ある日、南米出身のお母さんから電話がはいりました。

 

「知り合いが国から奥さんと子どもふたりを呼び寄せた。子どもは日本語もわからないから、子どもの勉強についてちょっと相談に乗って欲しい。」ということでした。

 

お父さんは数年前から日本で働いていましたが、日本語を介さない仕事に従事しているため、日本語はほぼ話せない、聞き取れない状態でした。もちろん呼び寄せたお母さんとふたりの子どもも来日直後で日本語はできません。私たちは通訳さんのお力をお借りしながら色々と話しました。

 

お父さんは言います。

 

「小学校の勉強はお金がたくさんかかりますよね。今、お金がないから、小学校へ行かすことができない。お金が貯まってから小学校に行かそうと思います。制服や学校に必要な道具も買うことができないしね。」

 

南米出身のお父さんとお母さん。日本の小学校は義務教育で授業料がかからないことを知りませんでした。高額な授業料が必要だと思い、子どもを小学校へ行かせないつもりでした。制服代など様々なお金も「就学援助」という制度があることも知りませんでした。

 

話をすると、お父さんもお母さんもほっとした様子で

 

「子ども、勉強できるんだね!」

 

そして、今。

 

子どもは小学校で勉強をがんばっています。日本語の力もめきめきつけています。「学校、たのしいよ!友だち、できたよ!」キラキラの笑顔で私たちに話をしてくれます。

 

あの時、お父さんとお母さんと話していなかったら、子どもは今でも小学校へ行っていなかったかもしれません。

 

外国からきたお母さんお父さん。日本の教育システムがわかりません。

 

子どもを勉強させたいけれど、どこで、だれに、わからないことを聞けばよいかわかりません。

 

同じ国出身の友人に相談するだけでは、日本語力などの問題を解決することはとても難しいのが現状です。

 

家庭訪問をし、各家庭に寄り添うことで 抱えている課題や不安を解消できる外国人パパ・ママたちがたくさんいます。

 

このプロジェクトでは、各外国人親子世帯に学習相談員を派遣し、保護者の抱えている課題の改善を進めながら子どもを安定した学習環境へとつなげます。!!

 

▲すべての子どもが安心して勉強できる環境に!

 

 

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