多文化共生センター大阪の佐藤です。みなさま、「いいね!」やシェアを本当にありがとうございます。プロジェクト達成まで道のりが長いですが、引き続きどうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。

 

今日は私たちの活動を語る上で、本当に大きな存在である伊藤セリアさんからメッセージをもらいました。私たちの活動に対する思いとあわせて紹介させてください。

 

セリアさんは約20年前ブラジルから日本に来ました。ポルトガル語、スペイン語が堪能であることから、ブラジル人、ペルー人の通訳として活躍されています。

 

私がセリアさんと出会ったのは、約3年前大阪市西淀川区に住む外国人住民の調査をしている時でした。セリアさんの話は重く、心に突き刺さるものでした。セリアさんの携帯電話には昼夜関係なく、外国人住民から電話がかかってきます。「病院にいっしょに行ってほしい。」「学校の懇談会が不安です。」「生活が苦しい。話を聞いてほしい。」セリアさんの携帯電話はいつも鳴りっぱなしです。

 

あれから3年。私たち多文化共生センター大阪はセリアさんといっしょに、大阪市西淀川区に外国にルーツをもつ子どもたちの学習支援教室を立ち上げることを決意し、外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援教室「きらきら」が生まれました。

 

セリアさんは言います。

 

「外国人住民は長時間労働でお金を稼いでいる人が多い。だから、子どもの面倒をあまりみることができないことも…。そして、工場にずっといて、日本語を使わないから、全然日本語がうまくならない。日本人の友だちはできないし、ネットワークがないから、日本の教育システムがわからなかったり、仕事をどうやって探せばよいかわからなかったり。日本語の壁や文化の壁で地域から孤立して、同じ出身国の友だちだけの小さいコミュニティーで暮らしていくことになる。」

 

「(多文化共生センター大阪)の佐藤さん、小野さんと出会えたことは本当にうれしかった。私の携帯にはいろんな人から電話がかかってきて、みんな助けを求めてくるが、私一人では支えきれなかった。ふたりと出会って、ひとりじゃないと思えた。」

 

「佐藤さん、小野さんと思いを共有して、子どもたちの学習支援教室を立ち上げられたことは本当にうれしいと思っている。佐藤さんと小野さんは積極的に保護者にもアプローチして、信頼関係を結びながら、子どもたちを学習支援につないでいる。子どもたちの学習支援教室がなければ、ここに住む外国にルーツを持つ子どもたちはどうなっていたかわからないし、そのパパやママも地域から孤立していた。二人が気さくに、時には子どもたちの勉強のことだけでなく、生活のことも心配してくれたりするので、今まで孤立していた外国人のパパやママも安心して生活することができるようになったと思う。」

 

「日本に住んで約20年。20年前よりは外国人住民を取り巻く環境は良くなったかもしれないけれど、多文化共生センター大阪ともっと早く会っていたら、もっと良くなっていたと思う。立ち上げたばかりの学習支援に参加している子どもたちはまだ少し。この地域にはまだまだたくさん支援が必要な子どもがいる。これからも積極的に保護者にもアプローチし、信頼関係を結びながら、子どもたちを学習支援につないでほしい。」

 

そして、最後に「佐藤さんと小野さんと話していたら、みんな心があったかい感じになるんやね。」と語ってくれました。

 

私たちが今まで積み重ねてきた活動をこんなふうに思っていてくれていたセリアさん。私たちはまだまだがんばらなければならないことがたくさあります。

 

もしこのプロジェクトが達成できれば、半年の間、週に2回、外国人世帯に学習相談員を派遣することができ、支援が届きにくい子どもたちへ、確実に学習の機会を与えることができます。そんなママたちへのサポートは現在、実施している子どもたちへの学習支援教室を続ける上で欠かすことのできないプロジェクトだと考えています。

 

▲今日もたくさんの人がセリアさん(左)を頼って相談にきていました。

 

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