プロジェクト終了の報告
皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
コロナ後遺症のAMPA-PET研究は、最終的に228人もの方から6187000円という大きなご寄付を賜ることができました。
また、応援メッセージもたくさんいただきました。改めてこの場を借りて御礼申し上げます。
研究の進捗ですが、おかげさまで目標としていた30症例に到達することができました。データをまとめ、研究についての統括報告書も完成いたしました。
ヒラハタクリニックの平畑光一先生、聖マリアンナ大学の佐々木先生、横浜かんだいじファミリークリニックの河野真二先生、おりも総合クリニックの折茂 賢一郎先生にリクルートで多大なるご協力をいただき、大変多くの方に試験に参加をしていただけたことで、研究を速やかに完遂することができました。
こちらでいただいたご寄付により、1人1人のPETの撮像やプロテオミクスによる解析等を進めることができました。
この結果の詳細ついては、論文という形で世の中に出すべく、現在投稿中です。
研究に参加していただいたコロナ後遺症の方の話を直に聞かせていただく中で、ブレインフォグにより仕事や学業、家事などができなくなってしまい、コロナに罹る前と比べて人生が大きく変わってしまった方がたくさんいるということを改めて目の当たりにしました。
この病気について苦しんでいる方に、研究成果を還元しなければならないことを痛感いたしました。
今回の研究を通して得られた知見により、コロナ後遺症のブレインフォグの治療法の開発や診断法の確立に向けてさらに歩みを進めて参ります。
引き続きどうぞよろしくお願いします。
こちらで本プロジェクトの終了報告とさせていただきます。


















