育支援を行います。

 

私達は、社団の前身「市民団体多文化共生を考える会ハート51」を通じて、山梨県の外国籍住民、特にラテン系のブラジル人、ペルー人、ボリビア人の生活・日本語支援を行ってきましたが、まだまだ外国籍児童・若者が日本語支援を求める声が多く届いています。


そこで、今回、これまで以上に本格的な体制で、しっかりと日本語を教える環境を整えるために、教材を揃え、日本語支援員2名と共に、できる限り子ども達と向き合える日本語の学習支援の環境を整えようと今、動き始めています。

 

(学習意欲はあるので、環境を整えたら喜々として勉強を始めるのが

子ども達の良いところです)

 

 

プレスクールとして保育園の5歳児に日本語を教えいます。

 

その流れの中で、公立学校の外国籍児童の、日々の宿題や予習の日本語支援を行っていきたいと思います。仕事の都合で帰りが遅い保護者も多く、子ども達がさみしい思いをしないようにあたたかく見守っていきます。知識を与えるだけでなく、心のケアも同時に行うことが必要です。

 

また、外国人家族は、子どもも含めて中々地域社会に溶け込むのが難しく、特に、日本語が分からない子ども達は、社会の中から取り残されてしまいます。彼らの居住地域に近いところに、こうしたサポートができる"居場所"を作ることが、子ども達にやすらぎを与えられると思っています。

 

しかし、実際にはこうしたサポートを手厚くすることが不可欠です。新しく2名の日本語支援員の方にジョインしていただくことになりましたが、大きな利益を得ることができるサービスではないため、運営費が不足しています。子ども達の日本語支援・居場所の継続のために、どうかご支援・応援いただけたら嬉しいです。

 

(日本語支援員が、丁寧に、楽しく教えます)

 

 

ダブルリミテッドの子ども達に、孤独を感じさせない世の中を。

 

最終的には、高校・大学に進んで、もっと学びたいという意思があるすべての外国籍の子ども達が高校進学できるような社会づくりをしていきたいと思っています。

 

一人でも多くの外国籍の子ども達が高校へ行けるように、そして、日本の子ども達と同じように夢を追いかけられるように、皆さんのあたたかいお気持ちをお寄せください。よろしくお願いいたします。

 

 

◆◇◆◇◆◇ リターンについて ◆◇◆◇◆◇

ご支援いただいた皆さまには下記のリターンをお送りします。

 

▶サンクスメール

お礼を込めたメッセージをお送りさせていただきます。皆さまのご支援、決して無駄にはしません。

 

▶イタリア生まれのパンケーキ「パネトーネ」

イタリア生まれのパンケーキのパネトーネは、クリスマスの時期、各家庭で焼かれ、友人に配るという風習がある伝統の食べ物です。じっくり自然発酵させた生地にドライフルーツをたっぷり入れて焼き上げられた商品で、しっとりやわらかな生地の食感とレーズン・マンゴーなどのドライフルーツの相性がとても良いです!

 

※金額によって、お送りする量が変わります。ご注意ください。

・3,000円:約80g

・10,000円:約500g

・30,000円:約1kg

 

 


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