新大宮商店街の空き店舗を「新大宮広間」としてオープンしました
【御礼】
私たちのクラウドファンディングをご支援いただいた皆様に心からお御礼を申し上げます。取り組みを始めた時には、手続きに戸惑ったり、準備することだけに気持ちが囚われていましたが、いざ、クラウドファンディンが始まると、皆様の素早いご支援をいただき、本当に取り組んで良かったと思うことが出来ました。
そして、この気持ちが、この施設「新大宮広間」がオープンして以降の管理運営に取り組んでいく意欲にもつながっています。
皆様の温かい気持ちに応えたい。なんとしてでも、地域の活力の向上につなげていきたいという気持ちにさせてくれました。
その結果、次々と新しい運営企画が沸きあがるという効果を生んでいます。
本当にありがとうございました。
【結果報告】
11月20日に「新大宮広間」として無事オープンいたしました。
前日まで、細かな設備設置や、返礼品であるレンタルショーケース「見世手箱」への展示品等の先行半雄への対応など、メンバーの力を合わせて準備が続きました。
途中、施設の整備工事では、半導体不足などの影響も受けて、工期が遅れるなど不測の事態も発生しましたが、ご支援いただいた皆様の顔を思い浮かべながら乗り切ることが出来ました。
オープン当日は、京都市北区長を始め、新大宮商店街振興組合の理事長、そして昨年に実施した企画検討委員会の委員長を務めていただいた大谷大学准教授の赤澤先生から温かいご祝辞をいただき、賑やかで心温まるセレモニーを開催することが出来ました。
その後の内覧会、オープニングイベントのクリスマスキャンドル作りのワークショップやむらさきエリアのマップ作りへの参加者等、総勢で100名近い皆様にご参加をいただき、順調な滑り出しとなりました。
見世手箱は全てリターンで埋まっていますが、搬入は3分の1程度に留まっています。それでも、搬入された品々を見ているだけでも楽しく、この紫野、紫竹界隈「むらさきエリア」の魅力的な人々の存在が浮き彫りになっています。
また、1階のフリースペースであるメディアホールの大スクリーンに投影される映像と音響の迫力は想像を超えており、地域の皆様に楽しんでいただけることを実感することが出来ました。
2階のむらさきスタジオに整備した映像機材には来場者の方にも喜んでいただき、多くの方にご利用いただけることを確信しました。
さらに、むらさきスタジオ(和室)は、畳の香りもすがすがしく、ご来場いただいた皆様からは、お子様連れのワークショップや気軽な教室開催など、様々なご利用のイメージを
話し合われていました。
【収支報告】
○ 支出
施設整備費 6,560千円
メディア整備関連
1階ラウンジサロン(TVモニター他) 43千円
1階メディアホール(プロジェクター、スクリーン 他) 211千円
2階むらさきスタジオ(照明、グリーバック、カメラ 他) 150千円
2階和室(プロジェクター、スクリーン 他) 132千円
2階編集事務室(パソコン、プリンター 他) 236千円
家具等
ベビーベッド 45千円
冷蔵庫、電子レンジ等 30千円
ソファー、テーブル 他 134千円
備品等
コルクボード、ハンガー 他 171千円
合計 7,712千円
○ 収入
ご支援金 1,057千円
自己資金 6,655千円
合計 7,712千円
皆様からご支援いただいた資金は、全額をメディア関連整備、家具等、備品等に使用させていただきました。
【リターンの発送状況】
リターンにつきましては、10月30日にご支援いただきました皆様に感謝の手紙、利用権などとして郵送いたしました。
今後、順次、利用権をご活用いただき、新大宮広間の魅力向上、認識の向上に役立ててまいります。
既に、見世手箱などでご利用いただいている皆様にはご好評で、実行者としても喜んでいるところです。
そして、ご支援いただいた皆様は、新大宮広間の会員として登録させていただき、今後も引き続き新大宮広間をご利用いただくこととしています。
【今後の取組】
施設整備はスタートであり、これからの運営が大切になります。
まずは、企画立案でもご協力いただきました周辺自治会の皆さんと御一緒に、むらさきエリアの特徴を反映した人材や、物事、文化などを映像化し、地域の皆様とむらさきエリアの価値観を共有していきます。
さらに、これらの映像を積極的に発信し、むらさきエリアの魅力を内外で共有することにより、さらなる人材や企業の誘導につなげていきます。
この過程では、周辺大学や高校の学生、生徒さんと活動を御一緒することにより、若い人材の発掘と地域の活性化につなげてまいります。
さらに、こうした取組や価値観を共有できる事業と連携して、さらに新しい価値の創造に取り組んでいきます。
こうした取り組みが定着することにより、むらさきエリアの価値観を「むらさきスタイル」として地域内外で共有していきます。
そして、症例的には任意団体として取り組んでいる状況を地域の皆様にしっかりとご理解いただき信頼していただけるしっかりとした組織として成長していきたいと考えています。
ありがとうございました。