成立

緊急支援：アフガニスタンの生活困窮者が生き抜くために命を守っていく

CWS Japan

支援総額

1,415,000円

目標金額 3,000,000円

支援者: 102人

募集終了日: 2021年12月13日

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2021年11月26日 12:00

【現地報告No.3】教育を続けることを決意したヤムナ

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CWS Japanの緊急支援にご支援いただき有難うございます。

わたしたちが支援を届けたい現地の人々が、現在どのような生活を送っているのか、現地の声を多くの方に届けるべく、現地パートナー団体を通したインタビュー内容（No.3）をお届けします。今日は、アフガニスタン東部に住む勉強が大好きなヤムナさんを紹介します。

3人の子どものうち唯一の女子であるヤムナ（仮名）さんは、アフガニスタン東部に住む中学1年生です。NGO（CWSの現地パートナー）の女子教育プロジェクトの下、支援組織が資金提供している学校の一つに通っています。勉強が大好きで、先生にも一目置かれています。

ヤムナは最近中学１年生に進級しましたが、同国の新政権成立後の学校閉鎖のため、教育を受けることができません。アフガニスタンの学校再開に先立ち発表された声明には、次のように書かれています。"すべての男性教師と生徒は教育機関に出席すべきである。"

中学校は通常、13歳から18歳までの生徒が通う学校で、ほとんどの学校が分離されています。新政府は、6歳から12歳までの男子生徒の登校を許可し、アフガニスタン全土で男性教師の授業再開を認めましたが、女子生徒の復帰時期については言及していません。

「私はとても心配です」と、ヤムナは将来への不安を口にした。「学校の友達に会いたい。一緒にゲームをしたり、勉強したりしたい。家では、何もしないで過ごしています。退屈で、どうしても学校に戻りたいのです」。

ヤムナの小学生の兄弟は、学校に行っていますが、彼らも怖いと言っていました。親が子どもを学校に行かせるのを怖がっているため、友達のほとんどが学校に来ていないのだという。

ヤムナはまだ勉強を続けることを諦めておらず、将来は弁護士か教師になりたいと考えています。政府が早期に女子生徒の復学を認め、危機以前のようにクラスメートに会い、一緒に学べるようになることを願っています。

新政権が首都カブールの統治を始めてから1カ月以上が経過しても、アフガニスタン全土のほとんどの教育機関は閉鎖されたままです。開放されている学校の中には、6年生までの女子生徒が授業を受けたり、女性が大学の授業を受けたりするところもあります。しかし、アフガニスタンでは女子のための高校は閉鎖されています。

CWSの現地パートナー団体は、アフガニスタン政府、国際機関、地元のパートナーに、女子のための中等学校の再開と、ドナーが女子教育への資金援助を継続するよう、常に働きかけています。ヤムナのように、弁護士、医者、教師、エンジニア、看護師、作家などになりたいという夢を持っている女の子は、必要な支援を受けられなければ、その夢を追うことができません。

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