セルビア高校野球日本遠征企画実施終了のご報告
セルビア高校野球代表の日本における武者修行は、お陰様で10月11日、無事に全日程を終了いたしました。実質10日間の滞在で7試合。早稲田摂陵高校(大阪)、北野高校(大阪)、高取国際高校(奈良)、松阪工業高校(三重)、西京高校(京都)、ミキハウスクラブ、JICA野球部と親善試合をさせていただきました。野球先進国における同世代チームとの親善試合や合同練習を通じて、多くのことを感じ、考え、学ぶことができたかと存じますので、それらをセルビアへ持ち帰り、同国や近隣諸国における野球の発展と普及のために生かしてもらえるものと期待しております。また、スポーツを通じた国際交流として、日本の高校球児たちにとっても有意義な機会となってくれていれば幸いです。
日本では試合の合間に、京都、奈良、松阪、大阪等を訪問し、日本の文化や生活にも触れる機会が多くありました。特に松阪では、国の有形文化財に指定されている割烹旅館八千代様にご招待いただき、浴衣を着ての夕食や、和室での宿泊を体験させていただきました。
ミキハウス様には三重県伊賀市にあるミキハウスベースボールスタジアムの宿泊施設をご提供いただき、滞在期間を通じて多くのご支援をいただきました。特に、元プロ野球選手を含む社会人野球選手による指導は、セルビア球児たちにとっては忘れることのできない体験となったはずです。
滞在中の様子は、多くの写真や新聞記事の写し等も合わせて、以下のリンクからご覧いただけます。
皆様からの寄付金は、セルビアの選手及び指導者20名の日本における滞在と活動を支え、各地での親善試合を円滑に実施するためにはなくてはならない資金として、移動用バスレンタル費、ガソリン代、高速道路利用費、駐車場代、食費、飲料費、寝具レンタル費、野球場使用料、プロ野球観戦費、寺院参拝料、日本における滞在保険料、Wifiルーターレンタル費等に使用させていただきました。
ご支援ご協力をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。今後も数年に一度は日本での武者修行を実施したいと願っておりますので、その際はまたご注目とお力添えをいただければ幸いです。セルビアチームと関係者の皆からの「HVALA PUNO! (ありがとうございました!)」もここにお伝えいたします。
最後になりましたが、皆様のご多幸とご健勝を心からお祈りしております。
本当にありがとうございました!
辰巳知行





















