プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

明治43年に建てられた青森県黒石市の貴重な歴史的建造物を後世に残したい!

 

はじめまして、庄司亜貴子です。私はこれまで、青森県の特別支援学校に勤めています。2014年1月、6年前に廃業した元酒蔵6棟が解体されている事実を知り、どうにかしてこの貴重な建物を保存・活用したいとNPO法人を立ち上げました。

 

これまで私費で活動を行い、文化元年(1804年)以前に建てられた母屋、明治43年に建設された酒蔵、明治30年に建設された蔵を改修しコミュニティスペース、図書コーナー、カフェ、宿泊施設として活用していくために2年間工事を続けています。

 

ようやく母屋の1階が使えるようになりましたが、江戸時代の町や作りの古民家ゆえ、上下水道の水回り設備は全くありません。全体の改修費用は500万円を超える予定ですが、今回はその一部として水道工事費を募っております。

 

10月下旬に「黒石市景観資産」の指定を受けて、修復活動が市に認められたこの場所を私たちの力で守っていくために、どうぞ皆様のお力添えのほどよろしくお願いいたします。

 

夏、こみせの軒で金魚ねぷたが風に揺れています。

 

こみせの板塀を柿渋で塗っています。

 

 

貴重な日本建築と私たちの心のふるさとが消えてしまう。いったん壊してしまえばもう二度と同じものは建築できない、絶対後世に残したい。

 

ここ元酒蔵の佐藤酒造周辺は江戸の藩政時代から雪国特有のこみせ(木造アーケード)が建造物正面に張り出され、買い物客を夏の暑さや冬の雪から守ってきた歴史があります。佐藤酒造が作っていた「初駒」が何度も国内外の品評会やモンドセレクションで金賞をいただいてきました。

 

ところが黒石市は夕張に続く経済破たん寸前の市で、基幹産業である農業、商業の不振、若者の人口流出と住民の高齢等で市は経済的に衰退し、長く続いていたこみせは商店とともに消えていきました。

 

 

私は、「貴重な日本建築と私たちの心のふるさとが消えてしまう」「この建築物は古いが、いったん壊してしまえばもう二度と同じものは建築できない、絶対後世に残したい」という危機感を持ちました。

 

そこでこの町で28間(51m)もの一番長いこみせを持つ江戸藩政時代に建てられたこの元酒蔵の建造物「初駒」母屋と蔵を合わせた歴史的建造物群を保存・活用する活動を私費で始めました。

 

仕込み蔵で地元作家の彫刻展開催。

 

 

江戸時代に建てられた町屋作りの商家の建造物を修復し、上下水道設備を調えます。

 

母屋内には太い梁や柱がそのまま残っています。おそらく一般の人々は見たことのないほどの太さです。母屋内には「蔀(しとみ)」があり、やり掛けがあります。こみせの柱には駒つなぎ(丸い鉄の輪)が柱2本おきに1個ついています。また玄関の扉の鍵は、木のおとし錠になっています。

 

しかし、内蔵は母屋も蔵群も屋根が崩壊し、建造物内部は氷と雪の世界でした。土壁は崩れ、母屋の畳は解け、柱や梁は裂けて折れていました。私たちはこの数少ない貴重な建造物を保存・活用することで、多くの方に古き良き日本の歴史や建築技術、先人の知恵を体感していただきたいと考えています。

 

解体された蔵から出てきた棟柱「明治参拾年」

 

崩れ落ちた内蔵の外土壁

 

今回のプロジェクトでは、元酒蔵をコミュニティスペース、図書コーナー、カフェ、宿泊施設として活用するためにの水道工事を行います。江戸時代の町や作りの古民家ゆえ、上下水道の水回り設備は全くありません。

 

土壁がすっかり崩壊し屋根が崩れている16畳の内蔵をカフェの厨房にします。その蔵の前の太い梁が組まれている吹き抜けの、漆喰壁のある板張りの部屋をカフェルーム+図書コーナーにします。

 

