プロジェクト概要

厳しい貧困状態にある生徒も通う千葉県の定時制高校で、大切な食事・コミュニケーションの場だった給食が廃止されそうになっています。議会への請願が採択されるよう、県民向けの貧困と食についてのイベントを開催したい!

 

初めまして。千葉県夜間定時制高校の給食を守る会です。千葉県内に17校ある夜間定時制高校のうち、2015年に2校(千葉工、東葛)、16年に3校(松戸南・東金・木更津東)が、給食を実験的に廃止するという「試行的廃止」にされてしまいました。生徒と教職員が一堂に会して温かい給食を摂ることが、夜間定時制高校の良さでしたが、この5校はありません。私たちは、定時制高校の給食を守るために、千葉県内の教職員や生徒、卒業生を中心に活動しています。

 

2016年9月に、千葉県議会に「給食継続の請願」を提出しました。この請願はこれまで4度の議会で、議会の請願への態度を保留し、調査、研究して審議を次回に持ち越す「継続審査」となり、県議会議員の人たちにも関心を持って取り組んでもらっています。請願が採択されるよう、議員の方々へ繰り返しお願いに行き、また県民に向けて集会を何度も開催しました。この年末に、そろそろ結論を出すのではと考えており、県民に向けて給食の大切さを訴えるイベントを企画しています。

 

これまでの活動はすべて会員の持ち出しと関係者の皆さんのカンパでまかなってきましたが、イベント開催のために25万円の費用が不足してしまっています。千葉県の定時制高校に通う生徒の給食を守るために、応援していただけないでしょうか?

 

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「試行的廃止」以前のA高校給食メニュー

 

アルバイトの後に疲れ、空腹を抱えて登校する生徒や貧困状態の生徒にとって給食は貴重な食事で、生徒同士、教師にとっての貴重なコミュニケーションの時間でもあります。

 

夜間定時制高校の給食は、多くの生徒にとってかけがえのないものです。多くの生徒がアルバイトをして、疲れ、空腹を抱えて登校してきます。厳しい貧困状態にある生徒は少なくなく、給食がその日の唯一の栄養源という話もよく聞きます。また、小中学校で不登校経験のある生徒も多く、一堂に会した場で「同じ釜の飯を食う」経験を通して、コミュニケーションができるようになります。教職員にとっても、その日の生徒の状態を知るには、教室よりも食堂の方がよくわかるものです。10年程前まで、千葉県ではほとんどの学校は自校調理の給食で、生徒の90%以上が給食を食べていました。

 

しかし、約10年かけて夜間定時制高校の給食を委託業者によるデリバリー方式に変えた結果、給食費の値上げ、質の低下などが発生しました。すると、給食費不払いで停止、また給食辞退となる生徒が増え、現在は県全体では給食を食べる生徒は50%あまりに減っている状況です。その事実をとらえて、県は給食の在り方を調査研究するためということで、前述の学校に「試行的廃止」という名目で給食の供給を停止してしまいました。以来3年足らず、5校の給食は「試行的廃止」の状態で県の調査研究が続けられています。

 

現在「試行的廃止」状態の5校では、生徒の栄養状態の悪化、教師の指導の困難さ、部活動の沈滞などの影響が出ています。給食がない学校では、購買のパンや仕出し弁当などが売られていますが、満足な食を確保するには400円以上かかってしまいます。給食は県の補助金が出るため概ね一食300円前後でしたので、出費がかさみます。多くの生徒はおにぎりやパン1~2個で済ますか、我慢して21時に学校が終わった後に帰宅後の遅い夕食となってしまいます。

 

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A高校「試行的廃止」前、在りし日の給食風景

 

 

県議会への働きかけによって、給食継続の請願を4度も保留し、慎重に扱っていただいているのですが、まだ給食廃止の方向性は変わらないままです。

 

ここまで2年足らずの活動ではありますが、県議会への働きかけを続けたことで、議員の皆さんには関心を高めてもらい、給食存続の請願は4度も議会の請願を保留し、調査、研究して審議を次回に持ち越継続審査が続く継続審査となっています。それほど重要な問題として扱われている給食廃止の問題ですが、県の姿勢は固く、給食廃止の方向性を崩していません。

 

給食廃止問題もそろそろ当局が結論を出すのではないかというこの年末に、県民にアピールできるようなイベントを組みたいと計画しています。ですが、この会は結成して2年近くになりますが、いつも資金の工面に苦労しています。ミーティングの交通費、場所代から、子どもの食と貧困について知ってもらうための集会の講師料、議員要請の交通費など、これまでは会員の持ち出しと集会参加者、賛同者のカンパでなんとかまかなっています。そこで、多くの人にご協力をお願いするとともに、この問題に関心を持っていただきたいとクラウドファンディングの挑戦を決意しました。

 

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A高校屋上にて仲秋の名月を望む

 

 

貧困と食について1人でも多くの方に知っていただき、定時制高校での給食の必要性を訴えるために、有名な方をお呼びしてシンポジウムを開催します。

 

私たちの地道な活動だけではもう一歩突破できずにいます。やはり広く県民にアピールする場が必要です。これまでも県民向けの集会はセットしてきましたが、今一つ広がりを欠いていたと反省し、貧困問題に取り組む人々に出演依頼をして、貧困と食の問題についてのシンポジウムを開催します。

 

千葉県教育会館、きぼーる、千葉市文化センターなどを会場として検討しています。そのための資金援助をぜひお願いします。また、この募集を通して、生徒と教員の垣根を超えた、手作りの教育の場である夜間定時制高校の良さを多くの人に知ってもらいたいと考えています。

 

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B高校(給食継続)給食風景

 

 

人間教育こそが教育の原点。それを支えるツールとしての給食は夜間定時制高校に欠かせないものです。その必要性を訴え、廃止を防ぎたい。

 

夜間定時制高校の給食は、温かく栄養のバランスを整えたもので、貧困や家庭崩壊、ネグレクトなどで満足な食事を摂れていない子どもたちの貴重な栄養源として、また不登校、いじめ、心の病等でコミュニケーション不足の子どもたちに、仲間や教職員と接する機会として、重要な役割を果たしてきました。

 

私自身が定時制高校に赴任して、教育の原点にやっと立てた感がありました。人間教育こそが教育の原点。それを支えるツールとしての給食は夜間定時制高校に欠かせないものだと思います。このプロジェクトを通して、より多くの人に、夜間定時制高校の存在意義を知っていただきたいと思います。

 

7人に1人の子供が貧困状態に置かれている現在、夜間定時制高校の存在意義は小さいものではありません。今回のプロジェクトを通して、県の弱者切り捨て方針を改めさせ、給食存続につなげていきたいと思います。

 

夜間定時制高校に、一筋の光とぬくもりを届けてください。どうかご協力お願い致します。

 

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A高校給食最後の日、生徒代表から、配膳職員さんに記念品を贈呈

 

 

リターンについて 各アイテムの概要説明

 

モノをお送りすることはできませんが、精いっぱいのお礼の気持ちを込めてメールまたはお手紙と活動報告書を送らせていただきます。定時制高校の給食を守るために応援をお願いします。

 

■お礼のメールまたはお手紙

■写真付きの活動報告書


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