杉田庄一の顕彰碑建立

杉田庄一の顕彰碑建立

支援総額

185,000

目標金額 100,000円

支援者
20人
募集終了日
2021年7月5日

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プロジェクト本文

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第一目標を達成することができました、ありがとうございます。

とりあえず第一目標に設定した金額に達成しましたので、記念碑の建立は確実に実現することができるようになりました。今回のクラウドファンディングの目標は、不足してた資金を補うための支援金募集をきっかけに「杉田庄一」を多くの人に知ってもらうことも目標としています。そのためネクストゴールを定め、プロジェクトを締め切り日まで継続したいと考えています。

・ネクストゴールの金額  500,000円

・ネクストゴールで集める金額の資金使途

記念碑は、冬になると毎年3m近くの雪に埋れる上越市浦川原区の山奥にある生家跡地に建立します。今年も四月半ばまで雪に埋れていました。雪で折れた木の枝が散乱し、草むしています。そこで、石碑を建立するだけでなく周辺の整備も必要と考えていました。集まった資金でできる範囲で草木の除去や記念樹などを考えています。また説明板や記念資料も作成したいと考えています。

 

▼自己紹介

 杉田庄一の実績を伝承する会は、太平洋戦争時の日本海軍航空隊搭乗員杉田庄一少尉が国を守るために戦ったことを後世に伝承することを目的として令和元年に作られました。

 杉田少尉は、大正13年(1924)7月1日安塚村(現上越市浦川原区)に生まれました。15歳で海軍に入隊し、予科連を経て航空搭乗員としてラバウル航空戦などを歴戦。戦争末期、技量優秀として第三四三海軍航空隊員に選ばれ、日本本土防空の任にあたります。

 

海兵団入団当時

 

 2年間での公式撃墜数は個人撃墜70機 協同撃墜40機で空戦の神様と呼ばれました。撃墜5機でエース(撃墜王)、10機でダブルエースと呼ばれ、「大空のサムライ」として世界的に有名な坂井三郎氏で64機であったことや活躍した時期も実質2年間ほどであったことなどからその技量が極めて優秀であったことがわかります。

 

 また、杉田少尉は、山本五十六司令長官が撃墜されたときの護衛機6機のうちの一人の搭乗員でした。経緯は「六機の護衛戦闘機」という本にまとめられていますが、その責任を痛感していたことが接していた同僚の証言からもわかっています。死地を求めて戦っていたのでしょう。ピストルをもって上司に特攻志願をしたとか初陣でB17爆撃機に体当たり撃墜をしたとか勇猛果敢なエピソードにことかきません。しかし、個人撃墜を追うのではなく、あくまでも部下を守り育てるために編隊空戦を徹底して行なっていました。口癖は「俺の愛する列機来い」でした。日本本土防空のために特別に優秀なパイロットだけを集めて松山基地で第三四三海軍航空隊が編成され、菅野直中尉のもとで編隊長として活躍します。海兵団入団当時の顔と343空時代の顔を比較してみると、2年間で激変していることがわかります。

 

343空当時の写真

 

 昭和20年(1945)4月15日、鹿児島県鹿屋基地にて出撃直後に被弾戦死します。20歳でした。源田実司令は、出撃命令を出したあと敵機がすでに基地上空に達しておりすぐに中止命令を出したのですが、いち早く出撃をした杉田少尉には間に合わなかったのです。部下を愛し上官から厚く信頼されたことから戦死後に全軍布告感状が出され、2階級特進で少尉となります。

 

 映画「零戦燃ゆ」の主人公のモデルとなったり、本や漫画などで取り上げられたりすることが多多いです。昨年は南海放送の終戦75年特別企画のラジオドラマやTVドラマでエピソードが放送されました。また、コミック「イブニング」で現在連載中の「紫電改343」(須本壮一氏)でも、菅野隊長を支える脇役として取り上げられています。

 

