今回の公演では、鳥やベントスやムラサキシジミなどのムーブメントがとても重要です。

 

ヒト以外の生き物が出て来る演劇では、しばしば生き物の表現が子どもっぽくなってしまいます。

けれども『有明をわたる翼』は、成熟した大人が感動する演劇にしたいよね、というのが私(飯島)と演出家の野崎さんの共通した思いでした。

 

そのために野崎さんがムーブメント指導者兼「わだつみの神」役者として口説き落としたのが、庄崎さんです。

今回は、庄崎さんが原稿を寄せてくれました。

 

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野崎さんからムーブメント指導を受けたまわりました、庄崎隆志と申します。どうぞよろしくお願いします。


私が野崎さんと出会ったのはちょうど25年前の8月。福島での身体表現セミナー。お互い講師として意気投合、いつか一緒にやりましょうと話したのがきっかけです。ワークショップやら演劇講師やらを経て、今回は、このような形で関わらせていただきました。


聾である私ですが、野崎さんとの仕事は、聞こえないとか劇団の看板とか関係ない、ただの「庄崎」になれます。そういう意味で思い切りやらせていただいています。


自分なりの解釈ではありますが、この舞台の稽古の醍醐味の一つは
「袖振り合うも他生の縁」だと考えます。通りすがりに、袖が振れ合うというような、偶然でほんのささやかなめぐりあいであっても、それは前世からの深い緑でおこるもの。だから、人とのふれあいを大切にしたいものです。


自分としては、みなさんとの縁はもちろん、諫早の生きものたちもまた、我々と前世からのご縁があるのかも知れません。「今、ここからの縁が大切」と思い、役者のみなさんがより魅力的に諫早の空間に表現できるよう稽古を続けてきました。


『有明をわたる翼』をご覧になったみなさんが、より有明海の豊かさを知り、諫早湾の空間との出会いを感じていただける事を切望致します。

 

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わだつみの神、降臨!

 

振り付け中の庄崎さん。ものすごく素敵な動きなのですが、静止画像だとこんなことに(当たり前ですね ^^;)。 動画の重要性を痛感しております。

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