「次世代グローバルリーダー研修ツアー」で北海道の若者を世界へ

 

2018年6月26日

文責：馬場 航平・中野 薫仁

 

 

【「次世代グローバルリーダー研修ツアー」概要】

　この度、25名の応募者から選抜された10名の学生（北海学園大、北海道教育大、小樽商科大）が、今年9月に行われる、アメリカ・ハーバード大学コーチング研究所主催の年次学会へ参加致します。

　ハーバード大学のコーチング研究所は、コーチングの現場を支援し、コーチングに関する科学的な基盤と、より実践的な環境を共有することを目的に2009年に設立されました。オンラインセミナーやイベント、年に一度のコーチング学会を開催しています。本年度の学会(9月28・29日)では、リーダーシップ・神経科学・健康/福利・コーチング・ポジティブな行動心理学における世界的なリーダーが、コーチングが今の世界の様々な環境でどのように有効的に使われるのかをテーマに発表します。

 

『百聞は一見に如かず』

　自宅で世界の情報を簡単に取得できる現代社会。しかし、実際に「見る」「感じる」ことで初めて本物の「感動」が生まれます。

　グランドキャニオンをインターネットで検索して、札幌テレビ塔と東京スカイツリーと高さを比較してみます。札幌テレビ塔が高さ147mに対し、東京スカイツリーは634m。グランドキャニオンの谷の深さは最大で1,800ｍ。グランドキャニオンの深さは、東京スカイツリーの約3倍、札幌テレビ塔の10倍以上です。そして、全長は446kmにもなります。これは、函館～名寄間に匹敵する距離です。どれほどのスケールか想像できるのは、みなさんが札幌テレビ塔や東京スカイツリーを見たことがあるからではないでしょうか。このように数字で捉え、大きさを想像することは容易です。しかし、感じることが出来ない要素もあります。それは壮大観・圧迫感です。この要素はあの大地に自分の足で立ち、自分の目で見て、渓谷に実際に囲まれて初めて感じるものです。

 

　今回のプロジェクトで実現するのは、世界最先端の地（ボストン＆ニューヨーク）で、本物（世界標準）を自らの目と身体で感じることです。

世界標準を肌で感じる。北海道から世界へ羽ばたき、異文化、多様性に富んだ世界を牽引するグローバルリーダーになる。これは、次代を創る私たち若者の使命です。

 

【「次世代グローバルリーダー研修ツアー」の企画背景】

『資質と才能にあふれる北海道の若者を世界に羽ばたかせたい。』

大学教員として、北海道の若者のポテンシャルの高さに感動しています。

一方、都会に比べて北海道から世界に挑戦する機会が少ないという現実。加えて、日本の中でも最速で高齢化・少子化・人口減少が進む課題先進地域「北海道」。

そんな北海道から、次世代のグローバルリーダーを育成し、明るい未来をつくっていく。北海道の若者に世界最先端のコーチングプログラムを受ける機会を与える、このプロジェクトを支えてください。(菅原秀幸教授)

 

Q. グローバルリーダーとは

　グローバルリーダーにとって、人の能力を引き出すコーチング力は必須。ハーバード大学のコーチング研究所で行われるコーチング学会に参加し、世界標準のコーチングを体験します。学生に成長機会を創出し、世界を牽引していくリーダーを、北海道から育成します。

変化が加速度的に増している今日、新しいことに挑戦し、新しい地平を切り開く起業家精神が、ビジネスセクター、パブリックセクターを問わず、必要となっています。同時に、グローバル化の進展が著しい中で、国境を超えた発想や思想、行動を起こせるグローバルリーダーを求める声が大きくなっています。

 

Q. コーチングとは

　今や情報は調べる時代から活用する時代に。グローバル化と情報化の進展。そして、AI技術が進む時代の中。

「今の子供達の65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く」、「今後10~20年で、雇用者の約47%の仕事が自動化される」といった予測もあるように、将来の変化を予測することが困難な時代を生きる子供達に太子手は、社会の変化に受け身で対処するのではなく、自ら課題を発見し、他者と協働してその解決を図り、新しい知・価値観を創造する力を育成することが喫緊の課題である。そのためには、子供達に「何を教えるか」だけではなく、子供達が「どのように学ぶか」という観点が重要であり、課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習を充実させていくことが求められている。

教職員等の指導体制の在り方に関する懇談会提言：文部科学省 (平成27年8月26日)

コーチング技術を習得し、他人の夢までも実現できるような人を育て、多様性に富んだ人財育成の手助けをしてみませんか？教育に関わる人がコーチングを使えた時、子供や学生は自ら考え行動できるようになります。

