急！不用犬だった福丸を幸せな犬生に。見かった心臓病の手術をしたい

▼自己紹介

 

本ページに立ち寄っていただきありがとうございます。

この度、初めてクラウドファンディングを利用させていただく長野在住の筒井と申します。

長文になりますが、まずは読んでいただきご理解、ご支援をいただければ幸いです。

 

独身時代から犬を飼い続けて、２０年以上になります。

今年繁殖引退犬のポメラニアンを心臓病で亡くしなかなか立ち直れずにいました。

そんな時保護団体のサイトで福丸とご縁があり8月１日から家族になりました。

犬歴は

マルチーズMIX 飼育放棄を迎え入れ

コーギー　どうしても飼いたくてブリーダーから購入し、その子供と二代を飼う

パピヨンとポメラニアン　SNSで保護犬のことを知り飼い始める

※繁殖引退犬を飼い過酷な状況を知る

 

ここから、飼うなら保護犬だよね、と家族で共感し先代犬を亡くした悲しみを引きずったまま保護犬サイトを見ていました。

そんなときに、ポメラニアン、♂、多分1歳、アンダー（しゃくれ）で停留睾丸（片玉）という福丸に出会いました。

アンダーは個性としてなんともいえない真顔に魅力を感じ、停留睾丸は開腹しないと摘出できない場所にあるようですがその手術をすることも理解した上で引き取りました。

 

 

　　　　　　　　　　↑はじめて会った日の福丸　栄養状態はあまり良くなさそう

　真顔だと下の歯がどうしても見えてしまいます

 

　　↑　完全におびえて尻尾は下がったまま

 

今年の8月1日に家族になり、翌日に近くの動物病院にフェラリアの薬をもらいに行きました。

そこでは「なんともいえないお顔だな」「かわいい」と言われ、私たち家族もこれから若い（年齢不詳でしたが多分１歳代ではと言われました）福丸との楽しい未来を想像していました。

↑8/1車に酔ってしまったため公園で休憩　ハーネスや散歩ひもを付けるとフリーズして動かない

 

しかし、診察した先生から言われたのは「この心臓は。。。これが原因で放出されたんだ」と。その後検査をした結果、

・心雑音があり先天性の心臓の奇形がある

・左心室がだいぶ大きくなっている

・初期の肺水腫がみられる

・１歳過ぎて手術が難しい

・手術ができたとしても心臓の機能が改善するか不明（一度大きくなった心臓は1歳過ぎたら小さくならい可能性がある）

・今、手術ができる状態か詳しく検査しないとわからない

・内服治療だと１年生きられないかもしれない

・１歳過ぎてここまで成長しているもの珍しい

 

大学病院を紹介するからそこで詳しい検査をするようにと言われました

家族になって二日目の話です。

 

　　　↑受診後、ちょっぴり不安な福丸

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

アンダーで売り物にならない、停留睾丸で繁殖に向かない、この理由でアンダー（しゃくれ）は個性として、停留睾丸についてはいずれ手術をするつもりで家族に迎え入れました。

しかし家族になって翌日に動物病院の先生から言われたのは

 

「放出された本当の理由は先天性心臓病」だと

「動脈管開存症」との診断を受けました。

 

泣いてしまいました。

私は保護団体から騙されたのか、息子と会いに行って家族で決めましたが、気がつかなかった自分の情けなさ、また近いうちに亡くしてしまうかもしれないという、どうしようもない悲しみが襲いました。

心疾患があるとわかっていたらどうしていたか、正直自分でもわかりません。。。

 

しかし、助けてくれる家をちゃんと自分で探してきたんだよ、と先生が言いました。

そうなんです。

たくさんの保護犬が居る中で、サークルから手を伸ばしてちょんちょんしてきたのが福丸だったんです。

そのときに「あ、この子」と思ったのがきっかけでした。

しっかりしないといけないと、自分に言い聞かせて大学病院の予約を入れてもらいました。

 

福丸は生まれてからずっとゲージの狭い中で生活をしていたようで、屋外に出たことがありません。

外に出した時は、全くちがう世界に来てしまったかのようなおびえっぷりでした。

音にも過剰に反応し、未だにパニックになってしまうことがあります。

 

もちろん散歩ひもにおびえ、散歩もできず。

そんな福丸が庭を自由に散策し、たまに走る姿はいきいきとしてどんどん普通の１歳代の元気な犬になっていきました。心臓病を除いては。

 

↑少しずつですが表情が穏やかに豊かになり名前も覚えました

 

 

　　　　↑くせ強めの寝方

 

しかし、異常なほどの心臓の動き、触るとジンジンする心臓、口での呼吸、睡眠も浅く熟睡もできずにいる姿は、突然死をしてしまうのではないかと心配になります。

 

8月23日に隣接する県にある大学病院に受診しました。

まず手術が可能かどうか。できるのか、高額になると聞いたが。。。

緊張しながら説明を聞きました。

 

