プロジェクト概要

茨城県取手市で、被災者と支援者がお互いに分かり合える機会をつくりたい

東日本大震災犠牲者の鎮魂と、被災地支援への感謝を伝えるコンサートを行います!

 

はじめまして!福島県会津若松出身のシンガーソングライター、鈴木ミチと申します。『ふるさとの良さを音楽にのせて』をコンセプトとしたステージや曲作りをしてきましたが、震災後は故郷の福島が大変な思いをされているのを目の当たりにしました。そこで私のやってきた音楽で何かできないかと思い、関東に在住している福島出身者の立場で、2011年5月に会津若松市内の避難所で、慰問コンサートをさせていただきました。

 

そして昨年の3月11日、原発避難者の皆様の団体『取手・南相馬・双葉・浜通りの集い』が主催で、『感謝と祈りの集い あなたを忘れない』コンサートを開催されました。被災者の皆様の感謝の気持ちと、支援者の皆様の思いが一つとなり、素晴らしいイベントとなりました。会の方もお亡くなりになられたり、取手以外の場所で新しい生活を始めたりと、このイベントは2015年限りになるという話を聞き、同じような趣旨で継続できないかと考えました。

 

今年は3月13日に茨城県取手市で開催いたします!来年以降は被災地で活動するアーティストとのタイアップの話も出ています。しかし、会場費や出演アーティストの交通費、パンフレットやプログラムの制作費など一回のイベントには30万円が必要です。これからもこの活動を続けていきたい!どうかみなさまのお力をお貸しいただけませんか。

 

 

 

会津に住んでいる時は、『早くここから出て他の地域に住んでみたい』という気持ちがありましたが、実際に関東に住んでから、故郷のいろいろな良いところが見えてきました。生まれ育った地方の良いものを歌にして、故郷を離れいる皆様にも、故郷の良さを改めて感じてほしいという思いでステージや曲作りをしています。『会津弁』の訛りでMCをしたり、昔語りを入れたりすることで、懐かしい雰囲気を作り出すように心がけています。

 

飯盛山から眺めた会津の町

 

『自分のふるさとに帰れない思い』

それは哀しみ、虚しさ、計り知れない感情が混ざり合ったもの

 

震災後会津若松市内の避難所で慰問コンサートをさせていただいた時、必要最低限の物だけを持って、原発避難区域から避難されてきた方が多く生活されていました。そして私の住んでいる取手市では、福島県内から避難されている皆様にお会いしたのです。ふるさとから強制的に離れなければいけない、故郷へ早く帰りたいと希望されている方もおり、避難者と思われるのが嫌で人目を避けて生活したいとおっしゃる方もいらっしゃいました。

 

また、私の出身地でもある会津地方は、震災直接の被害は少ないといわれておりますが、『福島県内』というくくりの為に、観光や農業が落ち込んでいるのも見受けられ、それらに従事されている方からは、事業を続けていくのも大変だということもお聞き致しました。地元に戻った時も活気がないと感じることも多々ありました。これはもちろん、会津地方に限らず、福島県内全体の事だと思っています。

 

 

昨年取手市民会館で開催され、

会場満員の1000人が参加した『感謝と祈りの集い』


当初は、取手近郊に避難されている福島県民が集まる機会を作るところからスタートされました。そこから、取手市民ボランティアの皆様も一緒に交流会を行い、避難者と支援者の交流の場となったのです。私自身会に参加するようになってまだ1年と浅いですが、皆様は5年間この活動を続けておられます。

 

「出演者それぞれのふるさとへの思いが強く伝わり感動した」「3月11日にこういうイベントに参加することで震災を思い出すきっかけとなった」「被災地で津波の被害に遭い、この日は嫌な事を思い出してしまうのが嫌だった。音楽を聴くことで嫌な事を思い出さなくて済んだ」など、それぞれの立場からのご意見が寄せられました。故郷を離れた知らない土地で、同郷の方との交流の機会が持てるというのは何より心の支えになったというご意見も多く聞きました。また同じようなイベントをやってほしいという意見はとても多かったように思います。

 

 

 

『避難者』なのに…

 

茨城県内では、市営住宅や県営住宅、仮設住宅などにお住まいだったり、また家などを購入され新しい土地での生活をスタートされている方がいらっしゃいます。4月には南相馬市の立ち入り禁止区域が解除されるために、故郷に戻られる方もいらっしゃいます。避難してこられた方の多くは、自身が『避難者』だということを表に出したくないといいます。『避難者』なのに新しい車を買った、家を購入した、多額のお金をもらっているのだからそういうことができる。周りの人の中にはそういった見方をする方もいる為、大変肩身の狭い思いをされている方が多くいらっしゃいます。福島ナンバーというだけで卵をぶつけられたという話や、必死に働いて購入した車が、何者かによってぼこぼこにされていたという話もお聞きしました。

 

5年の間、いろいろな情報が交錯し、『原発からの避難者はどうせたくさんお金をもらっているんだろう』『働かなくても税金で生活できるからいい身分だ』などと、極端な意見が表に出てしまい、実際に避難者の皆様が人目を気にしてしまい生活しにくい環境になっているのが事実です。避難者の中にもごく一部、マナーが悪く、地域の方々に迷惑をかける方もいらっしゃいました。そういった部分のみが目立ってしまい、『避難者は傲慢な態度をとる』と思い違いしている住民の方もいらっしゃいます。実際のところは、早く地域に溶け込んで新しい生活を送って行きたいと思っている方のほうが多いです。

 

取手市民と、避難者の方との交流の場『取手・南相馬・双葉・浜通りの集い』

 

多くの方が『避難者』ということを隠して

ひっそり暮らしたいという方が半数以上であるのが事実です。

 

取手市民の方でも、取手市に福島からの避難者がお住まいになっている事を知らない方が大多数です。まずこのことを知っただけでも『そういう方たちの役に立ちたい』と声を上げる方が多くいらっしゃいます。まずは現実を知ることから始めなければならない状況です。

 

 

被災地を支援したいと思う方が多い中、何ができるか、何をすればいいかわからない方が多いことに気が付きました。震災からもうすぐ5年、今必要な支援や被災地の現状を知ることが最も大切だと思っております。東日本大震災の犠牲者の鎮魂、被災地の現状を知り、被災者の皆様の感謝の気持ちを伝えること、被災地で活動するアーティストをお招きして音楽を通して伝えてもらう、ということを織り込んだコンサートを年に一度開催していきたいと思っております。

 


避難されている福島の方は茨城県内にも3000人ほど。

被災者と支援者の相互理解を図る機会は、これからもずっと必要です。

 

震災からもう5年。避難生活を続けておられる方と、住民の皆様との心の行き違いというものをよく耳にします。関東では、震災の事を忘れている方も多くいらっしゃいます。しかしながら、復興はまだまだかかり、被災者の皆様の心のケアなどもますます必要となってくることと思います。東日本大震災のような未曾有の災害が起こりうる可能性がある今、この震災を忘れす教訓にし後世に伝えていく。そして同じ日本人同士であるのだから、できるだけ多くの方が被災地に関心を持って支援を続けてくださるようになることを願って、このプロジェクトを続けていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします!

 

 


 

 

◎出演者サイン

◎メッセージ入りオリジナル赤ベコ(小・大・特大)
◎サイン入りCD 

 ~未来へ~(鈴木ミチ)
 ひだまり(大内あゆみ)
 夢ふたたび(SCREEN)