台風被害にあったフィリピン貧困地域に学校を建てたい！！

Readyforを通じて、学校建設プロジェクトに応援、ご協力下さっている皆様、本当にありがとうございます！

今日は、教室設置予定の学校の校長先生から、みなさまに感謝のメッセージと写真が届きましたので、お届けします。

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2013年11月8日は、今でも忘れられない日となっています。それは、フィリピンを襲った超大型台風「ハイヤン（ヨランダ）」が私たちがいるここレイテ島のオルモック市内のコミュニティにもやってきた日だからです。台風によって家屋、学校、病院、その他の建物は屋根が吹き飛んだり、破壊されたりしました。中には跡形もなくなってしまった建物もありました。

当時はここに住む全ての人々が無力感でいっぱいになり、家を失い、食べ物がなく飢えていました。本当にあの台風は悲劇で、人々は何から手を付けたらよいかわからずにいましたが、それでも、希望を失わずにいられたのは、子どもたちの存在と皆さんのように手を差し伸べて下さる人々の愛があるからです。

早いもので、あれから2年が経ちました。被災したこの地域でも多くの方たちの助けによって、また、自分たちで立ち上がろうという気持ちから、人々は徐々に元気を取り戻し、子どもたちは学校で学べるようになっています。しかし、完全に復興したわけではありません。気持ちとしては、前向きになっていますが、学校の機能を考えると、教室や教材が足りないという状況がいまだにあるからです。質の良い教育を子どもたちに提供するにはまだ不完全な環境にあるのです。

しかし、そんなときにとても嬉しい一筋の光が私たちにもたらされました。それは、日本の皆さんがこの学校の教室の建設のためにたくさんのご協力をしてくださっていることがわかったからです！本当に嬉しく、感謝の気持ちしかありません。学校に通う子どもたちや、教員一同、感激し興奮しています。今は低学年の生徒が教室を分け合って使っていますが、教室が一つ建てられれば、学年ごとに授業をもつことができ、子どもたちにしっかりと授業を提供することができるでしょう。

日本からの温かい気持ちとご支援に本当に感謝申し上げます。これは学校に通う生徒や教員だけでなく、この地域にいる自治体職員一同、そして、生徒の両親などコミュニティにいる人々すべてにとって明るいニュースで、みなさんからご支援頂けることは本当に幸せです。

生徒たちは毎日学校での学びを楽しんでいます。小学校に通う子どもたちの様子を感謝とともにご報告いたします。

ご支援、本当にありがとうございます。
 

学校長　マリア・サルバシオン

（学校長と子どもたち）

歯磨きの大切さと歯磨きの仕方についての講習を子どもたちに行いました。