【パイプオルガン解体ショー】

今回のオルガンスタジオのために、数ヶ月かけて大きな大きなオルガンを解体、運搬、組み立てをしました。

このようなパイプオルガンの移設はめったにお目にかかれません！ので、その過程を一部お見せしたいと思います。

 

＜解体前のオルガン。一軒家の半地下のお部屋です。＞

 

＜本体横大外からパイプを外し始めました＞

 

＜本体の裏側に回り込んでの作業中＞

 

＜パイプが立っている土台を外しました。１本１本に空気を送る穴が見えます。＞

 

＜オルガンの中心部分に入り込んでパイプを外しています。＞

 

＜約700本のパイプを１本１本丁寧に緩衝材に包み、ぶつからないように慎重に梱包していきます。＞

 

＜内部の構造を潜り込んで外していきます。もうほとんどのパイプは全て外されています。＞

 

＜それぞれの鍵盤に繋がるトラッカー等を丁寧に外していきます。＞

 

＜ストップも１つずつ丁寧に外していきます。＞

 

＜だいぶ部品がなくなってきました！＞

 

このようにしてココペリオルガンは解体されました。

今回の作業は朝から晩まで７名で作業して、実質丸5日くらい掛かりました。

更にこの後トラック２台で解体した部品を運び、搬入する作業に丸1日掛かりました。パイプオルガンの移動は、専門家にしかできない上に、費用も労力もかかる非常に大変な作業なのです。それがパイプオルガンを一般的なものにする為の障害にもなっています。

そしていよいよ組み立て作業に入るのですが、そちらは次回に。