時が穏やかに流れるこの場所で、黒石市の歴史に関する書物、一般の方々に寄付してもらった文学等本、子どもの絵本も自由に手に取っていただける日本でも珍しい元酒蔵カフェになります。そこには酒樽の大きなふたを柿渋で塗ったテーブルを地元の方と作っています。

 

銘酒「初駒」の酒樽の蓋でテーブルを作成中。

 

また、この場を宿泊施設としても活用します。希望者の方へは津軽の伝統料理を振る舞います。その他にも、津軽の生活を体験していただけるように近隣の農家で農業体験や母屋の修復作業、石窯ピザ作り、歩いて5分の岩木川に沿って夕日に染まる川辺の天然温泉に入りに行ったり、黒石よされやねぷたに参加したり、ソバ打ちや綿入れ半てんつくりもできます。

 

 

宿泊スペース

 

 

青森県黒石市の町のみんなの想いを集め、大切な土蔵を守ります。

 

歴史的建造物は、一度取り壊してしまったら二度と元には戻せません。何かを建てる、作り出す技術が発展した現代だからこそ、私たちが生まれる前からあったモノを保存・活用することに新しい価値が生まれると思っています。

 

今回のプロジェクトが成功したら、このコミュニティスペースが町の雇用を生み出すことも可能になります。経験豊かな高齢者の仕事の場となり、郷土の伝統的な津軽の味と安全で新鮮な農 産物を使った食を提供する予定です。

 

仕込み蔵で男声合唱団「弘前メンネルコール」公演会

 

また、人口3万人の黒石市には3か所しか就労支援の事業所がないので、養護学校の卒業生の就労支援の場所とし、働く場所、ゆっくり生活を楽しむ居場所にもなります。厨房やカフェホールを使い、子どもと高齢者の料理教室を開き、将来的に子ども食堂の運営、ホールでは学習支援を行いたいと考えています。


みんなで黒石市の大切な歴史的建造物を保存・活用していき、我が町に対する誇りと愛着を育み、共助社会のコミュニティの拠点化を目指します。

 

金魚ねぶた作り

 

青森県黒石市の町のみんなの想いを集め、大切な土蔵を守っていくためにどうぞ皆様のご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

【資金の使用用途】

水道工事費

その他諸経費

 

干し柿のカーテン

 

*****リターンの紹介*****

 

★追加情報★
完成した元酒蔵カフェで使えるランチ無料券プレゼント!

 

◆サンクスレター
支援してくださった方に元酒蔵の絵や写真カード(サンクスレター)を送りします。

 

◆支援者様のお名前を玄関口に掲載
青森ひば札に氏名を書き、母屋玄関口いっぱいに1年間掲示します。
※希望者のみ、ニックネーム可

 

◆こぎんのコースター2枚セット

 

◆こぎん刺しパッチワーク付きポーチ

津軽の伝統的な刺し子であるこぎんのポーチです。

 

◆ひばかんなチップの入浴用チップ袋詰め(10回分)
修復に使われている青森ひばのかんなチップの入浴用品セットをプレゼント

 

◆ボランティア体験付き宿泊割引券1枚
3,000円で1泊できます。
きれいになった蔵を見ていただき、津軽のいろいろな季節に、元酒蔵の建造物群の保存活動のためのボランティアをしていただきます。
津軽の手料理教室もあります。ねぶたや黒石よされに参加しましょう。

 

◆陶器製ねぶた人形またはお銚子セット
・にらみを利かせた可愛い陶器のねぶた人形は元酒蔵がお酒を入れて販売する予定だったもの。
1輪挿しなど、使い方を工夫してみるのもいいかも。お酒を入れて温めてもOK。
・お銚子セットには元酒蔵「初駒」の名前が入っています。
「初駒」銘柄名入りお銚子・おちょこ3個セットです。

 

◆黒石りんご

 

◆ミニ酒林(杉玉)
新酒ができた時、酒蔵では酒林(杉玉)飾ります。
それを可愛いミニサイズにして玄関に飾られるようにしました。

 

◆ミニ金魚ねぷた2個


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