 当会では、地元であまり知られていない杉田少尉を「国を守るために戦った若者」として、生まれ育った地元地域の人々に伝承していくことを目的として活動を行なっています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 令和2年、コロナ禍の中で戦後75年、つまり戦死後75年を迎えました。「杉田庄一」は、戦後のどさくさで遺骨が残されていません。また、生誕の地(上越市浦川原区小蒲生田)に墓がありますが、山の奥深い場所であり、地元の者でも知る人がいなくいなってしまいました。そこで生誕地に顕彰碑を建立し、その実績をいつまでも残していこうと考えました。

 

2020年4月15日に杉田家と杉田庄一の実績を伝承する会が75回合同法要を行いました。

 

▼プロジェクトの内容

 はじめは会のメンバーだけで石碑を建立しようと考えましたが、会員だけの資金で建立してしまうよりも、そもそもの会の主旨である「実績を伝承する」ための良い機会ととらえて広く全国に呼びかけてみようと思いました。そこで今回、クラウドファンディングにチャレンジし、多くの方に「杉田庄一」を知ってもらいたいと考えています。資金は石碑の建立と周辺整備に使いたいと考えます。山奥の地ですので、可能であれば案内板や説明資料なども用意したいと思いますが、集まった資金でできるだけのことを行いたいと考えています。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 地元の人たちに寄付金を募集するためにチラシを配布したり、クラウドファンディングやSNSを通じて全国に知らせたりする活動の中で故国を守るために命をかけて戦った「杉田庄一」の実績を知ってもらおうと考えています。また、地域の公民館での講演会なども企画しています。

 クラウドファンディングによって活動を全国に広報していきたいと思います。

 

(1)遅延した場合

 コロナ禍のために建立予定日が延期する場合がありますが、実施可能になりましたら速やかに実施いたします。また、延期する旨をファイスブックやNOTEなどを通じて広報いたします。

(2)中止になった場合

 コロナ禍で式典などを行えなくなったとしても石碑の設置はいたしますので、そのために支援金は使わせていただきます。また、当会で作成した資料をリターンとしてもお渡ししたいと考えています。

 

 

 

 

 

▼プロジェクト終了要項
オープン完了予定日    
2021年7月1日

建築・改修場所    
新潟県上越市浦川原区小蒲生田

建築・改修後の用途    
顕彰碑の建立

 

 

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プロフィール

昭和29年生まれ。民間企業に勤めた後、新潟県公立学校の教諭になりました。教諭や指導主事、管理職を経験した後、上越教育大学・教職大学院の教授。定年退職後に特任教授を経て、今は授業だけを受け持つ非常勤講師をしています。専門は国語教育、情報教育、学校経営です。文部科学省ICT活用教育アドバイザー、新潟県情報化推進政策外部委員、光村図書出版の国語教科書編集委員などを行なっています。

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リターン

1,000


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感謝のメールと資料(年譜PDF)

○感謝のメールを差し上げます。また、年譜資料(PDF)をメールに添付して送付いたします。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

3,000


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感謝のメールと資料(会独自で作成した小冊子PDF)

○感謝のメールを差し上げます。また、小冊子のPDFをメールに添付して送付いたします。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

5,000


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感謝のメールと資料(年譜PDFおよび会独自で作成した小冊子PDF)

○感謝のメールを差し上げます。また、年譜資料と小冊子のPDFをメールに添付して送付いたします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

10,000


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感謝状と年譜および小冊子(会独自で作成した資料)

○感謝状(印刷)と年譜および会独自で作成した杉田庄一に関する小冊子を贈呈します。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

50,000


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特別感謝状と年譜および小冊子(会独自で作成した資料)

○筆書額装した特別感謝状と年譜および会独自で作成した杉田庄一に関する小冊子を贈呈します。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

プロフィール

昭和29年生まれ。民間企業に勤めた後、新潟県公立学校の教諭になりました。教諭や指導主事、管理職を経験した後、上越教育大学・教職大学院の教授。定年退職後に特任教授を経て、今は授業だけを受け持つ非常勤講師をしています。専門は国語教育、情報教育、学校経営です。文部科学省ICT活用教育アドバイザー、新潟県情報化推進政策外部委員、光村図書出版の国語教科書編集委員などを行なっています。

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