結果は、ギリギリ今なら手術が可能という判断でした。

１歳を過ぎているため心臓が肥大しすぎて手術が困難ではあるが、手術をすれば普通の犬と同じように生活を送ることができ、寿命も延びると。

手術をしない場合は１年後の生存率は50％だそうです。

胸を触っただけで心疾患があるとわかる、この子はこれでいらないと言われたんだね、と先生に言われました。

心雑音レベルは最高の６、かなりひどいそうです。

それでも４㎏まで成長したのはゲージに入ったままで運動をしていなかったから、１歳以上生きることができていたんではないか、と。

大動脈狭窄も見られるそうですが、これは動脈管開存症の手術をすれば改善する可能性があること。また一日3～4回「吐出」といういわゆる”もどす”ことがあり、それも聞くともしかすると食道が途中で狭窄している可能性と肥大した心臓が圧迫しているためかもしれないと。

手術して改善されなければ、全身麻酔をして食道を内視鏡でみてみないと原因はわからないとのことした。

ただ、状況としてまずは動脈管開存症の手術をしないと！できなくなってしまうそうです。

↑心臓の左側が以上に肥大

 

 

もちろん、手術が可能であればします。

そして思いっきり外を走らせて、おもちゃでいっぱい遊べるようにしてあげたい。

まだ多分1歳代です。

性格はとても穏やかで、頭も良いです。

来てすぐにお座りやお手、待てを覚えました。無駄吠えもなく、甘えん坊やのためかまって欲しいときは要求して鳴く位です。

かなり臆病ですが人見知りはなく、育った環境のためか、他の犬とも友好的に遊べます。

 

そして、手術はできるだけ早くということで9月7日に決まりました。

早くしないと手術ができない状態になるかもしれないため強心剤と尿剤を飲み始めました。

副作用で少し元気がないのと食欲が落ちている状態ですが、福丸には頑張ってもらいたい。

 

しかし、高額な手術費用と県外の大学病院までの交通費等がかかり術後も数回通う必要もあります。

実は保護団体から譲り受ける際に、他の保護団体より高額な寄付金が必要でした。

譲渡会場にはたくさんの犬や猫がおり、もらい手が見つからなそうな高齢な犬や障害を持った犬もおり、その子たちの医療費や生活費に充てると言われ寄付しましたが、今になりそのお金があれば手術費に充てられた、と。

家庭の事情になりますが、現在仕送りをしている子どもたちがいることと、まとまったお金を支払ったばかりのためすぐに用立てることができません。

 

そこで、こちらのサイトを見ていただき事情を理解していただいた上で少しでもご支援いただければと思いお願いすることとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

動脈管開存症の手術に係る費用にさせていただきたいと考えています。

8/23の時点で心雑音レベル6でしたが、なんとか手術ができる状態だそうです。

 

手術をしなければ、一年後の生存率は50％。

 

元々予定していた停留睾丸の手術費用は何とか捻出します。

 

手術費用は35万円～　そのときの対応や入院日数で増額あり

交通費は高速代ガソリン代で約12,000円×大学病院への通院回数

READYFOR　手数料　等　　　含みます

 

 

 

8月受診分

　↑近くの動物病院での検査

↑大学病院での検査結果

 

※領収書をなくしてしまった分も有ります

 

↑停留睾丸、ひとつしかありません。

　もうひとつはお腹の中にあるようです。

　摘出は時期を見て手術を自己負担で行う予定でいます。

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

9/7に手術予定（早めになんとか入れていただきました）

動脈管開存症の手術は1歳未満に行う手術であり、1歳以上になると心臓が肥大し隙間に手が入りずらく、難しい手術だそうです。

そのため心臓に傷をつけてしまったりすると、手術中に亡くなる場合もあるそうです。

また大動脈をしばっても緩くなったりする場合もあるそうですが、手術をしなかった場合に比べれば長生きはできるそうです。

万が一、福丸が手術中に亡くなってしまった場合はいただいた資金は病院の支払いに充当させていただきます。

また、リターンのカレンダーについては、発注、発送で遅延が発生することもあるかと思いますが、その際はメール等にてご連絡いたします。

 

本プロジェクトや、今後の事を考えると眠れない夜もありますが、たった一日でも家族になった縁で福丸にしてあげられることは、少しでも可能性があればしてあげたいと考えています。

 

状況をご理解いただきご支援いただけると幸いです。

また、保護犬、保護団体についての理解を少しでも広められたらと考えています。

 

なんとか心臓の悪化を遅らせ、無事に手術を受けることができるよう家族でみています。

まだ一緒にいる時間は短いですが、もう家族の一員です。

まだまだ一緒に過ごしたい、不用犬だった福丸に幸せな犬生をお願いいたします。

 

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【プロジェクト終了要項】

○治療・手術対象

2021.8.1に家族になった福丸（ポメラニアン、元保護犬繁殖引退犬？のため推定1歳6ヶ月・オス）

○治療・手術内容

動脈管開存症、肺水腫も初期症状あり。動脈管開存症のを手術を行い、その後は内服にて経過観察予定

○手術予定日

手術できる状態のうちにしないと手遅れになるため、2021年9月7日に予約しました。

○その他

1歳未満に手術を行うことが理想とされており、1歳過ぎの福丸はリスクもあります。

難しい手術になるかもと言われており、無事に終わることを祈っています。