
寄付総額
目標金額 4,500,000円
- 寄付者
- 344人
- 募集終了日
- 2019年4月26日
川崎宇宙探査イノベーションハブ副ハブ長からの応援メッセージ
皆さんこんにちは。国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)研究開発部門です。
本日は、これまでにない新しい体制や取組で宇宙探査の研究等を推進している部署である「宇宙探査イノベーションハブ」より、川崎副ハブ長に今回の取り組みに関する応援メッセージを頂きましたのでご紹介します。

©JAXA
――現在検討されている新たな探査方法について教えてください。
宇宙探査イノベーションハブでは、宇宙探査に日本発のGame Changing技術を開発して、これからの宇宙探査の在り方を変えると同時に、得られた技術で宇宙だけでなく地球上の私たちの生活を変えるような研究開発を行っています。
これまでの、日本の宇宙探査は、諸外国に比べて予算や人員などのリソースが限られている中で、宇宙科学研究所を中心に、古くは小田稔先生による「すだれコリメータ」によるX線天文観測や、最近では今話題のはやぶさ2のイオンエンジンや小惑星からのサンプルリターンミッションなど、世界をあっと言わせるような、まさにGame Changingとなる成果を出してきました。
これからの宇宙探査は、国際宇宙探査で議論されているように、月や火星などの天体上の探査活動が次の目標となっています。また、その先に描かれる月面有人拠点のような未来を現実のものとするためには、JAXAだけでなく、民間の皆さまがお持ちの世界最先端の技術を駆使して新たな技術開発が必要となります。
なぜなら、月や火星には重力や地面、水や岩石などどの利用可能な資源がありますが、これらの利用技術は、地球上で使われている技術の延長線上にあるからです。
宇宙探査イノベーションハブでは、将来の月面や火星表面上で人類が活動するために必要となる探査技術を、世界に先駆けて民間や大学の皆様と共同研究を行い、得られた成果は宇宙での応用の前に、速やかに地球上でマーケットインさせて新たな産業創出、すなわちイノベーションを起こそうとしています。
2015年からの4年間で86社,40の大学・研究機関が共同研究に参加してくださっており、76研究テーマを実施してきました。具体的な成果も生まれつつあります。
(詳細はhttp://www.ihub-tansa.jaxa.jp/を参照ください。)
©JAXA
▼図 宇宙探査イノベーションハブ(TansaX)の理念
(宇宙探査と地上のデュアル・ユ―ス)

©JAXA
――今回研究開発部門が新たに取り組む技術に期待することを教えてください。
今回皆様からご支援を頂いているワイヤレス電力伝送技術ですが、宇宙探査イノベーションハブの関係者からも非常に注目されています。これからの宇宙探査におけるGame Changing技術の一つとして、複数の小型探査機により、機能の分散や協調を行って、広範囲の未踏領域を一気に探査する手法を検討しています。
例えば、親探査機にInt-Ballのような小型探査機を数十個搭載して、これをばら撒くことで10km×10km四方の表面探査を行うアイディアですが、まだどの国も実現していません。
その小型探査ロボット、私たちは昆虫型ロボットとか呼んでいるのですが、このInt-Ballでの実証で得られる技術はその実現に向けて非常に重要な技術となります。
特に、ワイヤレス電力伝送技術は昆虫型ロボットが長時間活動するためには必須の技術になりますので是非成功させてほしいと思います。
また、地上においても建設現場や災害被災地において、ドローンなどの小型ロボットを用いて地形データの取得や建設状況の監視などに使いたいというニーズがあります。
Int-Ballで実証される技術は、宇宙だけなく地上でも役に立つと思いますので、宇宙探査イノベーションハブで目指している宇宙と地上の両方にイノベーションをもたらすと思います。
将来的には、もっと小型の昆虫型ロボットや、火星での翅をもった飛行ロボットとか、ワクワクするような探査機が実現できるといいですね。

©JAXA/NASA
――最後に、このページをご覧くださっている皆様へ一言お願いします。
あっという間に目標額の2/3に達したとのことで、皆さまのご支援に心から感謝いたします。これからの宇宙開発は、宇宙関係者だけが満足するだけでは国民の皆様のご支援は頂けないと思います。ワイヤレス電力伝送技術の開発やInt-Ballでの実証を通じて宇宙開発の難しさや面白さを共有していただければと思います。
また、これからの宇宙開発は、先に申し上げたように、様々な分野の皆さま、民間の皆さまの参加が無くては成り立ちません。宇宙開発はJAXAだけのものではありません。もし、JAXAも気づかないようなアイディアをお持ちの方はどんどん提案をお聞かせください。
今回のプロジェクトをきっかけにして、皆様と一緒に、ワクワクするようなプロジェクトをどんどん生み出していきましょう!

©JAXA
川崎 一義
宇宙探査イノベーションハブ 副ハブ長
ギフト
3,000円
お気持ちコース
■ お礼のメール
■ ワイヤレス電力伝送技術レポート(PDF)
■JAXA HPにお名前掲載(希望者)
■受領書
- 申込数
- 116
- 在庫数
- 予定数終了
- 発送完了予定月
- 2019年12月
10,000円
【“身近な宇宙開発”の実現へ】応援コース
■ JAXA開発チームから感謝状
・お礼のメール
・ワイヤレス電力伝送技術レポート(PDF)
・JAXA HPにお名前掲載(希望者)
・受領書
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 予定数終了
- 発送完了予定月
- 2019年12月
3,000円
お気持ちコース
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10,000円
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