プロジェクト概要

岩手県大船渡市吉浜地区のふるさと 「もも色ゆうびんきょく」の絵本を出版し

旧吉浜郵便局の存在を後世に伝えていきます!

 

はじめまして。小松則也です。岩手県で小学校の教員をしながら、大船渡市三陸町で「吉浜教えの里プロジェクト」の事務局をしています。私自身、東日本大震災の津波によって、大切な父親を失いました。この経験や津波に直面したときに何ができるのかを伝えるため、震災をテーマにした絵本を作り、各地に出向き読み聞かせを行っています。

 

岩手県大船渡市の吉浜地区には、「もも色ゆうびんきょく」とも言われる旧吉浜郵便局があります。今では珍しい、個人が所有する特定郵便局です。老朽化が進み、平成になってからは使用されていませんが、昭和生まれの人にとっては、忘れられない ❝ ふるさと ❞ のような建物です。東日本大震災の地震の影響から破損が深刻な状況で、一年以内には、取り壊される予定です。せめて旧吉浜郵便局の存在を絵本という形に残し、後世に伝えようと今回のプロジェクトが動き出しました。

 

原稿を描き進めているのですが、絵本にするための出版費用が不足しています。吉浜地区の象徴でもある、みんなの大切な「もも色ゆうびんきょく」の記憶を後世に残していくため、ご協力いただけないでしょうか。

 

<絵本作成の様子>

 

 

クリーム色の外観で、大正から昭和をほうふつさせるような

レトロでモダンな旧郵便局は

吉浜地区の宝として大切にされてきました。

 

3.11以前も、明治と昭和の二度、吉浜地区は大津波の被害を受けました。旧吉浜郵便局も被害に遭い、昭和11年に高台に位置する現在の場所に建てられました。戦前戦後の昭和の時代は、宅配便もコンビニもありませんでした。地域の人達は小包を出したり、受け取ったり、お金を出し入れしたり、子どもから大人まで誰もが足しげく吉浜郵便局に通いました。昭和生まれの人にとっては、忘れられない ❝ ふるさと ❞ のような建物です。大きなカウンターや電話ボックスは、当時のまま残っています。

 

しかし、28年前、この旧吉浜郵便局が廃局になりました。大切に守られてきましたが、老朽化に加え、東日本大震災の地震の影響を受け、破損が深刻な状況です。現状のままいけば、地域のみなさんから愛され、守られてきた、津波と共に歩んできた重要な文化財がいずれは消滅することになります。大切な「もも色ゆうびんきょく」を守るために、旧吉浜郵便局を守るための絵本を作ろうと決心しました。

 

<旧吉浜郵便局内のカウンター。奥が電話ボックス>

 

 

少年がポストに手紙を入れたことから動き出す

こわれてしまった吉浜郵便局を

美しい「もも色ゆうびんきょく」に再生する事を目指す物語です。

 

大学では美術を学んだ経験から、得意な絵を描くことで何かできないかと考えました。絵はコピー用紙に描き、娘や息子が使わなくなった水彩絵の具で色をつけていきます。これまで「震災の教訓を後世にまで伝えていかなければ」との思いで8冊の絵本を書き上げました。既に絵本の挿絵なども出来上がりつつある状況です。特別に、絵本のあらすじを紹介します。

 

こわれてしまった古い郵便局の前に、きのうまではなかった赤い郵便ポスト立っていました。その郵便ポストに、着物をきた昔風の少年が手紙を入れました。この手紙は、海の神社に配達されます。次から次へと職人さんに配達される手紙の内容から、吉浜村の津波の歴史が明らかになっていきます。こわれてしまった吉浜郵便局を美しい「もも色ゆうびんきょく」に再生することができるのでしょうか。それに、郵便局は、なぜ「もも色」なのでしょう。「もも色ゆうびんきょく」の本物をぜひ一度見に来たくなるような、「もも色ゆうびんきょく」が愛おしくなるようなフンタジックでかわいらしいお話です。

 

<絵本の1ページ:実際は多色刷版画>

 

<これまで作成してきた絵本>

 

 

私にできる小さな一歩が

ももいろ郵便局を後世に残すことに繋がれば幸いです。

 

率直に「素敵なお話だな」「もも色ゆうびんきょくを見てみたいな」「吉浜に行ってみたいな」と感じてもらいたいです。そして、あなたのお友達に❝ ゆうびんきょく ❞のことを伝えていただきたいです。願いや思いは、つながっていくことで達成されると信じています。吉浜地区には、メジャーな観光地はありません。浜の小さな集落ですが、「奇跡の集落」・「つなみ石」・「石川啄木碑」・「浜街道」等、たくさんの見所があります。吉浜地区を訪問の際には、精一杯ご案内させていただきます。

 

ひいては今回の「絵本出版プロジェクト」が、旧吉浜郵便局を地域の宝として保存・活用していこうという運動のきっかけになれば本望です。絵本を通してどれだけの方に思いを届けることができるのか正直わかりません。それでも私にできる小さな一歩が、地域の発展を担った大きな意味を持つことを願っています。

 

<奇跡の集落 吉浜 民家のある方はあまり被害がありません>

 

<絵本としてずっと記憶を残していくために、ご協力をお願い致します>

 

 

リターンについて

 

■サンクスレター(お礼のメッセージカード)


■今回出版する絵本「ももいろゆうびんきょく」

 

■絵本の最後に支援者としてお名前を記載


■小松様が作成した絵本「浜の命」


■「ももいろゆうびんきょく」の多色刷り版画1ページ