「映画上映会を開催し、パレスチナ支援に貢献を！」終了報告

【本プロジェクトご支援に対する御礼】
皆様、お世話になっております、「映画上映会を開催し、パレスチナ支援に貢献を！」プロジェクト企画者の荒川です。

3月19日に始まった本プロジェクト、皆様からクラウドファンディングを通じていただいたご支援は、総額231,000円に上りました！また上映会にはたくさんの方々に足をお運びいただいただき、大盛況のうちに幕を閉じることができました。

上映会後のアンケートでは69.7%の方が映画内容に大いに満足くださったとの回答をくださいました。またパレスチナの方々の生活や、紛争を止めるために自分たちができることなどに思いを馳せてくださる方が多くいらっしゃったことに深い喜びを覚えます。

 

改めまして、本プロジェクトに関わってくださった皆様、また映画を通してパレスチナ人の痛みに心を寄せ、そして行動に移すことを考えてくださった皆様お一人お一人に心より感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。

 

 

【上映会開催のご報告】

2025年4月19日、「桜の下の文化祭」にて上映会を開催し、映画「私は憎まない」を上映いたしました。上映会は3部行いました。

桜の下の文化祭　会場入り口

映画「私は憎まない」上映会　挨拶の様子

 

 

【収支報告】

皆さまからクラウドファンディングを通じてご支援いただいたご寄付に、現金でのご寄付、上映会の当日券売り上げをあわせまして、合計325,940円をいただきました。そのうち諸経費164,368円を差引いた161,572円（$1,089）をパレスチナ支援団体へ寄付させていただきます。

（現在、国際送金の手続きが進行中ですが、審査の過程において想定よりも時間を要しており、現時点では送金が完了しておりません。大変心苦しいのですが、最後まで責任をもって対応してまいりますので、ご理解いただけますと幸いです。）

今回使用させていただきました諸経費に関しまして、詳しくは以下の表のうち「諸経費内訳」をご覧ください。

【NetworkForPalestineへの寄付金の使途について】

このたび皆さまからお寄せいただいたご支援により、NetworkForPalestineが購入を予定している支援物資は、以下の通りです。

• マットレス：22個

• 布団一式（枕・毛布・カバーを含む）：22セット

• 衛生用品（消毒液、絆創膏、包帯、歯ブラシ、歯磨き粉、生理用品、おむつなど）：各20個ずつ

• 薬品類：持病を抱えるパレスチナ難民の方々に向けて、痛み止め、アレルギー薬、高血圧の薬、糖尿病の薬などを中心に購入を予定しています。薬については、難民の方々のニーズを確認しながら、必要なものを適宜用意していく方針です。

 

【今後について】

2ヶ月前の活動報告にもお伝えさせていただきましたが、私は今年の末から2年間、ヨルダンでパレスチナ難民の支援に取り組む予定です。

2年後に帰国した際に目標にしていることは、パレスチナの人々一人ひとりが歩んできた「人生の物語」を丁寧に紡ぎ、それを日本で展示という形にして届けることです。

 

私たちが「国」や「ふるさと」に心を寄せる理由は、そこに「自分たちの物語」があるからではないでしょうか。
その物語には、喜びや痛み、祈りや喪失、そして何より誰かとの「対話」が刻まれています。

人と人を結ぶもの、時には自然と、あるいはすでにこの世を去った存在とすら私たちを繋ぐもの——それが、対話。

だからこそ私は、その小さな声に耳を傾け、「自分たちの物語」をそっと掬いあげ、光を当てたい。

 

そんな活動をしていきたいと思っておりますので、今後の活動におきましても、皆様からの温もりのあるご支援と激励を賜れれば大変幸いでございます。

この度のプロジェクトをご支援いただき、誠にありがとうございました！