答えを教える教育から、主体的に考えさせる教育へ。人材から人財へと変えていく技術。

 

 【渡米までの流れ】

1.        英語育成プログラム

2.        コーチング・教育理解プログラム

3.        グローバルリーダー講座

上記を通して、スタディーツアーの価値の向上・最大化を図る。

 

＜現地でのプログラム＞

1. ハーバード大学でコーチング学会に出席

 世界最高峰のハーバード大学コーチング研究所の年次大会に出席・聴講。

2. 現地学生とのディスカッション

 ボストン、ニューヨークの大学生との討論会を通して異文化体験を重ねる。

3. ハーバード大学でのコーチング・セッションへの参加

 菅原が参加するコーチング・セッションのアシスタントとして実務を経験。

4. ビジネスパーソンとの起業勉強会

 世界のビジネスの中心地ニューヨークで、現地のビジネスパーソンとの勉強会に参加。

5. 自己研修プログラムで各自のグローバルリーダー像へ近づく

 参加学生が事前に作成した自己研修プログラムにそって、ありたいリーダーへ近づく。

 

 

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＜渡航・滞在スケジュール＞(仮)

9月26日　移動日（新千歳→成田→シカゴ→ボストン）

9月27日　自己研修プログラム　

9月28日　コーチング学会＠ハーバード大学

9月29日　コーチングワークショップ＠ハーバード大学

9月30日　移動（ボストン→ニューヨーク）、自己研修プログラム

10月1日　自己研修プログラム

10月2日　アカデミックコーチングデイ＠ニューヨーク大学

10月3日　移動日（ニューヨーク→成田 翌日着）

10月4日　移動日（成田→新千歳）

 

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初の大学発のクラウドファンディング、渡航前の挑戦！！！

　北海道から世界へ羽ばたき、異文化、多様性に富んだ世界を牽引するグローバルリーダーになる。これは、次代を創る私たち若者の使命です。この使命を社会と共有する方法の一つとして ”クラウドファンディング” に挑戦することを決意致しました。

 

〈クラウドファンディングとは〉

　クラウドファンディング（CrowdFunding）とは、群衆（Crowd）と 資金調達（Funding）という言葉を組み合わせた造語で、インターネット上で多数の人から資金を募る仕組みを言います。例えば、「自分の作った曲をCDにしたい」「災害被害にあった図書館を復旧したい」など、様々な理由でお金を必要としている人に対し、 共感した人がインターネットを通じて出資し支援をします。

※購入型・‘All or Nothing’・・・これは、目標金額に満たなければ全額を返金する方式。

 

多くの方々の情報の拡散とご支援が必要です。期限は6月30日までです。

※銀行振込は、6月29日締切。30日(土)は銀行休業日の為。

拡散とご支援を宜しくお願い致します。

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇

皆さまから頂いたご支援金200万円は、学生10名の渡航費・宿泊費に充てさせて頂きます。

現地での滞在費やプログラム参加費については、前述のとおり学生がほぼ同等の金額を工面しています。

公開中のURL　https://readyfor.jp/projects/GlobalLeaderHokkaido

 

口座名：北海学園大学経営学部菅原秀幸研究室、銀行名：ゆうちょ銀行

金融機関コード：9900、店番：279、店名：二七九 店（ニナナキュウ店）

預金種目：当座、口座番号：0102965

 

【7泊9日の若者のリーダーシップの旅】

　この学会に合わせ、北海道の学生がコーチングを深く学ぶ機会を作りました。本プログラムには、学会の聴講だけではなく、学会でのセッション開催や、ニューヨーク大学の学生との討議する機会などを盛り込んでいます。参加学生は、コーチング、教育、グローバルリーダーというテーマにおいて日米間でどのような差や違いがあるのかを自分の目と耳で確かめ、比較します。そして、社会を切り拓くリーダーとして大切なスキルや心構えを身につけ、実践することを目指します。

北海道から新たなイノベーションを起こすため、未来ある若者達へエールを！！

 

我々は挑戦者です。

成功は失敗を積み重ねていく先にあり、失敗は、単なる未成功とも言えるでしょう。

かの有名なトーマス・エジソンは、

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまくいかない方法を見つけただけだ。」と言っています。

しかし挑戦するだけではなく、全力で何かを成し遂げることも必要であると考えています。そのため、この度の研修ツアーは我々が世界に羽ばたく、世界と戦うための最初の一歩なのです。そんな一歩を皆さまのご支援と共に、歩み出したい。私たちだけでは、未来は創れません。

私たちの 若さ や 無限大の可能性 と、人生の先輩方の 知恵 や 経験 が融合してこそ、初めて形になるのです。

 

皆さまのご支援宜しくお願い致します。